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長身 

気がつくと子供の背丈が大きくなっています。
今、私の家では

  私       184cm
  長男(高1) 174cm
  長女(中3) 164cm

と、見事に10cmずつの差があります。
しかし、数年後には私がいくらか縮んで、長男に追い抜かれているかも(笑)。
私は高校1年生の頃は170cmくらい。2年生あたりからぐっと伸びて、父と兄(二人とも170cm)を抜いて、大学時代も伸び続けたのです。
それだけに、長男の将来が思いやられます(笑)。

文楽で長身といえば

  咲甫大夫、簑一郎、幸助、玉若

といった皆さんが思い浮かびます。
太夫さんはともかく、人形遣いさんの場合足遣いのころは大変でしょうね。

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血圧上がる! 

低血圧の人は夏は苦手なのです。
私も全くその通りで、今、ちょいとばてております。
朝起きると、だるく、昼はほぼ確実に昼寝をしたくなります。

よくぞ夏休みのある仕事に就いたものだと思います。
休めない低血圧の皆さんは大変だろうなと申し訳ない気持ちにもなります。

この夏、平均気温の一番高かったのは

    大 阪

だったそうですね。多治見も熊谷もなにするものぞ、熱帯夜の多さで大阪の平均気温は

    30.1度

だったとか。
大阪にお住まいの皆様、お見舞い申し上げます。

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陸上 

今大阪では世界陸上が開催されています。
昨日、大阪市内を歩いていると、いかにもたくましい黒人女性のグループが楽しそうに歩いていました。
あまり詳しくないのですが、おそらく出場選手なのでしょう。

かつてはこういう催しがあっても、日本選手は出場するだけ、あっさり予選敗退を繰り返すばかりでした。第一、身体の強さが違っていました。
ところが今は栄養も良くなり、トレーニングの方法も進歩しているからか、日本人でもずいぶん立派な体格の人がいます。
瞬発力ではとても世界に通用しないと思っていたのですが、短距離でもいい選手が増えています。
昭和40年ごろ、

    飯島秀雄さん

という短距離(100m)の、世界に通用するランナーがいらっしゃいました。
この人後に野球選手(ロッテ・オリオンズ)になるという経歴の持ち主で、盗塁専門ということになっていました。ところが、盗塁技術は似て非なるものだったのですね、思ったほどの活躍はできませんでした。Wikipediaによりますと、3年間で盗塁成功23、盗塁死17、牽制死5だったそうです。


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地名 

旅をする楽しみのひとつに

    地 名

があります。
列車の旅なら「駅名」、車の旅なら「インターチェンジ名」など。
私は鈍行の旅が好きで、学生時代など特急料金の倹約の意味もあって、よく鈍行を使いました。
名所があっても下車して訪問することが出来ない事が多いので、地名だけでいろんな想像を働かせて楽しんだりします。

今回の急な旅は山陽自動車道。宝塚、西宮北、神戸北、三木などを通って、兵庫県の西の端は

    赤 穂

これはもう、江戸城での喧嘩が発端で全国的に有名になってしまった町ですね。
岡山県に入っても

    和気(わけ)

なんて、どうしても「清麻呂」を思い出してしまいます。
サービスエリアの名にある「吉備」なら「真備(まきび)」か「きびだんご」。

そして、忘れてならないのは

    玉 島

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オープンキャンパスをサボって 

広島市まで行ってまいりました。とんぼ返りのつもりがかなり疲れたため、無理は禁物と理由をつけて一日帰宅を遅らせます。よって、まだ広島です。
おかげさまで無事に義伯父を見送ることができました。
実は昨日は大学でオープンキャンパスがあったのですが、勝手を言って休ませてもらいました。
今年のオープンキャンパスでは

    文楽人形

の活躍する場はあまりなく、私はほとんど役に立ちませんでした。
それでも、中には面白がってくれて、何度もやってきては繰り返し人形を触って行った高校生もありました。

実は私の大学では来年から

    看護学部

ができるのです(申請中)が、やはり人気はそこに集中しています。
大阪市のS病院と提携しているため就職先もほぼ心配ないという意味もあって、この学部の希望者だけが突出して多いような気がします。

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伯父の性根 

義伯父が亡くなりましたので、留守をいたします。

洒脱な面白い伯父で、親戚の支柱のような存在でした。
私は会わなかったのですが、つい2週間前に会った家族によりますと、この夏も冗談ばかり飛ばしていたということです。
サービス精神旺盛なのは、いわば「性根」なんでしょうね。
人間にはやはり性根というものがあり、文楽がそれを大事にするのは実に理にかなった話です。

出会いと別れはこの世の常、無常は常ということでしょう。

感謝の気持ちをこめて見送ってまいります。
皆様におかれましては残暑ますます厳しい中どうぞお大事に。

本日は応援お願いバナーは略します。

異形のもの 

この夏の公演では変わった形の人形が出てきました。
親子劇場ならではのことです。

    金太郎の大ぐも退治

では大ぐもと子ぐもが出てきます。
子ぐもはぶら下がったり金太郎にまとわりついたりするのですが、大ぐもは舞台中央でゆらりゆらりと動きます。
下の写真がその大ぐもです。

20070821183805.jpg


どうしても子供たちがさわりたくなるんでしょうね、「サワルナ」の張り紙がそのことをよく物語っています。
顔はけっこうオトコマエ(?)。
これが足を伸ばすとかなりの大きさになります。

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落語界の襲名から 

上方落語の桂小米朝さんが来年の10月に

  五代目 桂米団治

を襲名することは先ごろ発表されたとおりです。
いずれ米朝を継がれるのかと思っていましたが、米団治襲名が期待されていた桂吉朝さんが亡くなったことで状況が変わったのでしょうね。
それにしても

    いい襲名

だと思います。実父であり師匠である米朝さんの師匠、つまり小米朝さんから見ると祖父師匠にあたる人の名前を継ぐわけですが、こういういい名前が復活するのは落語界にとっても喜ぶべきことです。

枝雀、南光、ざこばなどを次々襲名してきた米朝一門です。
七代目松鶴襲名問題では笑福亭一門の間にギクシャクした問題も起こったようですが、やはり祝福される襲名は嬉しいですね。

先日の朝日新聞大阪版夕刊で米朝師匠が「名前の復活はいいことだ」という意味のことをおっしゃっていましたが、これは文楽にも言えることだと思います。

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菅公、怒る 

昨夜9時前後、私の住む地方ではすさまじい天気になりました。
車軸を流したような沛然たる豪雨が降り続き、加えて雷鳴が轟いて1時間ほどやみませんでした。

家の前の川は増水はなはだしく、空がひび割れるような稲妻が数え切れないほど天下ってきます。

実は娘を迎えに行って、彼女を家の前まで連れて帰り、少し離れたところにある車庫に車を入れたところで、さて私が動けなくなってしまったのです。とにかく空は閃光につぐ閃光。目の前には(ほんとうにそんな感じなのです)つぎつぎに黄金色の稲妻。安全な車の中に閉じこもること約30分。やっと雨が小降りになったところで出て行きました。

私も生まれて20年余り(余りの方が長いのですが)、こんなひどい雷雨の経験はありません。

まさに

    神・鳴り

でした。

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久しぶりの稽古 

今、大学では夏の集中講義

    舞台表現演習

が行われています。
この授業は俳優さん(NHKのドラマによく出られています)においでいただいての3日間集中ワークショップです。
毎回好評で、専攻外の学生が参加したり、すでに単位を取得してしまっている学生が単位に関係なく参加したり。
いわば

    伝統芸能演習

と表裏一体のような体験ゼミです。

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お師匠様 

恩師と呼べる人が何人かいます。
大学の直接の指導教官だった文学部のF先生は大正15年生まれの81歳。何から何までお教えいただきました。玉女さんにとっての玉男師匠のようなものです。
昨年勲章も受けられて、今もお元気でご活躍です。
ただ、昨年末に奥様が亡くなられ、この1月には

    夢を見ているようだ

とおっしゃっていました。
どんなに寂しくていらっしゃるのか、想像することすらできません。

学問上の恩師に、もうおひとり史料編纂所というところの教授だったY先生があります。
史料の読み方を教えてくださった方で、大正10年生まれ。玉男師匠と2歳違いの86歳。強い体の持ち主ではいらっしゃらないのですが、柳に雪折れなし、とでもいうのでしょうか、執筆活動を今も続けられています。
Y先生もすでに奥様が亡くなっています。

両先生とも、まさか自分があとに残るとは、という思いを持たれていたようです。

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マイペース 

夏休みも終わり、いよいよ仕事も再開です。
とはいえ、これまでもずっと「自宅学習」はしていました。
いわば

    夏休みの宿題

ですね。
小学校時代、宿題といえば「夏の友」という、全教科をまとめた問題集のようなものが課題とされました。
午前中の涼しい時間帯に、戸を開け放って片付けるわけです。
午後は外で遊ばねばなりませんから、とにかく午前中にやってしまいます。7月中に終えるのが目標でしたが、苦手な理科などはなかなか終わりませんでした。
最後まで残るのは「絵」や「感想文」だったかな。なにしろ絵は苦手でした。
感想文といってもコンクールに出すわけでもなく、評価は担任の先生の主観ですから、ほめられる人は決まっています。それがわかっているだけに、ほめられることのありえない私などあまりやる気が起こりませんでした。
このころからすでにマイペースの生き方をしていたのです。

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徳島への行程 

私の地方で天気予報を見ますと、大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山に加えて

    福井嶺南地方 と 徳島県

が入ってきます。

徳島というのは意外に関西人になじみがあるのです。
徳島の人も関西に親しみを持っているような気がします。

愛媛は広島に、香川は岡山に近い感じがしますが(そういうと愛媛や香川の人は『納得いかん!』とおっしゃるかも)、徳島は淡路島の隣ですから、身近です(ついでに申しますが、淡路島は兵庫県ですよ。ご存知でない人がかなり多いのです)。

明石大橋、鳴門大橋ができてから、徳島はいっそう近くなりました。

私の住む宝塚から申しますと、中国自動車道、山陽自動車道、神戸淡路鳴門自動車道で一気に行けてしまいます。150km以下のはずです。
順調に行けば1時間半です。

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プチタオル 

夏の公演第一部の子供達の楽しみ(おとなたちの垂涎の的)は

    おみやげ

です。
これまでにも、メモ帳、うちわ、下敷きなど数々のおみやげがありましたが、今回はこれ。

20070816115328.jpg


唐織さんに教えていただいたところでは(私、こういうものの名前がさっぱりわからないのです)

    プチタオル

というのだそうです。デザインは金太郎。カッパ頭にまさかりかつぎ、鼻息荒い元気な子です。
クモを嫌がる顔も描かれています。
作者の中西さんもクモはおきらいでしょうか?

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残暑 

メール全盛であり、人付き合いの少ない私は今年とうとう1通も暑中、残暑見舞いのやり取りをしませんでした。
というわけで、略儀ながら

  残暑お見舞い申し上げます

本当に暑い昨日でした。
京都38.6度、大阪38.1度、神戸35.3度。
京都や大阪はもう熱帯そのものです。
と、ところが、

  岐阜県・埼玉県で40.9度!

一体全体どうなっちゃったんでしょうか?
このブログのお馴染みの方々にも岐阜や埼玉(ご在住、ご出身)の方がいらっしゃいます。ご本人、ご実家など大丈夫でしょうか?
夜は寝苦しく、私は1時過ぎまでゴロゴロしていました。
今朝もなんだかだるいくらいでした。

急激に気温が上がるのはよくないですね。
皆様の地方はいかがでしょうか?

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帰りました 

1週間、山ごもりしておりましたが、名残惜しいもののいつまでもいられませず、昨夕帰ってまいりました。

今週末には徳島で文司さん、勘弥さん、三輪大夫さんらによる

    母子慕情

が上演されます。
徳島は以前は遠いところでしたが、今は橋がありますので、車さえあれば(もちろんバスもあります)日帰りで行けます。
せっかくですから泊りがけで行きたいものではありますが。

文司さんは徳島のご出身。徳島はいうまでもなく浄瑠璃の盛んなところで、十代若大夫や文司さんを産んでいます。

若大夫さんの回想によりますと、若大夫の師匠の二代目呂大夫がしばしばこの地を訪れていたようです。呂大夫は淡路にもよく出掛けており、谷崎の『蓼食う虫』に描かれています。

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いくさの終わり 

下の写真は私が今いるところの川向こうの風景です。
ここはかつて渡し場のあったところで、写真のほぼ中央に白い正方形に見える部分があるでしょう?
これは石なのですが、江戸時代、ここに大名行列のときなど、殿様の駕籠を置いたのだそうです(ただし、写真のものは復元したもの)。

    ごじんじ

と呼ばれたものです。意味はよくわからないのですが、「御神石(ごしんいし)」などの転訛でしょうか? 調べていません。

渡し賃は、武士は無料、それ以外の人は2文(江戸前期は米一合)、牛馬は4文。国境ですから、人手は双方の国から交替で出したのだそうです。

吉田松蔭はこの渡しを越えて川向こうからこちら側へやってきました。彼の場合、駕籠は駕籠でも唐丸駕籠。
どんな思いで渡ってきたのでしょう?

  夢路にもかへらぬ関を打ち越えて

                今をかぎりと渡る小瀬川


松蔭の歌です。

川沿いにはいくらか家があるものの、あとは山、山。少し川上のほうにはこんな「住宅街」はないのです。

Image0031.jpg


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油屋 

この夏の公演ではいろんな発見がありました。
改めて伊勢音頭の「古市油屋の段」は面白いと思いました。
十人斬りへの仕込みもありますが、とにかく

    人物が多様

です。

  貢    喜助  お紺   万野
  お鹿   岩次  北六

出てくる人物が全て面白いです。しかも今回はそれぞれを見事に人形遣いの皆さんが演じておられるのが立派です。
和生さん(お紺)の繊細さと簑助さん(万野)のふてぶてしさ、玉女さん(喜助)の誠実さなど出色です。簑二郎さん(お鹿)もよくこまごまと動き、簑一郎さん(北六)もきちんと存在感があります。
この人物に囲まれて、貢はどんどん孤立していきます。そして「ブチッ」と音を立てて切れるきっかけが刀の取り違え(と誤解したこと)。
かくして十人斬りは起こりました。

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下毛野公時 

坂田金時という人は歴史上の人物と伝説上の人物との間をさまよっているような人といえるでしょうか。

どこまでが本当でどこからが嘘なのか難しいところです。

    金太郎の大ぐも退治

は明らかに「芝居のうそ」ですが、頼光四天王(渡辺綱、碓井貞光、卜部季武、坂田金時)のひとりというのは「うそとまことの間」の微妙なところのように思えます。
牛若丸は天狗に武術を学び、金太郎は熊と相撲を取りました。

  まさかりかついで金太郎 

  熊にまたがりお馬の稽古

歌ではまず馬の稽古をしているのですね。武人の基礎ということでしょうか。
今の子供もこの歌は知っているようです。が、腕力があることに以前ほど美徳を認めるとは思えない昨今、彼等がこの演目を見て、どれくらい思い入れをしたのでしょう?
どちらかというと「口アキの松王丸」のような鬼童丸に人気があったのでは?
消える、現れる、飛ぶなど見せ所も多いですしね。

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星空 

山の中にいると、楽しみは

  闇と星空

です。夜、外に出ると本当に何も見えません。真っ暗闇。
天満屋から抜け出すお初と徳兵衛もこんな暗闇を曽根崎まで歩いたのだろうかと思います。
福岡貢もこれに近い暗闇の中だからこそあんなことをしてしまったのかとぞっとします。
闇は文字通りのブラックホールです。

もうひとつの楽しみである星空は闇だからこその明るさです。

さそり座のアンタレスと木星がきれいに並んでいるのは宝塚でも見えるのですが、ここではさそり座の全貌がくっきり見えます。
夏の大三角(デネブ、ベガ、アルタイル)はいうまでもありませんが、白鳥座はきれいな十字を見せ、くちばしのアルビレオもはっきり。
ふりかえると北斗七星、北極星をはさんでカシオペア、眼が慣れると天の川もわかります。

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素人名人会 

昨日、蝠聚会がおこなわれ、今日は英大夫さんの義太夫教室のお弟子さんの発表会があります。

蝠聚会の三味線弾きさんたちを「アマチュア」というのは語弊があるでしょう。もともと三味線引きは義太夫を隅々まで知って、太夫を育てる義務があるという発想から始まったことですし。
近代の稽古上手で知られる三味線弾きさんには二代目喜左衛門、六代目寛治、松之輔等々がありますし、有吉佐和子の『一の糸』の清太郎(徳兵衛)のごとき人物は文学史上にきらめいています。

    鶴澤 清介

さんは洒脱な方ですが、作曲もよくされ、理論家でもあり、ご自身なかなか味のある浄瑠璃を語られます。
昨日はいかがだったのでしょうか? お聴きになられた方、どうぞお教え下さい。

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夏の公演も終わり 

昨日、夏の公演は千秋楽を迎え、皆さんホッと一息でしょうか。
綱大夫、清治の人間国宝の話題とともに始まった公演。
初日のころはまだたいした暑さではありませんでしたが、さすがに猛暑が訪れての千秋楽でした。
ここ数年に比べるとしのぎやすい今夏ですが、それでも皆さん大変だっただろうと思います。
住師匠、綱師匠、寛治師匠、伊達師匠、十九師匠、嶋師匠、簑助師匠、紋寿師匠など、大正または昭和ヒトケタの師匠方も大熱演。ご苦労様でした。
「蝶の道行」で日を追って激しくなる動きを見せた清之助、勘弥さん、昼の部と夜の部を続けてみるとなんだかほとんど出づっぱりだった和生さん、米は研ぐは人は斬るはの勘十郎さん、幸助さんは毎日空を飛び、大道具さんも仕掛けで大変。

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とりあえず 

7月12日ごろから始めたダイエット計画は順調に進み、8月8日朝現在、体重が

  70.5kg

くらいまで落ちました。3.5kgの減量でした。
明らかにおなかの周りの脂肪が減り、このまま行くと60kg台に落ちそうですので、無理をしないよう終結宣言いたします。予定より4か月早く終わってしまいました(笑)。
とはいえ、リバウンドということもありますので、過食はやめ、運動は続け、これくらいの体重は維持して行こうと思います。
今、183.5cm、70.5kgで、BMIは20.94です。

ところで、話はまるで違いますが、昨日8日といえば!!

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瓜子姫 

夏休みの定番となっているのが

  瓜子姫とあまんじゃく

です。
木下順二作。三味線が実に多彩な音を引き分け、浄瑠璃の雰囲気を失わない形になっています。
現代語で、しかも大阪ことばではないので違和感はありますが、やはり新作浄瑠璃は曲しだい、三味線しだいかなと思わないでもありません。

本当は怖いおはなしです。
あまんじゃくというのは何ものなのか?
あの、瓜子姫を連れ去る鬼の子供のようなものがあまんじゃくの本来の姿なのか?

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6日の歩数 13,914
6日の間食 一切せず

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影絵 付140,000 

3年生のゼミで影絵作りを体験しました。
指導者は高校時代にクラブ活動で体験をしたという教員。
私は観察するだけ。
とても楽しい体験でした。
なんといっても、無から形を作っていく喜びは大きなものがあります。
影絵人形の形などはちょいとパクリもあったのですが、まあそれは初心者のこととて仕方ありません。
最終的にはみごと

    かぐや姫

を上演・録画することができました。
人物はかぐや姫、翁、求婚者A、その他大勢くらいですが、道具を面白く使ってうまくカバーしていました。
ところで、冒頭のナレーションを担当したのは・・・

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5日の歩数 11,558 
5日の間食 一切せず

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上方芸能165号 

編集部の皆さんお疲れ様でした。
すでに文楽劇場には入っており、定期購読者には来週半ばまでに届くということです。
さて、私は文楽評からの撤退宣言をしましたが、いろんな事情があって形を変えてでももう少し書けないか、といわれ、散々悩んだ挙句、相棒を選ばせてもらえるなら何とか、ということになりました。
そして、かねてから義太夫を聴く耳を持っていらっしゃると敬服しておりました

    槌谷 礁

さんにお願いすることにしました。すると槌谷さんは即座に(でもなかったけど)OKしてくださり、とりあえず一度やってみましょう、ということで出来上がったのが今回の「文楽評」です。

ただ、文章をまとめるのはばらばらではいけませんので、私が統一することにしました。ですから不十分な点は私に責任があるのです。

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4日の歩数 12,722
4日の間食 一切せず

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花火 

一昨日と昨日、私の地元宝塚市では観光花火大会が行われました。
そして昨日は大阪で淀川花火大会も。
以前は花火大会というときわめて限られた催しで、めったに見られるものではありませんでした。
しかし今やあちこちで大きな花火大会が催されています。
関西で有名なのは

  PL花火大会

大阪府富田林市です。
もちろんあのPL学園のPLです。
私の住む町などささやかなものではありますが、歴史と言えばこれがたいしたもの。なんと90年の歴史を持つのだそうです。
以前は

    豪華花火大会

と言っていたのですが、最近は「観光」になっています。
2日で4000発なのだそうで、豪華というにはちょっと・・。

DSC01504.jpg

うちの屋根からみ見た花火です
すげぇピンボケ

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3日の歩数 12,646 
3日の間食 一切せず

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現代詩を浄瑠璃で 

近松の作品を見ていると、

    浄瑠璃は詩である

という感じがします。

    劇作家=詩人

というのは、シェークスピアや寺山修司の例を振り返るまでもなく、当然に等しいでしょう。
だとすれば、詩を浄瑠璃で語るのも無謀なことではないはず。

高見順賞を受けられた詩人(国立国際美術館館長)の

    建畠 晢

さんの詩を浄瑠璃で語ろうという試みがあります。

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8月2日の歩数 12,217
8月2日の間食 一切せず

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ダイエット進行中 

先月半ばかから、苦しくなったベルトをゆったりさせるべく3キロ減量計画をスタートさせました。
そもそも150日間(朝青龍の謹慎期間に近い)で3キロという遠大な計画でしたが、少々期間を短く考えねばならなくなってきました。

  7月12日朝  74kg

  8月 2日朝  72kg

で、すでに2kg落ちてしまいました。しかも、体重計の微妙にぶれる表示を見る限りでは、どうやらすでに71kg台になっていそうです。
ちょっと早すぎます。これでは

    ブートキャンプ並み

かもしれません。
でもさほど無理はしていないのです。
結局効いているのは

    間食抜き

だと思います。
3週間でケーキひとつとキャラメル一粒だけですから。

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8月1日の歩数 10,316
8月1日の間食 一切せず

1週間の平均歩数 13,158/日
1週間の間食   一切せず

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福岡貢 

福岡貢(ふくおか・みつぎ)は、歌舞伎の用語で言う

  ぴんとこな

の代表的人物ですが、やわな二枚目でどこかきりっとした面も持っている、そんな男です。

刀のありかを探す、というと「伊達娘恋緋鹿子」「傾城阿波の鳴戸」なども思い出しますが、ここではすでに青江下坂は手に入っており、残るは

    折り紙

のみという状況。鑑定書ですね。
ところは伊勢。伊勢といえば伊勢音頭。荷物にならない伊勢土産です。

    お伊勢ななたび、熊野は三度

ですね。
落語の世界でもしょっちゅう出てきます。
「東の旅」の「旅立ち」では向こうからやってきた陽気な連中が歌っていますし(お囃子で実際歌われる)、「七度狐」では因業なおばあさんが幽霊となって出てきて、「伊勢音頭を歌え」と言い(実は狐の仕業)
ます。お馴染みの名曲です。
「寝刃」は切れ味の鈍くなった刃のこと。
恋~寝る~寝刃としゃれたのでしょうか。

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31日の歩数 16,447(また歩き過ぎてしまいました) 
31日の間食 一切せず

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