十色会初日 

昨日は十色会の第一日。
大阪天満橋のドーンセンターでの上演。この会場は今やすっかりおなじみになりました。
あふれんばかりのお客様。
顔なじみの方々もたくさんいらっしゃいました。
みなさん、お目にかかれて幸いでした(yayoiさんはつめ人形での防犯のお仕事で残念。うまくいきましたか?)。
師匠方、先輩方も稽古からお付き合いになって本番も。
さて、今日の舞台は…。

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天皇と文楽 

「4月29日は何の日?」
と問われて、

    「天皇誕生日」

を思い出す人はどんどん減っていきますね。
もうすぐ平成生まれの大学生が出てくるんですからね。
ところで、天皇って、どれほど芝居を見ているのでしょうか?
平成13年2月に「国性爺」を観劇されましたが、やはり頻繁にというわけにはいかないのでしょうね。

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芸名(2) 

現在の人形遣いさんの芸名は

    吉田 と 桐竹

の二つだけ。ひょっとすると、近く

    豊松

が復活するかもしれない、というところでしょう。
しかし、江戸時代にはずいぶんさまざまな姓があったようです。


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伝統芸能演習(2) 

またまたおこなわれました。
千里金蘭大学人間社会学科名物の

      伝統芸能演習

今回もお二人の人形遣いさんにおいでいただき、おっかなびっくりの学生が手取り足取りの授業を受けました。
さて、今日のお稽古は……


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迫る十色会 

本公演のあとも、文楽のみなさんはあれこれご活躍なさいます。
その中でも大きな催しといえるのが

        十色会

です。
十数年前のことを今でも思い出すのです。
場所は銀座のワインバー。
この会を始めるにあたって、リーダー的な存在であった(当時30代の)人形遣いさんが熱っぽく語っていたことを。

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芸名(1) 

芸名のことを断続的に書こうと思います。
やはり燕三襲名で、気になるテーマです。
現在の文楽技芸員の芸名の姓は、

 太 夫  竹本、豊竹

 三味線  竹澤、鶴澤、野澤、豊澤

 人形遣い 吉田、桐竹

ですよね。

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逆櫓の段切 

長かったような短かったような四月公演でした。
途中、少々体調を崩して、あまり頻繁には行けなかったのが後悔のタネです。
全体的に見て、やはり

    作品そのものの持つエネルギーの強さ

というか、名作は名作だけのことはあるという感を改めて抱きました。
「寺子屋」にせよ「桜丸」にせよ、

      『菅原伝授手習鑑』

は素晴らしいです。
『ひらかな盛衰記』も久しぶりなのですが、感銘を受けました。

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四月公演の話題(8) 

大阪公演が本日千秋楽を迎えました。
燕三さん

      ひとまずお疲れさま

でした。
時として、青ざめたようなお顔を拝見したような気がしています。
無理をなさっているはずなので、気が気ではありませんでした。
どんなに大変でも、お客様と接する時は笑顔、挨拶。
奥様や仲間のみなさんのご支援もありがたかったですよね。
なかなか休めないだろうとは思いますが、どうか大事になさって東京に臨んでください。

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近づく東京公演 

大阪公演も大詰め近しですが、文楽はこのあと十色会などをはさんで

      東京公演

が5月12日から始まります(千秋楽は28日)。
もちろん大阪に引き続き、鶴澤燕三襲名披露があります。
ひとまわり大きくなった新燕三が登場するでしょう。
しかし、私の楽しみはそれ以外にもたくさん。

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黄砂の影響 

文楽四月公演もあとわずか。
昨日(20日)の第二部に短時間でも行きたかったのですが、だめでした。
yayoiさんにもお目にかかれず、

        残 念

でした。
仕事では会議もあったのですがそれも欠席。
体調不良でいささか苦しんでいます。
いえ、耳の問題ではないのです。

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英語 

昨日ご紹介した“Dancing Times”をながめていて、思いました。

      英語ができる

というのはやはり重要なことかもしれない、と。
実は私は英語が苦手。
しかも

      相手の話を十分に聞き取れない

という問題もあって、本当に苦労します。

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Dancing Times 

イギリスのバレエ評論雑誌に

       “Dancing Times”

があります。
その4月号になんと!文楽が紹介されています。
筆者はバレエ評論家として有名で、日本語にも訳されている著書(こちら)をお持ちのバーバラ・ニューマンさんです。タイトルは

      Mechanics and Magic

最初のページを紹介しますと、こんな感じです。

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文楽仲間(2) 

このブログを通して、気分的には文楽仲間がずいぶん増えました。
「気分的には」というのは、まだご一緒したことがないからです。
そのうちに皆様にお目にかかりたいと願っております。
といいつつ、うっかり者の私は

      大事な友人をなくすかもしれません

この間の土日の二日間、学生時代からの友人が文楽に来ることを知っていながら(東京在住)、失念して行かなかったのです。
めいめいさん、失礼しました、見捨てないでください、とブログで謝っておきます。

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四月公演の話題(7) 

四月公演もあと一週間になりました。
襲名の華やかさは大いに結構ですが、物足りなさもいくらかあります。
今回の公演時間は昼の部(今は夜の部になっていますが)が
  寿柱立万歳   15分
  ひらかな盛衰記 98分(口上を含む)
  勧進帳     67分
    休憩を含んで約3時間40分
夜の部(今は昼の部になっています)が
  車曳      25分
  茶筅酒     35分
  喧嘩      15分
  桜丸切腹    52分
  寺入り     13分
  寺子屋     75分
    休憩を含んで約4時間15分
です。

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難聴に関する本 

少々疲れています。
何かと忙しく体力を使い、呼吸がつらく、歩くのも面倒です。
この一週間はそんな状態でした。
昨夜から今日にかけて9時間近く眠り、少しほっとしましたが、なかなか元気にはなりません。
耳も元気ではありませんが、なんとか歩んでおります。

今日は文楽の話題ではありません。
そう思ってきてくださった方々、ごめんなさい。

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四月公演の話題(6) 

燕三襲名の口上が終わると、住大夫さんは引っ込まれ、見台と三味線が出てきて演奏が始まります。
緊迫感ある咲大夫の語りに燕三が対抗します。やはり燕三の力はたいしたものです。
咲、燕三ともに、前半の

        「松右衛門内」

は人物の描き方が的確。後半の

        「逆櫓」

はとにかく激しい。興奮の坩堝です。

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四月公演の話題(5) 

さて、四月公演も今日から後半が始まりました。
燕三襲名の現場の話題です。

    『ひらかな盛衰記』「逆櫓」の段

の「中」が終わり、盆が回ります。
千歳大夫、清治のご両人にかわって登場するのは咲大夫、燕三。もちろん金屏風になります
あれ? 咲大夫さん、見台は? あれれ? 燕三さん、三味線は?
そうなんです。お二人は見台も三味線も伴わずに出てこられます。
そして、そのあとにもう一人の人物が。

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伝統芸能演習 

昨日(12日)午後、千里金蘭大学人間社会学部人間社会学科の名物授業のひとつ

      伝統芸能演習

が開講されました。
担当教員は「私!!」~~というのは形だけ。
非常勤講師として教鞭を執ってビシビシ(?)鍛えてくださるのは、文楽人形遣いの中堅技芸員さん。
どなたかは想像なさってください(写真にはボカシを入れておきます)。
今回は弟弟子(おとうとでし)のお二人とともに四月公演の休日を利用して指導してくださいました。

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チラシ 

開演前や休憩時間、ロビーにいるときの楽しみの一つは

      チラシを見ること

です。
今もいろいろと出ていますが、さしあたり、目前の

      

が注目されますね。

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四月公演の話題(4) 

クサンティッペやコンスタンツェのような妻を持った「偉人」もありますが、やはり

      よき配偶者に恵まれる

のは幸せなことというべきでしょう。
「功名が辻」の千代は賢妻の代表のように言われますが、文楽のような伝統芸能の世界ではやはり奥様の力は大きいと言わざるをえません。

今襲名披露をしている

      鶴澤燕三夫人

もほんとうによく尽くしていらっしゃいます。

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ブログの連歌 

今日は

  文楽のお話ではありません

そう思ってきてくださった方、ごめんなさい。
実は私の勤務する大学の、しかも私の所属する学部、学科のさらにその中のコースでもブログを作っています。
今ご覧いただいているブログの「リンク」に

    千里金蘭大学文化表現コース

とあるのがそれです。

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四月公演の話題(3) 

昨日はひどい黄砂で、夕方西の空を見ると

      太陽が真っ白

に見えました。なんだか奇妙な雰囲気でした。
でも、桜は美しく、入学式もあちこちでおこなわれているようです。
ぴかぴかの一年生という言葉が定着していますが、文楽の世界にも一年生がいます。

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四月公演の話題(2) 

この公演は鶴澤燕三襲名でにぎわっています。
一方の第二部の

    客席は閑散としています←閑古鳥

一昨日など埋まった席は半分以下だったでしょうか。
ところが、実は聴きものはこちらに多いのです。

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四月公演の話題(1) 

お待ちかね(誰も待ってない?)、四月公演の様子のご紹介です。
今月の話題はいろいろありますが、まずは

    六世 鶴澤燕三

の襲名でしょうね。
で、ご本人の演奏のご様子を客席から撮影するわけには行かないので、劇場内外の襲名関係の風景を。

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桜 

いよいよ桜が見ごろ。この週末は人出が大変でしょうね。
私の家(兵庫県)からは西宮・夙川公園、宝塚・花の道などが手近なのですが、大阪にも京都にも名所は数知れずあります。
関東地方の皆様、中部地方の皆様、中国地方の皆様、その他各地の皆様も

      うちの桜が日本一!

という自慢の名所がおありではないでしょうか?

文楽にも桜は欠かせません。


↑ひまな方はクリックしてみてください(笑)

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雨の中で 

昨日は久しぶりに

    憂鬱、落ち込みの一日

でした。
使用している補聴器の調子が最悪で、声はほとんど聞き取れず、かすかな機械音だけが鳴り響いている…。
そんな中での学生へのオリエンテーションでした。

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新しい本 

私のような仕事の者が受ける恩恵のひとつに、

    ご著書を頂戴すること

があります。
自分ではろくな研究業績もあげていないのに、他人様の立派な業績をいただくなんてもってのほかとは思います。
が、まさかお断りするわけにも行かずありがたく頂戴しています。
この一週間に二冊いただきました。
ひとつはある方の歌集。カルチャーセンター出身の方ですが、なかなか立派な歌集でした。

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新年度 

いよいよ新しい年度が

      実質的にスタート!

します。
今日は午前中は辞令式。
これはあらたに役職に就く方々や新任教職員など、異動のあった人だけの参加です。
私は何もないので午後からが仕事。
会社員のみなさんからご覧になると、学校の教員というのは暇なんだなと思われそうです。

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勧進帳 

今、文楽劇場で行われている公演のうち、

      勧進帳

はむしろ歌舞伎で有名です。
当代団十郎襲名の時、成田屋の弁慶に先代勘三郎が富樫、梅幸が義経だったように記憶します。
羽左衛門、先代幸四郎、先代松緑などの名演もありますが、今やあらゆる人が演じている演目という感じです。
歌舞伎はあまり詳しくないので、どなたかフォローしてくださるとうれしいのですが…。

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四月公演! 

大阪・国立文楽劇場で四月公演が始まりました。
申すまでもなく、

      六世 鶴澤燕三

襲名披露があり、なんともめでたい春でございます。
新燕三さんはたくましくも繊細な三味線で聴衆を魅了します。
これで息が詰む演奏スタイルもものにすれば素晴らしいと思います。
清治さんのような、清介さんのような、気合・気迫の感じられる時代物も聴いてみたいものです。

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