文化の日には 

もともと「明治節」、すなわち明治天皇の誕生日だったわけですが、

    晴れの特異日

でもあり、文化の日はとても気持ちのよい一日です。
大阪で言うなら、1990年から1999年までの10年間、この日は全く雨が降らなかったそうです。

この日、文楽11月公演が始まります。
今年は玉男師匠の一周忌追善ということで東京に続いて大入りが期待されます(期待だけか?)

文化勲章の伝達式もおこなわれます。
茂山千作さんが選ばれたのが嬉しいです。狂言からははじめてだとか。
文楽からは越路師匠、玉男師匠がどうだろう、と思われたのですが、残念ながらあと一年長生きしてくださったら、というところだったかもしれません。
それにしても、文化勲章は高齢化がはなはだしいですね。
平均年齢が83歳だそうです。
そこまで生きるだけでも大変ですね・・。
でも、住大夫師匠はお元気ですから、十分可能性があります。


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あれから一年 

昨年の今日(10月30日)、玉男師匠の文楽協会葬がありました。

    抜けるような青空

は今でもはっきりと覚えています。
玉女さんと簑助さんが遣う徳兵衛・お初も忘れ得ぬ立派なお別れの会でした。
文楽の皆さんのほか、多くのファンも来られました。
あれからもう一年になります。

その後の住大夫さんや玉女さんのお話では、次の大阪公演で引退口上をしようということになっていたようですが、人形遣いさんの引退は本当に難しいですね。
先代住大夫、山城少掾(すったもんだはありましたが)、先代相生大夫、越路大夫など、引退といえば太夫ばかりが思い浮かびます。
上演中に倒れられると言えば三味線弾きさん、これはこれですさまじいばかりです。

さて、9月に続いて、大阪でも

    吉田玉男一周忌追善興行

です。

実は、この夏、昨年の協会葬の列席者にはお弟子さんたちから挨拶状が届いていたのです(私の手元には七月十二日に届きました)。
実は、ずっと迷っていたのですが、部分的にご披露します。

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晴れ劇場 

ドラえもんじゃあるまいし、天候を左右できるような人がいるとは思わないのですが、何かのめぐり合わせで

    晴れ男  晴れ女

と呼ばれる人がいます。
私にはそんな神通力はありませんが、知人の中にはそういう人があるようです。
特に、直前まで雨が降っていたのに急に天気がよくなると、台風の足が速くなったとか、高気圧が思いがけず北上したとか、そういう理屈は抜きにして、

    そういえばあいつがいる

と言われるわけです。
実は私の父がそうでして、ゴルフ好きだったため、仲間から一緒に行くのを喜ばれていたようです。
亡くなったときの天気は覚えていないのですが(私はその場にいませんでした)、野辺の送りをした日は天気予報を覆す

    快晴

でした。
一昨日のうっとうしい天気のあと、昨日は雲ひとつなく、ものの見事に晴れ上がりましたが、これまた父の17回忌で親戚が集まり、故人は

    やっぱり晴れ男だ

と言われていたのです。
実は父の名前には「晴」の字がつくのですが、そういう事情もあってかなり有名なようでした。

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近松祭 

今日(28日)、兵庫県尼崎市久々知にある

    日蓮宗 広済寺

において、

    近松祭

がおこなわれます。
昨年も書いたことですが、ネタの使い回しはいつものことなのでご勘弁下さい。
近松の命日は

    旧暦11月22日

で、今の暦で言えば正月前後になります(当時の暦は貞享暦)。
寒い時期に亡くなったのですね。71年の人生でした。

その日を現在の暦の11月22日にそのまま置き換えて、その日を近松忌としています。
でもちょうど文楽公演のある時期ですから、何かと都合も悪く、広済寺での近松祭はこのところ10月の終わりの日曜日に催されるようです。

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初恋の来た道 続 

ゼミでやっと

    初恋の来た道

を最後まで見ました。
恥ずかしながらこの映画を見るのは初めてでした。
以前、前半だけ見たのですが、その時はいかにも「初恋の来た道」でした。
最後まで見て、なぜこの映画がこういうタイトルになったのか疑問にすら感じました。マトリョーシカの内側の人形にだけタイトルをつけた感じになります。
原題の

    我的父親母親

はあまりにも素朴ですが、意味はよくわかりました。
ある学生は

    話に無理がありすぎる

といっていましたが、なるほどその通りで、都合がよすぎるにも程がある、という感は否めませんでした。
その一方で

    感動した

という学生もあり、見方はさまざま。いや、そのことは実に結構です。

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語るか? 

12月に、老人ホームで文楽人形の催しをします。
小道具を少し作りました。

    水戸黄門の印籠

はネットで買うのももったいないと思い、自分で作りました。
市販のものはどうしても小さく、高齢者の方々には見えにくいのではないか判断して、ひと回り大きなものにしました。
葵の紋もやや大きめ。とにかく目立つように考えました。
形も本来の印籠とは違って少し横幅をつけました。
というか、横幅のある素材を探していてたまたま見つけたというだけのことです。
使えるかどうか、学生に見てもらおうと思っています。

    シャボン玉吹き戻し(巻鳥)

は大丈夫です。

    三味線

はホンモノを使います。

しかし、どうしても学生の参加が思うようにはありません。
本当は私は参加するつもりはないのですが・・・

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季節感 

今、「日本語表現」という授業(こんなのがあるんですよ!)で

    手紙を書こう!

という話をしています。
メールでないのはもちろん、スヌーピー(?)の封筒に入れたりしない、京都寺町・鳩居堂の便箋なんぞにしたためる手紙です。

昨日は前文を書いてみようということで、大学生にしては少し背伸びをした文章で書き始めてもらいました。
当然必要なのが時候の挨拶。

  今、君たちが一番季節を感じる言葉を選んで、それを使いなさい

と言ったのです。
さて、どんなふうに彼女たちは季節を捉えているのか、そして手紙の挨拶としてどのように工夫してくれるだろうか、と楽しみにしておりました。

パソコンでその短い文章を作り、提出させます。
ところが・・・・。

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十三夜 

23日は十三夜。旧暦の九月十三日でした。
といっても、月齢はまだ11.9。十二日の月といっていいわけですね。
昔の暦は一応、15日=満月ですが、実際は微妙にずれます。
実はこの記事を書いているのは23日の午後7時ごろ。職場から見るときれいな月が出ています。でもオソマツなカメラで、しかも手ぶれ状態で撮るとこのザマです。

DSC01585.jpg


やはり肉眼で見るにまさるものはないでしょうね。

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時代祭 

秋の祭は収穫を祝い、来年の豊饒を願う気持ちがあったのでしょう。それとともに開放的な男女の出会いの場。
筑波山の「かがい」(歌垣、歌懸)も春と秋でした。

  東の国々の男女が筑波山の東の峰に、春の花の咲くころや秋の紅葉
  の季節に、飲食物を持って馬に乗ったり歩いたりしながら登ってき
  ては楽しんだ。そのときの歌にこういうものがある。

    筑波嶺に 逢はむと いひし子は 誰(た)が言 聞けばか 嶺逢はずけむ
   (筑波峰で逢おうと言った彼女は誰になびいて私と逢ってくれないのか) 
   筑波嶺に 廬りて 妻なしに 我が寝む 夜ろは 早やも 明けぬかも
   (筑波峰で妻もなくひとり寝る夜はもう明けてしまう・・)

『筑波国風土記』に書かれています。振られる男の悲しさですね。
今さら嘆いても、文字通り「あとの祭」です。

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NPO 

今私の手元に、文楽人形を使ったパフォーマンスをする話が3つあります。
ひとつはすでに会場の下見もして、出演する学生も決まり、なんら問題なく

    これから稽古

に入ります。
しかしあとの2つは全く動きが取れていません。
一番の問題は出演者がいないことです。
同じ学生にあれこれ押し付けるわけにも行かず、新しいメンバーを発掘すべく声をかけるのですが、学生はほとんど関心を示しません。
加えて、学生はかなりの量のアルバイトをしているのが普通で(毎日、という学生が多いですね)夕方になるとさっさと帰ってしまいます。
前述のこれから稽古する学生についても、私の都合ではなく、学生の都合を最優先するのです・・。

   頭が痛い・・・

一番熱心だった学生が間もなく卒業し、今後ますますこういうことをやろうという学生は減っていくことが懸念されています。
せっかくここまでやってきた活動が立ち行かなくなる可能性もありそうです。

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鼓の音 

もう、オリオン座の季節になります。
秋は過ぎ行くのが速いですね。
冬の星座の代表ですが、もうすでに夜遅くなると東の空に大きな星座が見えます。
流星群といえば「しし座」「ペルセウス座」などが有名ですが、

    オリオン座流星群

というのもあります。

今年は、今夜から明日未明にかけて(21日から22日にかけて)が見えやすいのだそうです。

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運転 

運転免許の更新通知が来ました。
前回(5年前)は普通に会話が出来る状態でしたので、更新も難なく終えることができました。
それ以後5年間、無事故無違反で運転し続けました。
また5年後まで免許が持てる・・はずなのですが、今回はもうだめかもしれません。

実は、今年の国会(もちろん安倍さんの頃)で道路交通法が改められました。
酒酔い運転、ひき逃げに対する重罰化、高齢ドライバーに対する認知機能検査などの導入、後部座席のシートベルト着用義務付けなどとともに

    重度聴覚障害者の免許取得

を認める内容が含まれます。
つまりまったく聞こえない人でも多少の条件付で運転免許が取れるようになるのです。

日本には長らく運転免許の

    欠格条項

が(補聴器をつけて10メートル離れて90デジベルが聞こえないとダメ)あり続けてきました。
やっとそれが来年からなくなるのですが、私はギリギリその欠格条項に引っかかる時期に更新を迎えてしまったのです。
なんというタイミングの悪さでしょう!

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おもちゃ屋 

いい年をしてなにをやってんだか、と思いつつ、しばしば

    東急ハンズ

    ダイソー

    トイザらス

などをうろつく昨今です。
目指すはパーティーグッズ売り場、おもちゃ売り場。といっても怪しいカボチャを探しているのではありません。

    小道具

です。
何か面白いものはないかと探す癖がついてしまいました。

それで気付くのですが、刀のおもちゃは昔ほど置いてませんね。
やはり、危険ということなのでしょうか。
昨日は水戸黄門の印籠を探しに行ったのですが、どこにもありませんでした。
こういうものは、案外京都の修学旅行生目当てのおみやげ屋に売っていたりするのです。
キセルとか扇とか新撰組グッズとか。

今キセルは1本持っているのですが、ラオのデザインの違ったものが欲しいのでまた探しに行きます。

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地方公演に 

地方公演は独特の雰囲気があって、私はけっこう好きです。

まず、劇場が文楽にぴったりというわけには行かない場合があります。
それがまたなんとも地方公演らしくていいのです。
二階席があると、

    介錯の動き

が見えたりします。かつての朝日座も二階席がありましたが。
技芸員さんについて言えば、

    普段よりいい役

がつくことが多くて、特に若手が楽しみです。
引退された

    小紋さんの出遣い

を見たのは地方公演だけでした。あのときの小紋さん、なんだかきょろきょろしていらっしゃいました。

このようにあれこれ楽しみのあるのが地方公演です。

演目はどうしても名作名場面が多くなります。
「寺子屋」「千本の道行」「すしや」「勘平腹切」「野崎村」「曽根崎心中」「俊寛」「釣女」「勧進帳」などなど。

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批評の授業 

人間社会学部という名前から

    心理学

を連想されるのはもっともなのですが、私のところでは心理学のほかに福祉、観光、英語、文化表現などが学べます。
そして、私が担当している授業のひとつが

    創作と批評

であることは以前にも申しました。
今、この授業では批評を中心に進めています。
誰のために、何のために批評するのか、批評の意義は何か、いかなる視点から、いかなる方法で、いかなる文章で書くのか。批評家に必要な態度とは何か、批評家の資質とはどういうものか。
評論家と呼ばれる人が山のようにいる昨今ですが、私としては上記のようなことを意識しながら、社会人として

  世の中とどう向き合っていくのか

を考えてもらいたいのです。

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野球少年 

阪神、負けましたねぇ。ファンの皆様、ご心中お察し申し上げます。
関西にいると誰もが阪神ファンのように思われがちですが、私は昔からほとんど関心がないのです。筋金入りの阪急ブレーブズファンでしたから。

私の年代は何らかの形で(クラブ活動に限らず)

    野球 か サッカー

に明け暮れた少年時代を送っていたように思います。
勤務先の同世代の同僚に聞いても野球少年だった者が多いようです。
私は一時サッカーをやっていたのですが、じっくり構える野球のほうが合っていたのかも知れないこととサッカーに比べて手軽に出来ることもあって、高校、大学、大学院とクラブ活動、草野球でずいぶん汗を流したのです。
大学は文学部でしたから、女の子も多く、一緒にソフトボールもしました。野球は半ば個人対個人なので、女性でも工夫すれば十分に楽しめました。

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新聞の評 

昨日、やたけたの熊さんが

  新聞評が出るのが遅すぎる

というご意見を書いてくださいました。
それに関していくらか思うことを書いてみます。

3日ほどで終わってしまう短期公演の演劇では公演前に演出家や主役俳優さんにインタビューして紹介する方法が取られています。
でないと間に合わないんですね。ですから、逆に劇評はあまり載りません。
でも、文楽のような3週間の公演ですと、じゅうぶん

    劇評が書ける

わけです。
実際、各紙の記者さんが熱心にご覧になった上で健筆を振るっておられます。毎日新聞のMさんはかつて『上方芸能』に文楽評を連載していらっしゃった私の先輩でもあります。朝日のNさんはまは旺盛な取材力の持ち主で元気はつらつです。産経のKさんも熱心さでは誰にも負けず、「Love!文楽」の雰囲気が漂います。
それぞれなかなかの実力者です。

しかし、私も熊さんのおっしゃるように新聞はもう少し早めに掲載してほしいと感じています。

    せめて中日までに

はお願いしたいものです。

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評の文章 

文楽に限りませんが、本当に怖い評論家は「評論家」ではなく、

    客席のおっちゃん、おばちゃん

であることが多いように思います。
技芸員さんにうかがっても、しばしば

  お客さんがこうおっしゃってた

  いつものお客さんにほめてもらえた

  あのおばちゃん、何十年も聴いてくれてる

という言葉が出てきます。
「○○という評論家にほめてもらった」という話も聞かないでもありませんが、それはよほど「著名」でしかも「熱心」な方に限られるようです。
「評論家」にも「著名でも不熱心」「熱心でも無名」「無名で不熱心」などいろいろあるようです。

私は自分を評論家だと意識することはありませんが、仮にそう呼ばれるなら

    無名で不熱心

の部類です。
私の相棒の槌谷氏は失礼ながら

    無名で熱心

の部類。でも、私よりはずっとマシです。
著名な大先生でも、本当にいい加減なことを書く人はありますので、今どの批評が一番いいのかと問われたら「?」ですね。
各新聞社が短評を書いていますが、活字の後日評としては「演劇界」と「上方芸能」があるくらいでしょうか。
このほか、

    ブログ や ホームページ

で見事な批評が出ることもあります。核心を衝いているという意味ではそういう場の批評が一番かもしれません。
私は評を書く時に、他人様の書かれたものは見ないことにしています。
むしろ、書いた後に拝見して、自分との一致点、不一致点を確認させていただいています。
ですから、ときどき的外れなことを言って冷や汗をかくこともあります。

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下見 

一昨日、ピッコロ劇場に行く前に、勤務先のある大阪府吹田市の高齢者施設を訪ねました。
いわゆる

    特養老人ホーム

です。
理由はもう皆さんお察しのとおりです。
また高齢者の皆さんに文楽人形を見ていただくために、その設備などを下見に行ったのです。

幅4メートルくらいのところに手摺(といっても私の作ったオソマツなものです)を置いて、そこでちょっとしたパフォーマンスを御覧いただこうと思っています。

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舞台美術を見るために 

昨日は兵庫県尼崎市の

    ピッコロシアター

にいっておりました。

    「モスラを待って」(作=鄭義信 演出=内藤裕敬)

の上演でした。
出演は橘義、岡田力、奇異保、樫村千晶、今井佐知子ほか。
ゴドーではなく、モスラを待って、大晦日の公園に雪が降ります。
とはいえ、私はほぼ話を理解しておりません。
では何のために行ったのか?

目的のひとつは、舞台芸術のバリアフリーについて考えるためでした。
成果はあまりありませんでしたが、とりあえず考えるだけは考えてきました。

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大学教育としての文楽人形 付160,000 

昨日、大阪の某ホテルでお話をしてきました。
世界に広がる(笑)L・クラブ(決して西武球団の応援団の集いではありません)の、大阪3クラブの皆様対象でした。

依頼を受けた時は

    人形浄瑠璃について

というタイトルを与えられたのですが、一般的な話でいいのかな?と思っていくつかこちらからタイトル案を出しましたら、あちらのご希望で

    大学教育としての文楽人形

のようなもので、ということになったのです。
このブログにきてくださる皆様には耳にたこができるような話に過ぎないのですが、なぜ千里金蘭大学人間社会学部では

    伝統芸能演習

などという不思議な科目を実施しているのか、学生に何がプラスになっているのか、などをお話してみました。

だるいお話で、途中退席された方もあり、慙愧の念に堪えません。

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メールなし 

先週金曜日の夕方から昨日の朝まで、学内工事の関係で大学のサーバがダウン状態だった(実際は一昨日の夜復旧していましたが)ため、そちらのアドレスに入るメールを見ませんでした。
急ぎのメールを下さったかた、

    お詫び申し上げます

家にいてもつい何か連絡があるんじゃないかと思ってチェックしてしまうのですが、この3連休は気にせずに済んだためとても楽でした。

思えば、いつの間にかパソコンという機械に追われる身の上になっています。
私、正直言って嫌いなんです。
でもこれなしには今や

    重要な連絡

も届きませんし、電話のできない私には

    不可欠な機械

であること、言うまでもないありません。

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近所のおばさんから 

子供の頃からお世話になっている

    近所のおばさん

がいらっしゃいます。
「子供の頃から」というより「生まれた時から」というほうが正しいかもしれません。
もう80歳くらいで敷地内に娘一家が住んでいるのですが、普段の生活は別々。やはり独居高齢者には違いありません。
ついに息子さんの元に行く決意をされたそうで、今あれこれ整理されているようです。
このお宅はかつての文楽の方とも交際があり、

    桐竹紋十郎師

のごひいきだったようです。
でも息子さんのところに持って行けるものは限られます。
で、昨日「藤十郎ちゃん、あんたにもろてほしいもんがあんねん」とのありがたいお話をいただきました。

    床本?

    昔のプログラム?

「大歓迎ですよ!」と思ったら……

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夢のまた夢 

大学教育としての三味線・・また、調子に乗ってこんなことを書きます。
学校の音楽の授業に邦楽の要素が入ることになっていますが

    誰が教えんねん!

ということが問題です。
ピアノが弾ける人は掃いて捨てるほどいますが、三味線が弾けるというとそれだけで人間町宝(わかります?)。
音楽の先生はたいてい洋楽ですから、あまり信用はできません(笑)。
私自身、小学校の音楽の教科書に出ていた宮城道雄に授業では触れられることがなく、残念だった覚えがあります。
大学時代に「音楽」という授業を取りましたが、非常勤講師の先生は音大だったか芸大だったかの人で、やはり「交響曲について」でした。
私の勤務先にも音楽の教員がいます。オペラ歌手ですから、当然授業内容は洋楽というか、オタマジャクシです。

ですから、大学にある邦楽の音は

    筝曲部

だけ。外部の先生が指導しに来てくださっています。

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校正を終えて 

夏の公演の評を書き終えたのは先月東京に行く直前。
編集部にはメールで送るのですが、なんと私はあいさつ文だけ送って肝心の原稿を

  添付するのを忘れていた

のです。
相棒の槌谷氏には内緒にしている(笑)のですが、とんだ失敗でした。
後日編集部から「こら!締め切り守らんかい!」とお叱りを頂き(うそです。編集次長さんは淑女ですから)、慌てて送ったのです。

そしてゲラがあがって、昨日、特に大きな問題もなく返すことが出来ました。
今回もまた槌谷氏におんぶにだっこで書き上げることができました。
あとはできあがりを待つばかりです。

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意見百出 

昨日の3年生ゼミは驚きでした。
このゼミは3教員の集団指導ということになっていて、このブログにも時々来てくれるsampe教授ともう一人の教授そしておまけに私という布陣です。
前回、学生に映画を(DVDで)見せてそれについて短時間の紹介や批評をさせたのです。
例によって

    だら~っとした態度

で、やる気があるんだかないんだか、なんとも物足りない発表でした。
で、今回はどうしようか、ということで3教員が前日の夜盛んにメールで連絡して、ある程度の段取りを決めました。
とりあえず学生Aが

    初恋の来た道 我的父親母親 The Road Home 2000年

について短い発表をしました。いくらか質問は出るのですが、まあ、特にどうってことはありません。
で、とりあえず30分ばかり見ようということになって、「先生」と「ディ」が顔を見合わせる場面までを見ました。
そして感想を求めると・・

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魔は木曜 

この後期は「魔の水曜」を覚悟してスタートしたのですが、授業しているときは夢中なので、さほど大きなストレスはありませんでした。
なぁんだ、

    たいしたことない

と高をくくっていたのですが、実は

    魔の木曜

でした!
水曜の夜、どうもくたびれて眠りに落ちがたく、やっと寝たと思ったら夜中の3時過ぎに起きてしまい、こりゃダメだと思ってなんとかもう一度眠ると朝8時過ぎまで気がつかないという最悪のパターン。
病院に行って午後は会議という予定でしたので、とにかく急がないと間に合いません。で、結局病院が終わったのが12時半ごろ。

そして、大学に着いたら・・・

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ミャンマー 

今日はブログテーマには関係ないことを。
昨日、

    日本文化と歴史

という授業の中で、ミャンマーのデモと軍の行動について話をしてみました。
まず大学生はかつてこの国がビルマと呼ばれていたことは知りません。
朝日新聞は今も「ミャンマー(ビルマ)」と書いていますが、そもそもその「ビルマ」の意味がわからなくなりつつあるのですね。
王朝時代、イギリス領時代、アウンサン将軍の独立運動、軍による民主化弾圧、アウンサンスーチーさん、今のデモの発端とここまで事態が悪化する要因など、ほとんど何も知らない状態でした。
ざっとでいいので、知っておくほうがいいですし、現状や将来を考える際に歴史を見なければ分からない問題があることを話しました。

    歴史の授業なのに今のことを?

    日本がテーマの授業なのにミャンマー?

という疑問が彼女たちの頭にちらついていたようで、次第にそっぽを向き始める学生が増えてきました。

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久しぶりの外郎売 

昨日、朗読演習という時間で、腹式呼吸のレッスンに始まり、早口言葉、ひといき言葉(と勝手に命名しているもの)などのほか、久しぶりに

    外郎売

をやってきました。
やってくるというのは変な言い方ですが、演じてきましたというと歌舞伎役者みたいだし、しゃべってきましたというのも変だし・・。
まあそんなことはともかく、何度やっても面白いこのタテ言葉です。

学生は心理学専攻が多く、その他の専攻もまじっています。
まだまだやる気になってくれません。
もう少し乗せないとなぁ・・。

昨日のハイライトは

    くもの糸(芥川龍之介作)

    春秋山伏記(藤沢周平作)

の一節を読むこと。
読もうと努力する学生はまだチラホラ。

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番付から 

9月公演の番付から思うことをメモします。

清治さんが

    三味線格

になられました。お名前の上に「三味線」の字が輝いています。
先の人間国宝に続く慶事です。寛治さんおひとりだった「三味線格」もこれで少し寂しい思いが小さくなりました。
でも、順序としては逆でもよかったような気がします。
そして、

    団七さん

も同時に三味線格になられなかったことを残念に思っています。
かつて先代の燕三、錦糸が三味線格で並ばれていた頃、もうおひとりベテランの叶太郎さんというかたがやはり三味線格でした。
あのときのように、超ベテランとその下に左右の大臣のように団七、清治のお二人が並ばれればと思えてなりません。

私は内部事情がさっぱり分かりませんので、「外の者が何を言ってるんだ」と言われたら返す言葉もありませんが、ひとりのファンとしてはそれが正直な気持ちです。

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