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季節感 

季節がぽんと飛ぶように移ります。
私の住む地方では昨日の気温は22度。ぐっと秋が深まりました。
半袖では少し寒くさえある一日。皆様の地方ではいかがでしたか。
近くの小学校で運動会がありましたが、子供たちはともかく、応援のおとなたちは風邪などひかなかっただろうかと、余計な心配をしてしまいます。

さて、文楽の大阪本公演は

    春 4月

    夏 7・8月

    秋 11月

    冬 1月

と、いかにも季節感あふれる時期におこなわれます。
東京はその合間をぬっての公演のため、やや季節がぼやけてしまいます。
でも、この11月公演の演目のひとつである

    曽根崎心中

は4月6日から7日にかけての出来事で今の暦にあてはめるなら5月21日から22日のことになります。
とするとちょうど5月東京公演の頃なのです。

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義太夫教育 

まったくもって、我ながらどこまでいくのかわからなくなってきました。
この時期、来年度大学の授業がどうあるべきか、考えるのです。
今私の頭にあるのは

  義太夫による日本語教育

  義太夫による表現教育


こんなこと誰が考えますか?

ほんとに私は変な人間じゃないかと思ってしまいます。
義太夫の技法を使って何とか学生に自己発見をしてもらえないだろうかと思ってしまうのです。
おそらく最初の何回かは違和感、嫌悪感などでいっぱいだろうと思うのですが、そのうちに

  これって、なんだか感じるものがある

と思ってもらえないだろうかと考えるのです。
甘いかなぁ・・・・。

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出会い 

先日東京で

    とてもいい出会い

をしました。
伝統芸能情報館へ行ったことを21日の記事に書きましたが、それはこの出会いのためだったのです。
メールのみのやり取りだった人とはじめて会ったわけです。

この人は

    若いイケメンの男性

で、大学院で建築などを勉強している人です。
彼~便宜上T君(Tさんというべきところですが、あえて親しみをこめて)と言っておきます~は、伝統芸能に関心があり、特に

    能が好き

で、能楽堂にはよく行くのだそうです。
そして最近は文楽にもかなり関心が高く、伊達大夫さんのファンだそうです。
人形よりはむしろ大夫さんに魅力を感じるとのことで、若いながらも相当の聴き巧者なのだろうと思われます。
ところが、T君は生まれながらにして

    聞こえない

のです。

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つ、つかれる 

やってきました。

  魔の水曜日

昨日は7時40分ごろに出勤して、資料作りをしてから4コマの講義系授業。終わるのが5時50分。
さすがに最後は喉が痛くてしかたありませんでした。

皆さんあまり実感がわかないと思うのですが、私は自分の声があまりよく聞こえません。となると、声の大きさの調節が難しいのです。
こんなもんかなと思って出していると

    うるさい!

    声が小さくて意味不明!

という、両様の非難が返って来ます。

この時間割の救いは2時間目が空いていることです。昼食もゆっくり摂れますし、10:30から13:00まで休めるので助かります。
しかし午後の3コマ連続は絶対にからだに悪いです。
私の研究室と教室の間には妙な距離があって2~3分かかります。すると、10分休憩のうち半分を行き帰りに使うのです! 部屋に帰って手を洗って、ため息をついたら(笑)すぐ次へ行かねばなりません。

何度も申しますが、小学校の先生はエライ!

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反応 

今日から本格的に授業が始まります。
どんな仕事でもそうでしょうが、精一杯工夫したつもりのこちらの

    投げかけ

に、どのような反応が返ってくるか、不安と期待が交錯します。
正直言って私の話は学生に受けません。日本の(!)古い時代の話をするというだけで

    アレルギー反応

を起こす学生も少なくありません。「日本の」というところは問題でして、外国の古い話ならまだ興味を示す場合もあります。いわば、

    近松よりシェークスピア

です。
これから1週間、針のむしろです。最初の回で大体学生の反応が見えてきますので、それを元に次回以後修正して行ったりします。

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八月十五夜 

本日(25日)は旧暦8月15日、秋本番の

    中 秋 の 名 月

です。
暑さ寒さも彼岸までですが、それにしても本格的な秋の訪れの遅い今年でした。
特に関西、特に大阪はここ数日も憂鬱になるほどの猛暑でした。
しかし昨日は穏やかで、やっと一息つけた感じです。
中秋の名月といえば明るく美しいもののようですが、不吉な感じがしないでもありません。

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一周忌 

今日(9月24日)は

  吉田玉男師匠の一周忌

です。
はやいものですね。
あの日は東京公演で忠臣蔵が上演されていました。そして今年は

    菅原伝授

が千秋楽を迎える日です。
玉女さん、お疲れ様です。師匠の存在の重みをさらに感じ取られた日々だったのではないでしょうか?
今日のチケットは文字通りプラチナでしょうね。いらっしゃる方もおありかと思います。どうぞ様子をお聞かせくださいますように。

    丞相名残

とはなんとも悲しいタイトルではあります。

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ジェスチャー 

「福祉活動に生かす文楽人形」というのは私がここ数年手がけていることですが、昨日大阪府吹田市で障害を持つ皆さんの前で学生が文楽人形を披露しました。
何度も何度も稽古して、私が口うるさくあれこれ言うのを我慢して聞いてくれた1年生がとても楽しそうに上演してくれました。

今回の演目は柳家金五郎(古すぎ)顔負けの

    ジェスチャークイズ

最初、小道具を使わずにあるしぐさをして、何をしているのかを当ててもらいます。そして、正解が出たら小道具を使って再現してみる、というものです。

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行ってたはずです 東京 

たしか、東京に行ったはずなのですが、どうも実感がありません。
東京タワーも見なかったし(笑)、神田も上野も六本木も浅草も両国も行かなかったし。
結局今回は麹町付近から全く動けず、行動は徒歩の範囲内。でもいろいろ体験できました。

劇場ではかしまし娘さんもびっくりの

    Sleeping Beauty

に出会えたこと。
とにかく、始まるとお休みになり、終わると何事もなかったように拍手されるというすばらしさ。

もちろん玉也さんの義平次は最高でした。伊達さんもすごかったんだろうなと、これは想像しております。

    玉男師匠のご本

はやはり飛ぶように売れていました(森西さん、よかったね)。私は通常の資料集をもらったのですが、売店のお姉さんは「こっちでいいんですか?」という顔をされました。

花かばさん、戸浪さん、ゆか☆さんとはすれ違い、るるるさんとは歌舞伎座と国立劇場に別れ別れでしたが、存じ上げている方々、初対面の方、またお顔だけ存じ上げている方などのお姿はチェックまたはお話までさせていただきました。

帰りの新幹線、いつもなら夜なのですが今回は朝。
何年ぶりかに

    富士山

を見ました。今度は真冬に見たいものです。

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帰ります 東京 

目が覚めたら取るものもとりあえず帰ります。
なにしろ、10:40からの授業があるのです。

今回つくづく思ったのですが、最新流行の(?)

    0泊3日

の習慣があればまさにうってつけのスケジュールでした。
19日の夜大阪を出て、20日は一日中東京、その夜東京を立ち、早朝に大阪へ。そしてすぐに勤務先へ。こうすれば出張旅費も勤務先に負担をかけず(出張扱いにしてもらっています)、時間を有効に使えるのです。
でもやはりしんどそうで、新幹線頼みにしました。

それにしても、今回も十分に会話の成り立たない私に付き合ってくださってあれこれお話をしてくださった技芸員さん、友人のみなさんには感謝感激でございます。ありがとうございました。

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    増補記事追加しました↓(読んでね)

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います 東京 

東京、2日目です。
昨日は早めに東京へ。
第一部が終わった頃に劇場に着きました。どどっと出てくるお客さんの中にpeacemamさん発見!ところが、バスに向かっていらしたので声をかけそびれてしまいました。あのバス混みますからね。
残念と思っていたらmayaribeさんと小豆さんを立て続けに掘り当て(発掘調査なみ)、いやがるお二人を無理に引き止め、しばしお話ができました。第二部終演後は超有名映画監督と元アナウンサーさんも発見。
高松塚なみの発見ができた一日でした。
今日は劇場に席があれば行きますし、なければ皇居周辺散策か?それならついでに

  山種美術館 と 国立近代美術館

くらいは訪ねようと思います。
以前は、国立公文書館とか宮内庁書陵部によく来たのですが、今は気楽な隠居旅のようなものです(笑)。

しかしそれにしても時間に余裕がありすぎますので、何か考えないと。
でも、アベさんのかわりに靖国へ行くこともないし・・、国会議事堂の前でバカヤローと怒鳴ることもないし(怒鳴ってた人もいましたが)。

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行きます 東京 

今日、東京に行ってまいります。
国立劇場その他。
前回は上野で「受胎告知」を見るという目的がありましたが、今回はとくにそういう副目的がないので、たんたんと仕事してまいります。
でも、芸術の秋、なにかあるかな・・・。
サントリーの「BIOMBO 屏風」には関心があるのですが、大阪に巡回するそうで、特にあわてなくていいかな。山種くらいはお邪魔してもいいかも。
とにかく今回は宿も半蔵門で、完全に

    国立劇場シフト

空いた時間は皇居一周ジョギングか!?

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終わる夏休み 

今日は連休明けであり、今週末からの連休前でもあります。
秋の彼岸も近づいてきました。
ところがこの時期に大学は

    夏休みが終わって

しまいます(千里金蘭大学は20日で終了)。
そろそろ各教員は後期の授業のチェックに余念がないことだろうと思います。
前期授業の繰り返しのようなものは楽なのですが、後期のみの授業(これが大半です)はやはり予習が大変です。
私のようなずぼらな人間は、まれにほぼノートを作ってあるものもありますが、

    自転車操業

になることが多いです。
後期の授業は当初5コマの予定だったのですが、希望者の多い教養の授業をこなすために

    2コマ増担

となりました。しかも、こんな時間割!

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敬老 

以前は9月15日、最近は9月の第三月曜日なんですね。

    敬老の日

この時期はまだ大学が始まっていないので、あまり祝日のイメージがわきませんが。
たしか、敬老の日ができる時、こういう日を設けると、かえって普段から高齢者をいたわる雰囲気が失われるのではないか、という意見があったような気がします。
しかし、自治体の首長がお祝いの品を持って高齢者を訪問するセレモニーも定着し、まあまあ誰もが認める日になっているのではないでしょうか。もっとも最近は1か月後に

    孫の日

なんていうのを商魂たくましい百貨店業界が作り出して、うかうかお祝いをもらうと翌月には思いがけない出費に見舞われるそうです。

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ワールドキャンパス 

世界各地から約30人の学生がやってきました。
現在日本に滞在中の

    ワールドキャンパス

のメンバーです。
彼らが昨日、私の勤務先である千里金蘭大学を訪ね、日本の伝統的な文化を学んでいきました。
テーマは

    お茶

    なぎなた

    筝曲

    相撲

などのコースに分かれての体験。そして

    文楽人形

は時間があるものは自由参加という感じでした。

相撲はさすがに女子大ではなかなか見られるものではありません。近くのK大学相撲部の男子学生が来ていました。
筝曲では「さくら」を稽古し、なぎなたも初歩の型を学び、お茶(表千家)はとても正座はできないということで足を崩してのお点前。

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隣の席 

先日睡蓮さんが隣の席の男性から話しかけられたご経験を書いてくださいました。
大阪でのお話ですよね?
見知らぬ人から声をかけられること、大阪では多いような気がします。
私がはじめて声をかけられたのは文楽劇場ができた頃、一緒に行っていた女性に(当時は原則的に女性を誘うことにしていました・・笑)さもわかったふうな説明をしていたところ、年配の男性に

    ほ~、ほんまやな

とつぶやかれたのが最初です。たしか

    五天竺

だったと思うのですが、そこに出てくるギャグについて話していたのです。
それで、やや床近くの席にいたものですから、その男性は

    浄瑠璃好きはこの辺の席がええねん

とおっしゃっていました。
私もほとんど違和感なくその人と話していたことを覚えています。
そういう雰囲気がありますよね?

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シニアカレッジ その2 

昨日、先週に続いて宝塚市の

    シニアカレッジ

でお話をしてまいりました。
先週とは違う方々で、内容はおおむね先週と同じ(ネタの使いまわしとのたまうなかれ)。
先週同様、退屈な話を嫌がらずに聞いてくださいました。

今回新たにこんなことを申しました。
34種類の人形の首をお見せして(もちろん写真で)、

「これらでほとんどの役を演じます。ですから、ここには必ず皆さんのお顔が一つ入っているはずなのです。探してみてください」

と。
女性の首は種類が少ないので、ほとんどの女性の皆さんは

    老女形(ふけおやま)

かなと思ったりしたのですが(八汐、莫耶、ガブなどもお見せしましたが)、男性は選びがいがありますね。

前から皆様のお顔を拝見しておりますと、

  苦悩を内に秘める文七

  頑固一徹ながら情愛が深い正宗

  思慮が豊かで優美でもある孔明

の方もいらっしゃったように思います。

ちなみに、私は・・・

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中年は悲しからずや 

いわば

    中年の星

だったわけです。
うるさいおやじどもを向こうにまわし、人気と若さで中央突破。
国民は味方。マスコミもついてくる。そのはずが・・・。
健康もあまりよくなさそうで、歯も悪いんじゃないかなと思ったりすることがありました。言葉遣いも不安定で、あれ?っと首をかしげることの多い昨今でした。
分かりやすく解説してくれる人がいないと、どうもはっきりわかりませんが、とにかく総理大臣が辞めます。
ブログの性格から離れ、テーマが生々しすぎるので、これ以上は申しません。
ただ、総理大臣という職責を問題にしないなら、安倍さんの潤んだような目と悲しそうな背中が印象的でした。

文楽の話です。
やはり中年たち(三十過ぎは中年でしょうね)は悩みます。
由良助は急進派のツキアゲや世間の期待にあおられながらもじっと辛抱して、味方まで欺いた挙句、敵討ちに向かいました。
光秀は逆賊といわれつつ「順逆二門無し」と遺言して死のうとし、結局は久吉との対決の道を選びます。
弟の頼りなさに孫右衛門は小詰役者の真似をしたり、弟と叔母の間を奔走したりします。
斎藤実盛は、佐々木盛綱は、熊谷直実は、俊寛は、帯屋の長右衛門は……。
文七も検非違使も孔明も、源太や若男にはない苦悩がにじみ出た表情をしています。

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文楽藝話 

今さらご紹介するのも遅すぎるのですが、今国立劇場で売れているのが

  吉田玉男 文楽藝話

です。

DSC01569.jpg


    森西真弓 さん

が聞き手で、国立劇場調査資料課の編集です。

森西さんは師匠からじきじきに『玉弓』の名をもらわれた正真正銘玉男門下。
何しろ若いときから「若い男に興味はない」といわんばかりに、玉男師匠はじめ米朝師匠、千作さんなど父親世代の方の芸に魅入られていました。同世代の私も男の数に入れてもらっていませんでした(笑)。
いやいや、それほどに玉男師匠の芸がすばらしいということです。けっして森西さんがファザコンというわけではないのです(よく知りませんが)。

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テロがあった日 

事件そのものは遠い国のことでしたが、その背景を思うと我々の身にも無縁でないと背筋が寒くなります。
あの日の夜のニュースでは、映像があまりにはっきりと事態を捉えていたこともあって

    現実なのか映画なのか

分からなくなるほどでした。
ちょうどあの頃、兄がニューヨークにいて、足止めを喰らったことも事件が身近に思えるひとつの理由だったかもしれません。
まして、ご家族があのタワー内に勤めていらっしゃった方など、どんな思いでニュースを受け止められたのかと思います。

同じ人間でありながら、なぜあのようなことをするのか、私にはどうしても理解できないのです。が、私もまた、些細なことであっても、他人には理解できないような

    愚かなことを平気でやっている

のかもしれません。

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初日はお好き? 付150,000 

やはり公演が始まったということでしょう、昨日はとても多くのアクセスがありました。
夏はどうしても「枯れる」のですが、涼しい風が吹き始め、東京公演が始まるとともにぐぐっと増えた感じです。
また、金曜日にお話させていただいた

    宝塚のシニアカレッジの皆様

が「一回くらい覗いてみよう」とおいでくださったと思われる痕跡もあります。要するに、私がこの言葉で検索してくださいと申し上げた、そのままがアクセス解析に出ていたのです。
シニアの皆さん、ありがとうございます。コメントもくださいね(笑)。

その結果

    150,000 ヒット

が目前になってきました。今日か明日達成できるのではないかと期待しています。どうかたくさんお越し下さい。
このヒット数は重複訪問くださった場合もカウントされます。実はこのところほとんど同じ数の方が来てくださっていて、繰り返し訪問の回数によってヒット数が決まっている状況です。
やはりコメントが多いと繰り返し来ていただけるのだろうと思います。

さて、あちこちのブログを覗きますと、初日に行かれた方がけっこういらっしゃいますね。

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※読者の方から、「コメント欄」および「続きを読む」欄が表示されないというメールをいただきました。ご自身のPCの不具合かなともおっしゃるのですが、他にそういう方、いらっしゃいますか?

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初日! 

大相撲は今日、初日を迎えます。
なんだか横綱が変なことになっちゃって、日本からテレビの制作会社の人でしょうか、ご苦労様にもモンゴルまでついて行ってるようですね。
まあ、案外バカンスになっているかも知れませんが。
ちなみに、ウランバートルの9日の予想気温は

  最高気温28度 最低気温6度

昼はいいけど、夜は寒そうですね。横綱のいるというハラホリンはもっと寒いそうです。みなさん、お大事に。

さて、文楽は昨日ひと足先に初日となりました。
今回は玉男師匠の一周忌追善ということで、お弟子さんが活躍されます。
演目の入れ替えナシなので、常に夜の最後は「丞相名残」。
公演全体としても丞相をクローズアップした形になります。
長らく丞相・玉男、覚寿・文雀で演じられてきたものを、覚寿はそのままで丞相を

    玉女 さん

がつとめられます。
たいへん難しい役ですが、とにかく、ご健闘をお祈りしたいですね。

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シニアカレッジ 

東京は台風一過。メトロ文楽はつつがなく実施されたようです。
玉也さん、嵐を呼ぶ男?あるいは嵐のあとの静かなる男?
人形のお話をされるのは最近では幸助さん、一輔さんがうまいなぁ、と思うのですが、ベテランの方のお話もまたひとあじ違いそうですね。
玉也さんはいい人形遣いになられて、今が旬かもしれませんね。

一方、兵庫県宝塚市ではやはり7日にかなりいい加減な文楽人形解説がおこなわれました。
タイトルは

    文楽人形のこころ

講師はなんとワタクシ藤十郎が勤めました。普段なら学生に手伝ってもらうのですが、忙しそうで結局私一人でぼそぼそとお話して来ました。
シニアの皆様へのお話で、皆さん本当に一生懸命聴いてくださいました。
内容は文楽人形の首と性根の関係、動きと性根の関係、などに加えて、

    大学教育の中の文楽人形

というものでした。
ご感想をうかがいたいような、恐ろしいような・・。

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お見舞いなど 

二百十日と二百二十日にはさまれた日々ですが、関東、東北地方を中心に

    台風9号

がやってきました。
地震なら慣れたもの(?)でしょうが、関東地方は西日本(九州など)に比べると台風の被害は少ないほうでしょうが、今回はどうでしょうか。

台風の発生数が少なくなっていますが、そのわりに被害をもたらす今年です。

この記事を書いているのは、実は9月6日午後10時ごろですが、この時点で千葉、神奈川、東京、埼玉などに

    「大雨」や「暴風」の警報

が出ています。
私の住む地域には強風波浪注意報だけ。雨はポツリとも降っていません。

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遅れています 

遅筆です。
というか、推敲に推敲を重ねないとまともな文章が書けません。
いや、重ねても書けないというのが実情です。
読者のお顔を思い浮かべながら、どうすればわかりやすく面白く読んでいただけるのかを考えるのですが、どうにもうまくいかないのです。
また、

    上方芸能

の締切が迫ってきました。
相棒の槌谷礁さんは早くも草稿を送ってくれたというのに、私ときたらまだまだです。
夏の公演は一体なんだったのか、まずはそういう

    大きな視点

で考えて、その一方で各演目について意見を書いていくのですが、思うように進みません。
実は全く関係ない原稿をひとつ昨日完成させました(ヒャッホ~)。
これで集中できそうな気がするのですが……。

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師弟 

先日、教え子の話を書きました。
彼女にブログに書かせてもらったと連絡したら

  No problem!

と気軽な返事がありました。そこで、URLを教えたところ、早速のぞいてくれたらしく、すぐにメールが。そこには

  ・・・・・・・・・・・

とだけありました。
そりゃないでしょ、という意味かと思います(笑)。
私は彼女のことを弟子だなんて思っておりません。友達くらいに思っているのです。
私が彼女に授業をしたのはいわゆる非常勤講師としてであって、ゼミ担当とか、そんな親しいものではなかったのです。
むしろ彼女が大学を卒業してからいろいろ話すようになったという感じでしょうか。

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ハサミとポチ 

実は1か月ほど前から、耳の中にポリープができているので取りましょう、と言われていました。
ところが、

●1か月前  医師「あっ、今日は手術用具がない!」
●3週間前      お盆で通院せず
●2週間前  医師「腫瘍が大きくなっていてハサミでは切れません」
●1週間前  医師「手術室で切ることになりそうです」

というわけで、なんだか恐ろしいことになっていたのです。
ところが、昨日行ってみると「少しだけでも切ってみましょう」と言われ、ハサミで

    ポチッ

という音をさせながら切り始められました。
すると医師は『こりゃいけるぞ』と思われたのでしょうか、「少しだけ」のはずがどんどん進み、10回くらいハサミを使われました。
もちろん出血しますのでそのたびに血を吸い出して、またハサミ。
で、結論は

    ほとんど取れました

だそうです。
手術室なんていやなので(だって、大げさじゃないですか!)とりあえず事態収拾。
ほっとしました。

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しみったれた芸能 

先日、かつての教え子(関東地方在住)からメールをもらいました。
彼女は某一流電器メーカーで働いているのですが、そこにとてもエライ、元NHKの

    劇場照明の専門家

だった人がいらっしゃるのだそうです。
なんといっても、この人のおかげで、このメーカーのある製品がバカ売れしたのだそうで、本当にエライ人なのだそうです。

教え子はそこそこ文楽が好き(玉女ファン)で、私も何度か一緒に行ったことがあるくらいなのです。
そこで、劇場がらみというわけでその方に文楽の話をすると、その方がおっしゃったそうです。

「歌舞伎は面白いんだがな・・・

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高齢者大学 

私の地元にはいわゆる

    高齢者大学

があります。
正式にはシニアカレッジというのですけれども。
ここで9月に二度お話しすることになっています。
皆さん、実にお元気で生き生きと勉強に励んでいらっしゃいます。
一般の大学と同じ4年間の学生生活を送られます。
こういうところでお話しするのは楽しくもあり、一方とても緊張いたします。
なんといっても、普段は20歳前後の学生ばかりを相手にしているわけですが、こちらは酸いも甘いも知り尽くした

    ベテランばかり

こちらがいろいろ教えていただきたいくらいです。


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お客様 

昨日、大学に嬉しいお客様がありました。
このブログにも時々来てくださる西の国の大学生、

    ベー娘

さんです。(ブログはこちらから)
彼女は用があってこの夏何度も大阪には来られていたのですが、ひとまず今回でその用も終わりということで、少し時間があるから千里金蘭大学に行ってみたいとのことでした。
昨年6月のテレビで映った大学ですがなんとなくきれいな大学だと思われたようです。そりゃあ、カメラマンはプロですから、きれいに撮ってくれます。

もちろん私は大歓迎でした。
大学では文楽人形ももってもらって、「一度分かりやすい演目を見てみたい」とのお話をしてくださいました。

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