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大塔宮曦鎧(その1) 

文楽夏休み公演では、5年前の東京公演以来の

    大塔宮曦鎧

がかかりました。
実は、東京公演の時、文楽ファン仲間の方がプログラムを送ってくださいましたので、かろうじてその内容を知ることができました。
このたび大阪で再演され、私も拝見しました。
まず、その概要を記しておきます。
護良親王(1308~1335)は醍醐天皇の皇子で天台座主になった人。大塔宮(「だいとうのみや」「おおとうのみや」)と呼ばれます。
この演目は享保八年(1723)二月竹本座初演。近松が亡くなる前年ですね。竹田出雲、松田和吉の合作で近松が添削したのだとか。
復曲されたのは、三段目の斎藤太郎左衛門のくだりで「六波羅」と「身替り音頭」。
平成23年に復曲されたものだそうで、野澤錦糸さんと竹本文字久大夫さんのご尽力があったようです。
平成24年3月23日には東京の伝統芸能情報館で一般に公開され、文楽素浄瑠璃の会でも上演、そして翌年に人形入りで復活されたのでした。最近の上演は明治25年(1892)だったそうで、

    121年ぶり

とのことでした。
一度廃れたものをなぜ復曲するか、面白くないから廃絶したのなら単なる骨董的価値しかないのではないか、そういう不安もあったかもしれませんが、たとえばあの『女殺油地獄』が今や文楽に欠かせない演目になったことを思えば、安易に現代には受け入れられないと言い切れないように思います。

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2018文楽夏休み公演千秋楽 


例年に増してひどい暑さの中でおこなわれた文楽夏休み公演は千秋楽を迎えます。
珍しい大塔宮の上演がありました。今後も再演できそうな感じがするのですが、いかがでしょうか。
来月は東京で
第1部
良弁杉由来(志賀の里、桜の宮物狂い、東大寺、二月堂)
増補忠臣蔵(本蔵下屋敷)

第2部
夏祭浪花鑑(住吉鳥居前、内本町道具屋、道行妹背の走書、釣船三婦内、長町裏、田島町団七内)

という番組です。
大阪は晩秋までご無沙汰です。

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第42回だしまきの夕べ 

昨夜、文楽の終演後、というか、途中からというか、だしまきの夕べが開催されました。
ゲストとして人形遣いの吉田玉誉さんにおいでいただきましたが、この方の場合、ゲストなのか常連さんなのかわからなくなってきました。
やたけたの熊さんとはもうツーカーのお友だちですからね。
そうそう、玉誉さんというと、先日ラジオに出られたそうで、文楽をやめていた時期のこととか、復帰された事情とかいろいろお話しになったようでした。そんなことも話題になったのでしょうか・・・。

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文楽夏休み公演初日 

本日、文楽夏休み公演が始まります。
猛暑、酷暑の日々ですが、演者の皆様、ご奮闘ください。
この公演では、

    大塔宮曦鎧

が話題ですね。

全体の番組は次のとおりです

第1部 【親子劇場】 午前11時開演
瓜子姫とあまんじゃく
解説 文楽ってなあに?
増補大江山(戻り橋)

第2部 【名作劇場】 午後2時開演
卅三間堂棟由来(平太郎住家より木遣り音頭)
大塔宮曦鎧(六波羅館、身替り音頭)

第3部 【サマーレイトショー】 午後6時15分開演
新版歌祭文(野崎村)
日本振袖始(大蛇退治)

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玉助さんから 

四月、五月の二か月にわたって、襲名披露公演をこなされた五代吉田玉助さん。
私はこのお名前にかなり馴染んできましたが、皆様はいかがでしょうか。
不思議なもので、名前替え前後は何だか変な感じがするのですが、いつしか

    馴染んでくる

ものですね。
呂太夫さんももう英さんというお名前だったことを忘れてしまいそうになることがあります。
玉助さんはとてもきちんと襲名のご挨拶をされ、私も扇子や手ぬぐいをいただきました。
そして、公演がつつがなく

    千秋楽

となり、六月からは玉助のお名前で普段どおりに出演されています。
そんなお忙しいさなかに、玉助さんはまたまたご丁寧に公演の成功のご挨拶状をくださいました。
内容は型どおりのものですが、きちんとこういうことをされてこそ玉助の名にふさわしいだろうと思います。
玉助さん、改めておめでとうございます。

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