津国大夫さん
竹本津国大夫さんというと、何でもよくご存じの博学で、魚をはじめとする
食べ物への薀蓄
がすばらしいというのがまず頭に浮かびます。たしか、包丁さばきも素人離れしていらっしゃるはず。
とにかくお話しが面白く、あふれるような知識をお持ちです。生玉さん近くでお話をしていた時、生玉神社と言うのは・・・と話し始められると、同席していた人がびっくりされるくらい古いお話をついこのあいだのことのように話されました。
もちろん義太夫節についても極めてお詳しいわけです。もちろんお使いの
床本は自筆
で、かなり巧みにお書きになります。
張りのある声、真っ直ぐなお人柄。
若手、若手と思っていた、そんな津国さんも、しかし来年は還暦になられます。![]()
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- [2008/10/03 00:00]
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最近見ない演目 (2)
十一月に久しぶりの
八陣守護城 (はちじんしゅごのほんじょう)
が出ます。「最近見ない演目」としてこの作品を取り上げようと思ったのは数ヶ月前なのです。
で、ぐずぐずしていたら十一月に上演されるというので、もう書かなくていいかな、と思ったりしたのですが、自分自身の覚書としてやはり書いておきます。
初演は201年前です。十一段続きの壮大な時代物ですが、今回は「浪花入江」から「正清本城まで」の限定上演ですね。
前回の上演では「門前」「毒酒」もありました。
小田春永没後、天下をわがものにしようとする北条時政は表面上は春永の嫡孫春若君を後見しています。
春若を将軍にするための勅使が訪れますが、春若は急病で、守り役の加藤正清が応対することに。
そんな中、恋しい主計介(正清の子)をみつけた雛絹が言い寄ります(例によって女性が言い寄るんですね)が、雛絹に横恋慕する鞠川玄蕃に不義者と咎められます。
しかし時政の計らいで二人は許されます。
その時、時政が苦しみ出して、正清と共に勅使を迎える役を森三左衛門に託します。
ふたりの名代(正清と三左衛門)は勅使を迎え天盃をいただきますが、実はこの酒には時政が邪魔な正清を殺すために毒を仕込んでいました。
三左衛門はそれを知って盃をあおったのですが、それは時政をいさめるためでした。しかし時政はその諫言を耳にもかけず、三左衛門は切腹して果てます。
以上が前半の山場、「門前」から「毒酒」の概要です。
「門前」は5分ほどの端場ですが、「毒酒」は1時間あまりの変化に富んだ一場面です。![]()
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- [2008/10/01 00:00]
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すれ違い
文楽ですれ違いの話といえば、なんといっても
生写朝顔話
です。
深雪(朝顔)と宮城阿曽次郎(駒沢次郎左衛門)のロマンティックな出会いのあと、次々に訪れる二人のすれ違いの場面。
「宿屋」をじっくり聞いてみたいなぁ・・と思う昨今です。
文楽を見に行っておりますと、同じ劇場にいながらすれ違いになっていることがしばしばあるようです。
このブログで「昨日行っていました」なんて書きますと「私も行ってましたよ」という書き込みやメールをいただくことがあります。
これまでにもまゆみこさんやyayoiさんなどがそんな書き込みをしてくださっていました。
先日、東京に行った時は、cocoさんとはちらっとお会いすることができましたが、それだけで終わってしまいました。
あのひ(21日)はその日のうちに家に着けばよかったので、終演のあと余韻を楽しみたいなぁ、と思って
誰か知ってる人はいないかな?
としばらく劇場の内外でうろうろしていたのです。
でも、残念ながらどなたもいらっしゃらず、早めの帰宅を決め込んだわけです。![]()
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- [2008/09/30 00:00]
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風邪気味
せっかくこのところ体調がまずまずで、歩くことも全く問題なくなってきたというのに、昨日は朝から
風邪かな?
という感じでした。おととい、福祉活動から帰ってなんだか頭が重くて寒気もしたのですが、まあ寝れば大丈夫だろうと思っていたのです。
熱はほとんどないのですが、頭がフラフラ、鼻がグズグズ、からだ全体がだるくて冴えない日曜日でした。
さて、大学では授業の一環で
キツネ
の文楽人形を作ることになっています。
私が指導力がないので(なにしろ、工作のようなことはまるでダメなのです。まして、針仕事などとてもとても)困っていたところ、高校時代人形劇をクラブ活動でおこなっていた同僚が全面的にリードしてくれそうで、大助かり。
文楽のキツネと必ずしも同じ構造でなくても、同じように使えさえすればかまわないわけで来週か製作にかかります。![]()
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- [2008/09/29 00:00]
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催しへの参加
私の所属する
千里金蘭大学人間社会学部
では、福祉コースと文化表現コースの協働で地元のさまざまな施設を訪問してまいりました。
今年も障害のある方々のためのボーリング大会のあとの催しに参加してまいりました。
もうこれで
4年目
になります。
私自身、障害者ですのでとても親近感があり、私なりに大事に思ってきた催しです。
何度かこのブログにも書いて参りましたのでご承知くださっている方も少なくないとは思うのですが、文楽人形を持って、学生が未熟ながら動きをご披露するものです。
プロの人形遣いさんとは桁違いながら、とにかく
一所懸命
が取り柄の活動です。
今年はこのブログにも時々顔を見せてくれる「もいか」さんをはじめ、4人の学生が出演しました。
文楽人形なんて大学に入るまで触ったことはもちろん、見たこともない学生ばかりが、それなりに稽古をして皆さんに楽しんでいただこうというわけです。
さぞかしへただろう(笑)と思われるでしょうが、これれがなんと、なかなか絵になるのですからすごいものです。
稽古する学生たち![]()
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- [2008/09/28 00:00]
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