おつぎの番 

文楽は本日休演日です。
なにとぞ間違ってお出かけになりませんように。

さて、

      「夏祭浪花鑑」

の女性はそれぞれに見せ場があります。
なんといっても

        お辰

が圧倒的にすさまじいですね。「三婦内」で色気があるから磯之丞を預けられないといわれると、これならどうですか、と自分の顔に焼けた鉄弓を当てて醜くしてしまう。「惜しや盛りを散らせしと」退場する彼女はやはりその顔を隠していきます。

        お梶

は「住吉鳥居前」で張り合っている夫団七と徳兵衛の間に辻札を取って割って入ります。そして見事に徳兵衛を一喝。胸のすくような啖呵をきります。
団七と徳兵衛が解け合うのはこのお梶のおかげでした。

そして、もうひとりの

        おつぎ

も見逃せません。

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あかんたれ 

夏の公演もきょうで前半終了。
連日文字通りの熱演が続いています。
この公演全体を見渡しますと、母と男と夫婦がそれぞれ軸になっているようです。

第一部

    恋女房染分手綱 重の井子別れ

は激しいまでの母性の苦悩が描かれます。
重の井は政岡(伽羅先代萩)やお種(本朝廿四孝)などとともにわが子以上に大事にしなければならない「子」を持ちつつ、結局はわが子への思いゆえに血の涙を流します。

第二部

    夏祭浪花鑑

は男伊達の物語でしょう。女性の重要人物も登場しますが、彼女たちもまた気風(きっぷ)のよい、夫たちと硬貨の表裏をなすようなイメージがあります。
ただし、だからこそ彼女たちの女性としての魅力はむしろ増すのだろうと思うのですが。

第三部

    夫婦善哉

はいうまでもなく男女の物語。
「あかんたれ」の「ぼんぼん」である柳吉をどうしてここまで支えるのかという蝶子。
柳吉は蝶子がいやなのではありません。
放蕩せざるを得ない我が本性をもてあますかのような生き方しかできないまま中年になってしまいます。
昔、ミヤコ蝶々・南都雄二(ご存知ですか?)が『夫婦善哉』というテレビ番組をなさっていました。このおふたりも雄さんの浮気により離婚に至っただけになんとも皮肉で面白い番組でした。

大阪にはこの類の

    「あかんたれ」が脈々と居続ける

のでしょうか。

そういえば第二部にも磯之丞という「あかんたれ」がでてきますね。

かくいうも典型的「あかんたれ」です…。

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名前の魅惑 

「夏祭浪花鑑」の登場人物の名前はなかなか魅力的です。
なんといっても

    一寸徳兵衛(いっすんとくべえ)

「頼まれれば一寸もあとへは寄らぬ」徳兵衛です。
まさに男伊達の名前ですね。

    義平次

というのは皮肉な名前です。「義」などかけらほども持たない、団七の舅です。

女性では

    お辰

がその意志の強さやきっぷのよさを感じさせてくれるようです。彼女は「およね」や「おさと」では合いませんよね。

二枚目は「磯之丞」、美女は「琴浦」。

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お好み次第 

昼間、大阪に出ていました。
最高気温は34度くらいだったようですが、アスファルトの上は何度あったのでしょう?

      夏は熱いものに限る

と、昨日のカレーに続いて、今日はお好み焼きを食べました。
『夫婦善哉』の柳吉は、そういえばお好み焼きにもたこ焼きにも触れていませんでしたね。
関東煮、コロ汁、ドライカレーなど、熱いもの系統は多かったようですが。
お好み焼きといえば関西風とともに広島風が有名です。
以前広島に勤めていたのですが、勤務先の人がいきなり広島焼きに行こうといって連れて行ってくれました。

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カレーな一日 

いよいよ梅雨明けが間近なようです。
長かったですね、しかも本格的な梅雨でした。
こういうときはどうしても冷たい飲み物が欲しくなるのですが、今日は逆に

    カッカするようなカレー

を食べました。
逆にすっきりした感じです。
できることなら自由軒のドライカレーにしたかったのですが、今日は仕事で千日前まではいけませんでした。

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バレエな一日 

小学生のお稽古事です。
それでも一日引っ掻き回される大騒動です。
4年生の娘(先月のテレビに出ましたので、ちょっと有名人?)が昨日

      白鳥の湖

の「その他大勢」で宝塚バウホール(宝塚大劇場横)に出ていました。
オデットを踊るわけでもないのに、田舎から祖父(私の舅)が出てくるは、祖母(私の母)も足の怪我をおして出かけるは…。
私は結局、送り迎え役で、家と劇場(といっても数分ですが)の間を何往復したことか…。

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女優さん(?)来場 

昨日の文楽劇場。
夜の部の始まる直前にロビーにいました。
人形のT翔君がチケット売りのためロビーにいたのですが、なんとも美しい、

    女優さんらしき人と談笑

していました。
さすがはT翔君、お付き合いも広がってきたんだなぁ、と思いつつ、うらやましさと妬みでいっぱい。
で、ひがんでそっぽ向いていたら、

    あのう、藤十郎さんでしょうか?

と呼びかけられました。
目の前にいらしたのは、なんと!!たった今T翔君と話していた女優さんではありませんか!

    「は、は、はい、さ、さ、さようで、ご、ごじゃります」

と、歯をガチガチさせながらお答えしたのでありました。

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太夫さん(?)来学 

昨日のオープンキャンパスで、ちょっとユニークな受験生さんがやってきました。
個人情報は書きませんが、実は

      義太夫語りの経験者

でした。
仮にP子さんとしておきます。
P子さんは私の大学の入試案内を見て、文楽人形が載っているので驚いてわざわざ来てくれたようです。
わざわざ、といったのはお住まいがかなり遠いからなのです。
もし我が大学に来られるなら下宿しなければならない距離なのです。

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オープンキャンパス 

またまたやっております。
オープンキャンパス。
昨日(22日)と今日の2日間。
千里金蘭大学人間社会学部人間社会学科(どう考えても面倒な名前)では、さまざまな形で大学を紹介しています。
文楽人形は今回も受験生のみなさんの前に姿を見せ、元気に(?)愛想を振りまいています。

ところで、先日おこなった「なにわの野菜物語」で使った小道具を紹介しておきます。
本日のオープンキャンパス会場で人形と記念撮影しました。

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ハムスターを見ながら 

文楽のお話ではございません。

7月4日にハムスターが5匹子供を産みました。
いろんなことを思いますね、この3週間を見てきて。
まずは

    子供の成長のすさまじさ!

赤膚の虫のようなものが、今やすっかり「小型のハムスター」になっています。
母乳しか口にできなかったのが、ペレットも野菜もひまわりの種もむさぼるように食べます。
2階との通路のパイプを見事に上り下りして、回し車で遊び、水をボトルから飲み、ほぼ一人前ですね。
あと1ヶ月もしたら

      繁殖能力

もできるのだとか。
人間で言うと、3日で1年成長する感じでしょうか。
でも1年たったからといって人間の120歳というわけではありません。
事実うちのハムパパは1年5ヶ月にして父親になりました。

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初日は雨の中で 

今日の大阪の天気予報は雨のち曇り。
長い梅雨です。明けない梅雨です。
来週中には何とか明けるかなというところですね。8月まで続くなんて事はないでしょうね……。
昨日の気温が23度、今日は28度の予想、明日以降は30度を超えるかも。こんな激しい変動は体調にもよくないですが、皆さん、どうかつつがなく。
そんな中で今日

      文楽は初日

です。

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第3部の見どころ 

さて今日は、第3部の見どころをご紹介します。

久しぶりに「夫婦善哉」が出ます。
私がはじめてこの作品を見てからちょうど20年になります。

夜7時の開演というのは社会人目当てということなのでしょうね。
実は夏の公演は第一部はかなり入りがよくて第三部は閑散、というのが相場です。
何とかその状況を打破したいと、劇場もさまざまに工夫なさっているようです。
今年は文字久大夫さんによるお話から始まります。
親しみが湧いていいかもしれませんが、文字久さんはたいへんですね。
ある程度の台本は作ってあげているのでしょうね。

この作品の浄瑠璃原作者石濱恒夫さんによりますと、織田作之助は「ヒロポンを打ちまくり、ケッケッケ……と笑い飛ばし」という人だったそうですが、この「夫婦善哉」が出版され、広告の出た日に石濱さんは当の織田さんと会って「夫婦善哉」の店に行ったのだそうです。
当時の「夫婦善哉」の店は今と違って寄席の「花月」の隣にありました(今は水掛不動の隣)。今で言うと「四海楼」さんあたりでしょうか。劇場にお越しの節は、近所ですからぜひお立ち寄り下さい。

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オオボケ連発 

このところ、おかしいです。
オオボケしています。
先週の水曜日、前期最後の授業なので、試験をします、といっていたところ、間際になって学生から

    来週もあるんですけど

と言われ、大慌てで訂正。「では来週にします」。
で、今朝試験だと思って大学に行こうとすると学生から

    大雨洪水警報出ています

とメール。
これは大変。オオボケできないぞと思って学生にメールをまわして今日は中止!と連絡。
するとある学生から

    休講は暴風警報だけですけど

と返事が。

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第2部の見どころ 

今日は夏の公演の第2部について書きます。
今、ご近所の松竹座では

    坂田藤十郎襲名披露

が行われており、「夏祭浪花鑑」が出ています。もちろん山城屋の団七です。
そして文楽でもこの第二部は同じ演目。
いやぁ、やはりこの演目だけは夏の大阪で見るのが最高ですね。
まだご覧になったことのないかたがいらっしゃいましたら、ぜひどうぞ。
楽しめること疑いなしです。
侠客というのは、義理にも友情にも厚いもの。
団七九郎兵衛はまさにそういう男。
そして、彼を取り巻く一寸徳兵衛、釣船三婦、お辰、お梶、おつぎなど、気分がすっとするような男たち、女たちです。

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藤田嗣治 

今、京都の国立近代美術館で

藤田嗣治(1886~1968)展

が行われています。
生誕120年を記念したこの展覧会は、これまでのものがやや彼の全体像を見るには物足りないものであっただけに、しっかりと作品から彼の実像を見極める絶好の機会と言えるかもしれません。
私はお絵かきは大の苦手。そもそも美術には疎い人間ですが、大いに楽しみにしているのです。

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第1部の見どころ 

文楽の7・8月公演が21日から始まります。
それに先立って、私なりの見どころ紹介をいたします。
まず第1部。
毎年

      夏休み親子劇場

と題して、小中学生には特別料金イヤホンガイド無料おみやげ(過去の例は下敷き、メモ帳、クリアファイル、うちわなど)という大サービス。
そのため熱心な子どもたちがつめかけ、ほぼ親が同伴しますから「大入り!」になります。
これまでは「孫悟空」「酒呑童子」「膝栗毛」などが多かったのですが、今年は「戻り橋」に加えて「重の井子別れ」を上演するそうです。
この番組構成パターンは鑑賞教室と同じとも言えるでしょう。
派手なものを前において、解説があって、古典の名作。
これがどう出るかが楽しみです。

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食欲 

夏が好きでたまらない、という方もありますが、私は苦手なのです。
血圧が低く、とにかく元気が出ません。
低いときは

      85-50

なんてことがあります。100を越えたらバンザイ、というありさまです。
食欲もないですね。
アルコール欲もこのところ少ないです…。
三食欠かさないようにはしているのですが、実は一番食べにくいのが昼なのです。
以前は夏になると激ヤセしていました。
もともと太いほうではないのに、3キロくらいすぐ痩せちゃうんです。
でも・・・・最近それがなくなりましたね。
なんだかんだといっても、やはり無駄な脂肪はついているのでしょう。

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総括 

何なのでしょう、この

     蒸し暑さ!

汗が出ているのに落ちずに額にとぐろを巻いているような感じ。
昨日は大阪が32度を超え、神戸も31度に達したそうです。
今日は大阪33度!神戸は30度(神戸はいくらかしのぎやすいのです)。
生まれたばかりのハムスターもかわいそうな気がします。

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2年生も発表だ! 

先日、私の所属する大学の3年生が「なにわの野菜物語」という創作文楽を上演したことをお伝えしましたが、2年生もまだよちよち歩きながら文楽人形の勉強をしています。
その成果を昨日発表会として学内で披露しました。

今回は

  立つ  座る  歩く  横になる(眠る)  立膝
  姿見  物に飛びつく  髪を整える


などの勉強をしましたので、それらの動きを組み合わせた台本を作って、先輩たち、教員の皆さんに見てもらったのです。
人形がバレーボールをしたり、目覚まし時計を止めたりする場面もありました。

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素浄瑠璃あれこれ 

文楽は人形浄瑠璃。
義太夫節に人形の動きが加わった演劇です。
しかし、

    素浄瑠璃の楽しみ

もまた捨てがたいものがあります。
私は耳が健康であった頃は、素浄瑠璃と聞けば飛んで行きました。
文楽の方々による公演、女義さんによる演奏も楽しみでした。
最近ちょっとつらくなっているのですけれども…。
ある程度文楽になじんでこられた方々はどうぞ素浄瑠璃にもお運びください。
私は今なお大阪島之内教会で聴いた亡き緑大夫さんの「熊谷陣屋」を思い出します。
というわけで、いくつかの情報を。

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休日の手紙 

私には「研究日」という名の「お休み」があります。

    週休2日プラス1日

が自由にできる日です。
といっても大学に行くことが多いのですが、授業もなく、自分のしたいことができるのです。
今日は先週土曜日(「野菜物語」の日)の「代休」を決め込んで出勤しません。ま、私が休んでも誰も気がつかないと思いますし(笑)。
で、こういう日はどんなことをしているかというと…。

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前期最後の週 

昨日は少し本を読んだだけで、何もせずに過ごしました。
こんな感じの一日でした。

 7時  起床
 7時  寝なおす
 9時  起床
 9時  朝食
 10時  読書、雑用、ぼんやり
 13時  昼食
 14時  昼寝
 16時  起床
 16時  寝なおす
 16時半 起床
 17時  ぼんやり
 19時  夕食
 20時  読書、ぼんやり
 23時  入浴、就寝  

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野菜物語 

千里金蘭大学人間社会学部文化表現コース3年生が、創作文楽人形劇

    なにわの野菜物語

を上演しました。
昨日、大学内でおこなわれた「なにわのスローライフ」という特別講座の中で、この2ヶ月あまりの研究の成果を発表したのです。
台本・広報指導はA教授、音響・大道具指導はI教授、小道具指導はH助教授、演技・演出指導は吉田勘弥講師。
しかし、なんといっても最終的には全部学生がやってのけたのです。

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私が野菜を作ります、とお染は言う

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すべてまるく収まり、めでたしめでたし

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夏の星 

何だかんだといいながら、やはり「七夕」を意識してしまいます。
大学内の人には知られているのですが、私、星がすきなのです。
もっとも完全なしろうとですから、そんな巨大な望遠鏡を持っているわけでもないし、知識も全然ありません。
ただ、夏ならアルビレオ(白鳥座)を眺めたり、田舎へ行って天の川を楽しんだり、という程度のことです。

  空も名残と見上ぐれば雲心なき水の面
  北斗は冴えて影移る
  星の妹背の天の川


曽根崎心中のこの一節は、だからとても好きなのです。

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ああ旧暦 

旧暦(日本の場合、太陰太陽暦)は合理性に欠ける面があると思います。
なんたって、

      閏月

なんていうのがある。
一年が12か月だったり13か月だったりするんですから、やっぱり困りますよね。
小の月は29日、大の月は30日。昔は31日なんていうのはありません。
だから一年は354日くらい。当然19年に7回ほど閏月をはさむ必要が出てきます。
しかし、年中行事は旧暦で作られていますから、やはり現在の太陽暦に当てはめてしまうのは無理がありますね。
「新春」といっても真冬だし、「桃の節句」の3月3日には桃は咲かないし。

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疲れ、ピークに 

大学の授業はあと一週間ほどで終わり。私は14日までです。
梅雨の末期という気候のせいもあり、また、それ以外にもいろんなことが積み重なって、かなりくたびれています。
今週は土曜日に催しがあるため、学生が一生懸命稽古しており、私は

      何をするわけでもない

のですが放っておくわけには参りません。
ついつ稽古に最後まで付き合ってしまいます。
実は、文楽の人形遣いさんが、まったくのボランティアで演出指導をして下さっていて、学内は大きな盛り上がりを見せています。
たった15分のために心血を注いでみんながひとつになっている感じがします。

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口上 

文楽の舞台で最初に声を出すのは、なんと

    人形遣いさん!

といっても口上ですが。
今は吉田文司さん、吉田玉英さん、吉田勘緑さん、吉田清三郎さんが交代で担当しています。

訂正します!このほかに吉田勘市さん、吉田玉佳さんも加わっています。

文司さんは鋭角的でよく通る声。玉英さんはいかにも誠実な印象。勘緑さんは素朴な感じ。清三郎さんは少しけだるそうな雰囲気を持っていると思います。
それぞれ特徴があっていいですね。
みなさん、お好みはありますか?


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作十郎師匠 

文楽人形遣いの

      吉田作十郎師匠

が亡くなりました。
ついこのあいだ喜左衛門師匠をお見送りしたところなのに、なんということでしょう…。
作十郎師匠はすでに引退なさっていましたから、若い文楽ファンの方はあるいはご存じないかもしれません。
同世代に玉男、勘十郎というすぐれた立役があり、作十郎師匠はやや陰の存在という感じでした。

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文楽の男(1) 

文楽にはさまざまなタイプの人間が出てきますが、近松の世話物に登場する二枚目というのは、本当にどうしようもない男たちです。

○奥さん、子供をほったらかして廓通いをして、その遊女の深い悲しみも理解
 できない治兵衛(『心中天網島』)
○友人と思っていた人間にだまされて、自分の金でもないものを貸して、遊女
 を巻き添えに心中した徳兵衛(『曽根崎心中』)
○忠告してくれている友人の気持ちを理解できずに、他人の金に手をつけて、
 遊女と逃げたあげく逮捕される忠兵衛(『冥途の飛脚』)
○親の情愛や隣人の理性に満ちた忠告を受け、それらをわかったような顔をし
 ながら結局殺人を犯す与兵衛(『女殺油地獄』)

等々、なんとも情けない男たちです。与兵衛のみ悪役的ですが、彼もまた白塗りの二枚目であることには違いありません。


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お得なチケット 

夏の文楽公演は恒例の三部制です。
そのうちの第3部は「夫婦善哉」
この演目にちなんでちょっとユニークな割引があるそうです。
一等席は普通に買えば4,600円です。
ところが、これが3,000円になるという割引。
という言い方は正確ではありません。
二人で6,000円と言うべきでした。

当日券で、先着30組(60席)限定ながら、2人6,000円の

     めおと(ペア)割引

が発売されます。

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