年度替り 

ほとんどの方が今日で年度替りですよね。
その意味では

  もうひとつの大晦日

です。
豆まきでもしたいところです。
職場の異動があるという方も少なくないのではないでしょうか。
転勤、就職、退職、引越し、昇格、降格(??)。

昇格される方、おめでとうございます。

実は私も厳密に言うと今日までの名刺が明日から使えなくなります。
といっても、昇格するわけではありません(あたりまえ)。
ついこの間まで、変更がないと思っていたのですが、明日から所属学部が変わるようです(のんき…)。
もっとも仕事そのものは変化がなく、実は新しい学部ではほとんど授業を担当しないのです(笑)。

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桜色 

桜が一気に開いてきました。
桜に限らず、世は

    花の色

です。
いつかは「移りにけりな」と嘆く日が来ようとも、やはりこの時期は存分に楽しみたいものです。

    日吉丸稚桜

も「桜」がタイトルに入り、季節柄ふさわしいですね。
「義経千本桜」を代表としますが、春狂言の舞台は見た目の華やかさの楽しみもあります。

一昨日(金曜日)の夜、大阪にいたのですが妙に阪神タイガーズ応援スタイル(お召し物&持ち物)の人が大勢闊歩していて、何事だろうと思いました。
まだセ・リーグの野球は始まってないようなぁ、ファンの集いでもあるのかなぁ、などのんきなことを考えていたら、28日が初日(とは言わないか)だったのですね。
それにしても大阪にはほんとうに阪神ファンというのは多いんですね。おまけに甲子園ではなく、ドームだったのですね。

皆さん興奮して顔は桜色になっていました。

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日吉丸の床本から 

文楽4月公演では久しぶりに

    日吉丸稚桜

が出ます。今は「ひよしまるわかきのさくら」と読むのが普通のようですが、「ひよしまるおさなざくら」とも読まれたようです。
昭和が平成となったあの1989年1月公演に出たのがこの作品でした。
その後平成6年にも出ていますが、それでももう14年ぶりということになります。
東京ではとんとお目にかかれない演目ですね。

床本をちょっとのぞいてみます。
三の切の冒頭です。

日吉丸冒頭

↑「日吉丸稚桜 三段目」

  散花の別れを暫し
  慰むる程とや春の
  名残とは知らぬお政が
  千鳥足ヲゝこちの人
  爰に居やしやんすか


とあります。
木下藤吉の家来となった堀尾茂助の妻お政は千鳥足なのです。
このあと「酒ひとつたべ過ぎて」とあるとおり、かなり飲んでいるようですね。

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台本はできたけど 

5月に大阪で実施する予定の

    文楽人形劇

の台本ができました。もちろん、稽古の状況で変更はいくらでもありうると思うのですが、基本はこんなものかなというところはできました。
詳しくは言えませんが(笑)、悪質商法に直面した女子大生お染の運命!を描いた

    社会派ドラマ (大笑)

です。
ただ、台本はできても、出演者がいないと話になりません。
問題は学生が参加してくれるかどうかです。
そして、昨日、新2~4年生に出演者を募るチラシを配布して簡単な説明をしました。
しかし、残念ながらほとんどの学生は歯牙にもかけぬとばかりに関心なし。まあ、仕方ないかな・・・。
結局は授業の一環でいわば強制的に参加させる学生だけになってしまうかも知れません。

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くたびれて 

夕べは10時過ぎに寝て、今朝は5時過ぎに起きました。
ちょっと疲れといらいらがたまっているかも知れません。

    研究室の引越

ができないままで、本は梱包してありますから思うように勉強出来ないのです。
やむなく最低限のものはまた段ボール箱をひっくり返して取り出しましたが。
もう5日ほどで新年度なのに、部屋は依然として

    荒野同然

(写真、紛失しました)

勘弁してくださいよ、この状態で3週間です。
段ボールが空いているのは本などを取り出した名残です。
ついでながら、左の棚の上から二段目にまだ残っているのは

    床本 たち

です。
段ボールには入れずにこれはそのまま運ぶつもりです。

Image0431.jpg

何冊か取り出してみました。
「寺子屋」のみ印刷(加島屋竹中清助版)。日吉丸稚桜もありますね(上の右から2冊目)。
中央上の小さな本は絵本です。タイトルは絵本太功記。でも浄瑠璃とは関係ありません。

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伊勢物語 

日本の古典文学の珠玉

    伊勢物語

は高校2年生のときに買って読んだ文庫本以来の付き合いです。
高校の授業でも習ったはずですが、それよりも自分で読んだ本の印象の方が強く、今はどこかにいってしまったあの講談社の文庫本が懐かしく思い出されます。

  むかし、をとこ、初冠して

  奈良の京春日の里に

  しるよしして狩にいにけり

で始まる初段はその当時から丸暗記して今ももちろん覚えています。
このほかにも、「芥川」「東下り」「たのむの雁」「井筒」「梓弓」「つくも髪」「狩の使」「小野」「さらぬ別れ」「つひに行く道」等々、本当に面白い作品です。

国文学の注釈の歴史を見ても、源氏物語、古今和歌集、新古今和歌集などとともに多くの学者たちがこの作品に注をつけてきました。一条兼良、肖柏、宗祇、三条西実隆、細川幽斎、北村季吟、契沖、荷田春満、賀茂真淵、等々の人たちです。
なかには

    荒唐無稽

とさえ言えるような注もありましたが、それがまた謡曲に影響を与えるというエネルギーを持っていたのです。

江戸時代の川柳には伊勢物語をネタにしたものも多く、「芥川どっちも逃げるなりでなし」「弟は江戸へ逃げたと須磨でいひ」なんて言われちゃいます。「須磨」というのは業平の兄行平のことです。

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中年男性の恋心 

四月公演に

    桂川連理柵

が出ます。

    かつらがわれんりのしがらみ

タイトルの音の響きのすばらしさ。
やむにやまれぬ男女の死出の旅。そんな定めが感じられます。

中年の長右衛門と十代のお半の不思議な関係。
長右衛門は妻を嫌っているわけでもなく、それどころか立派な妻なのです。
お半もこのおじさんは素敵だと思うけれど、まさかそれ以上の関係になるなど想定外。

石部宿屋での偶然の一夜がもたらしたわりない関係です。長右衛門はお半をかわいそうに思って自分の部屋に入れてやったわけですが、そのまま深い関係を結んでしまいます。
それだけに長右衛門は苦悩し、お半もどうしてよいのかわからないまま二人は桂川に心中に向かいます。

あんな一夜は誰もが経験するものとは限りませんが、

    妙にリアル

でもあります。
ありえない、と思う人もあるでしょうが、私ははっきりと

    ありうる

と思ってしまうのです。
中年の男性はもう恋などしない。そう思っている若い女性がいます。
ついこの間、27歳のかつての教え子とメールでやり取りをしまして、その中で、「耳の具合が悪くて一番困るのはなんですか?」と彼女が聞くので「恋愛がしにくいことかな~?」と答えました。
すると彼女は

    恋愛、今でもしようと思うんですか?

とびっくり仰天の返事をくれました。
まあ、彼女の方が常識的というかまともな思考回路を持っているのでしょうが、私にしてみれば「そんなの当たり前じゃん」という感じでした。

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盛り上げる 

四月公演はあまり入りがよくないようです。
大阪はいつもじゃないか、と言われそうですが、それでも四月はなんだか入りの薄さが目立ちます。
もちろん、平成元年四月の

    四代目 竹本越路大夫引退披露

の時のようによく入ったこともありました。
昭和六十年の竹本住大夫襲名披露、平成十五年の桐竹勘十郎襲名披露も話題になりました。
またまたお名前を出して申し訳ないのですが、ろあさんが「文楽離れ」という記事を書いていらっしゃいました。
3月という時期はどうしても文楽から離れがちで、その空白のために話題に事欠き、なんとなく四月になだれ込んでしまい、年度始めの忙しさと相俟ってぼんやりした印象の公演になってしまうのでしょうか。

だったら三月のうちにもう少し盛り上がるように工夫する必要がありそうです。
やはりマスコミに

    ニュースとして取り上げられる

ようなことが手っ取り早いでしょうね。
関西のテレビ、ラジオ番組は面白い情報番組が多いのでそこに出られるようにするのもいいでしょう。
噺家さんの司会する番組もありますから、文楽には造詣の深い人があるはずで、きっと取り上げてくれるでしょう。
話題つくりといえば

    襲 名

が一番。
かつて「出世景清」が

    復活上演

されたときもニュースで取り上げられていたと記憶しますので、こういうのもいいかもしれません。
また、

    新作の上演

もものによっては面白いと思います。

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阪急電車 

最近

    阪急電車

というタイトルの本が売れているとか。
沿線案内かと思ったら小説なんですね。
関西の私鉄電車には京阪、阪神、近鉄、南海、阪堺、神戸、山陽、近江、京福、伊賀、能勢その他がありますが
その中で阪急電車は

   ハイソな雰囲気

があるとされ、特に神戸方面は山手を走るため、高級感があると思われているようです。
車内で阪神タイガーズのユニフォームTシャツを着ている人はあまり見かけません(笑)。
阪神電車が庶民的なのとよく対比もされますが、それぞれ個性があっていいと思うのです。

今売れているという小説が取り上げているのは、阪急電鉄の中では片隅に位置するといえそうな

    今津線

という路線です。
この線はかつて今津(西宮市)~宝塚の間を走っていたのでこう呼ばれており、西宮北口駅では神戸線と

    平面交差

することで全国的に有名だったのです。鉄道ファンの人はわざわざ写真を撮りに来たそうです。
ところが、平面交差はやはり交通量が増えたりすると厄介でもあり、結局西宮北口駅で分断され、今津~西宮北口と西宮北口~宝塚をそれぞれ別に走っています。
それでも今なお全体をまとめて今津線といっているのです。
宝塚駅で阪急宝塚線と連絡し、今津駅では阪神電車とつながります。

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自慢話 

所詮私のブログは自慢話の集積のようなものでして(笑)、今日も相も変わらんところをお聞きいただくのでございます。

先日、私の家に学生が来てくれた時に持ってきてくれたのが記念の

    写真ホルダー

です。この中に彼女たちの写真が一枚ずつ入っていて、さらに何かメッセージを書いてくれているわけです。

まさかこういうところに悪口は書いていないだろうと(笑)信じていたのですが、ありがたいことに歯の浮くような(?)言葉が並んでいるばかりでした。

私の専門は平安時代の文学・歴史ですが、そのことを書いていたのは2人だけ。
あとはほとんど

    文楽のこと

授業や課外活動では文楽関係のことを一番熱心にしていましたので当然だと思います。

平安時代について書いていた学生は

  変体仮名が読めるようになったのが嬉しかった

  歴史のさまざまなトリビアふうの話が楽しかった

といってくれました。
変体仮名のことを書いた学生は、最初は読めなかったのに、試験は95点くらいでぶっちぎりの成績トップ。
文楽の床本も変体仮名のさらに変形のようなものですが、やってみると面白いものなのです。

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彼岸 

向こう岸には何があるのだろう。
川というものが文化を隔てるほど厳然と横たわっていた頃はそんな素朴な疑問を持つ人が少なくなかったでしょう。
私の住む市も、かつては川によって隔てられていた町と村を合併してできたものです。
当然右岸と左岸では歴史も文化も違います。

   彼 岸

は悟りの境地、此岸は迷いの境地。
向こう側への憧れとこちら側への執着。

大坂はかつて八百八橋と言われました。

    曾根崎心中

では必死で逃げた二人が梅田橋を渡ることでわずかながらも安堵を得たでしょう。

    冥途の飛脚

では西横堀に架かる新町橋を渡ることで別世界が広がりました。

    心中天網島

は「名残の橋尽くし」。橋、つまり川の向こうへ行く手段となるものがいかに重要なモチーフになっていたかが思い知られます。

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上方芸能事典 

今月、岩波書店から

  森西真弓編 上方芸能事典 税込 4,200円

が刊行されました。森西さんは立命館大学教授ですが、同時に上方芸能編集長。
十三夜会会員、朝日舞台芸術賞審査員その他の要職を兼ねていらっしゃいます。
と、大げさに言うのはなんとなく面映く、私はもうずいぶん長い付き合いになります。
実は彼女とは同世代(生まれは半年しか違いません)で、会っても敬語はあまり使わないくらい。

すでにすぐれた業績を多々挙げていますが、今回またひとつ積み重ねられました。
もっとも彼女は編者で、

    同誌編集次長 広瀬依子 さん

    同誌能楽評 石淵文榮 さん

らも執筆されています。女性たち、頑張っています!

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少し遠くを 

昨日はせっかく文楽の話をしたのに、また逆戻りになってしまいます。
病院での暮らしで気付いたことをメモしておきます。
とにかくいろいろ厳格になっていますね。
手術室に入る時に名前を言わされることは書きましたが、点滴をするときにも、看護師さんがいちいち輸液パックに書かれている名前を指差して、

    間違いありませんね

と確認します。
見りゃあわかるでしょ、と言いたいくらいですが、彼女たちも仕事で真剣ですから、そうも言えず

    ハイ、大丈夫です

と答えます。輸液に入っている薬剤も明記されていて、私はすべてチェックしています(笑)。
先日、広島では筋肉注射を静脈注射するという事件もありましたよね。

血圧も体温も全部情報は示してくれます。
勝手に計って勝手に記録して知らん顔、というところもありますが、この病院は全部教えてくれます。
私の血圧は例によって100-60くらいでした。
パソコン使用はノートタイプのみ自由ですが、私の病棟は眼科の人も多く、やはりパソコンは目に負担になりますからその方々は使いませんし、高齢の方も多いので、実際に持ち込んでいた人は同じフロアでは一人だけでした。
大部屋でも、各個人に

    テレビ と 冷蔵庫

が用意され、プリペイドカードを挿入して見たり使ったりするシステムです。私はどちらも使用せず。
食事はおいしいです。あたたかくて清潔で品数もあって選択もできて、不満は量が少ないことくらい(笑)。事前に食欲について聞かれたのですが、そういえば私は「普通」と答えました。あれを正直に「旺盛」と答えておけばご飯が大盛りになったのかもしれません。

若いナースは大学生と同じ世代ですから、私から見ると教え子のような年代です。
やはり共通点を感じます。

    はにかみ屋さん

が多いのです。
これは以前とは比較にならないくらい増えています。仲間内ではにぎやかにやっているのでしょうが、自分を社会の中にぽんと置いた時に一気にシュンとしてしまいます。
あれこれマニュアルができていくのは今の病院に対する社会の目から考えてもやむをえない面があるでしょうが、若いナースが個性を失ったり引っ込み思案になったりしはしないかと老婆心を抱きます。
でも、私の担当ナースはもちろん若いのですが、25歳前後かと思われ、病棟看護師としてはベテランです。とてもはきはきした「自分」と言うものを持っている人でした。ありがたかったです。

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文楽の話をしよう 付222,222 

このブログ、このところ文楽の話が書けていません。正直なところ

    それどころではなかった

ということなのですが、怠慢の謗りは免れません。
やはり文楽の話を書いてこそ、皆さんとお話させていただけるわけですよね。

4月公演にはいろんな話題があると思いますが、

    勧進帳

も気になるもののひとつです。
「あくまでもミーハー」の「ろあさん」が、文楽の勧進帳はどうかな~と思いつつ勘十郎・和生・勘弥の配役が気になるというようなことをおっしゃっていましたが、私も全く同感です。

このところ、文吾さんの弁慶が多かったわけです。左を玉女さんや文司さんがつとめていました。
今回の主遣いは

    勘十郎 さん

かつて名演を見せたご尊父の弁慶の足は持たれていたはずです。
今回は左は? 幸助さんでしょうか? そして足は? 小割にも期待があるのです。
富樫の

    和生 さん

とはぜひ息詰まるような応酬を見せて、歌舞伎に劣らぬ魅力を見せてもらいたいと期待するのです。
引っ込みにも期待。かつて「夏祭浪花鑑」で花道を使った時に

    団七九郎兵衛

の勘十郎さんがものすごいスピードで引っ込んだことがありました。
飛六法ばっかりは歌舞伎にはかなわない、というのが普通の見方だと思いますが、なにか工夫はないのでしょうか。ありうると思いますけどね。

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花束 

病院から帰った15日に宝塚歌劇の前を歩いて帰ったと申しましたが、実は入院する直前にも歌劇場に行ったのです。
今は宙組で、その幕間に私は大勢の女性に埋もれるようになりながら買い物をしておりました。
大学の卒業生のパーティのための景品を選ぶためでした。
いろいろ考えた挙句、「乙女の町」の住人らしく、歌劇グッズに決めたのです。

    ペットボトル入れ (もちろんすみれ色)
    雪組ラベルの六甲のおいしい水
    ベルばらのマグネット

という三点セットにしました。
なんやこれ? と思われたか。喜んでもらえたか・・・。それは知りません。

ところで、昨日、卒業した学生の代表が私の家に来てくれました。
私の担当する文化表現コースの卒業生が、担当教員全員に花束と記念品(学生からの写真&ひとこと帳)を贈ってくれるのです。
他の教員は卒業式の日に受け取ったそうで、私だけ

    2日遅れの授与式

でした。
決して謙遜ではなく、私は彼女たちのために何ほどのこともしていません。
にもかかわらず、教員というだけでこうして卒業に際して感謝の意を表してくれるのです。
役得、というのは適切な言い方ではありません。
いわゆる

    教員冥利

でしょうか。
この記念品の写真は後日適当にぼかした上でアップします(今、ちょっとヒマがないので・・)。

来てくれた3人の学生さん、

    ありがとう

もちろん、その他の学生諸姉にも感謝しています。

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幻聴 

耳の手術は、中耳炎でもそうですが、耳の後ろにメスを入れてざっくり切り、そこから鼓膜の内側へ入っていって手当てをします。
ですから全身麻酔で、出血も多く、何針も縫います。
抜糸までで1週間かかり、その後も様子を見ながらほぼ毎日ガーゼを替えたりして、退院まで

    3週間ほどかかる

ことが多いのです。
私もそういう手術を3回経験しています。
しかし今回は外耳道にハサミを入れるだけのもので、局所麻酔ですし、出血は微々たるもの。
傷口はすぐにふさがりますから、点滴さえ済めばどうしても病院にいなければならないわけではないのです。
そういうわけで、4~5日という当初の予定通り、4日目にして退院となりました。
昨日の朝、ガーゼを交換しただけで、

  ではまた月曜日に外来で

という指示を受けておしまい。
ポカポカと暖かい日差しの中、JRに乗って(途中JRでは珍しくない遅延に出くわしましたが)宝塚まで。
そのあと家までは阪急電車でひと駅なのですが、つい気持ちよくなって

    宝塚歌劇場

の前を通って歩いて帰りました。

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退院 

昨日も退屈な一日。
このあたりで告白しておきますと、実は5月に大阪府の公的な団体から委嘱があって学生の

    文楽人形劇

を実施するのです。
もちろん他愛ないものですが、病院ではその短い台本を書いているのです。

内容の詳細はヒミツですが(笑)、私が書くのですから

    お笑い系

であることには違いありません。
しかし、きちんとした団体からの委嘱ですから、まじめな内容でもあるのです。
関西在住の方で5月17日(土)の午前中に大阪天満までお越しになれる方はぜひおいで下さい。

    感激の涙を流される (はずがない)

と思います。
私ももちろん行っている予定です。
稽古は短期間。出来るかどうか不安いっぱいですが、約束したからには頑張ります!
詳細はまた後日書きます。

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点滴 

昨日は朝の診察のあとは点滴だけが仕事でした。
こうなると退屈そのものです。
今回持って来ている本は

    御堂関白記 (もう覚えてくださいましたか?)

のみ。昨今の病院は自由が利きますから、ノートパソコンを持ってきて談話室で使ってもいいのです。
そうすると仕事がはかどります。
が、私は

    持ってない!

やむを得ず、白紙をいっぱい持ってきており、それにあれこれ書き散らしています。

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手術 

夢を見ました。
この手術は聴力の改善につながるものではないのですが、どういうわけかすさまじい改善を見せて、文楽劇場にいました。
太夫さん(誰か不明)、三味線の清介さん、ツレ三味線さん(誰か不明)が並んでいます。
太夫さんが語り始めると、掛け合いのように

   清介さんも語り始めました!

すました顔で語り続ける清介さんはまるで三味線を持つ気配がなく、ツレ弾きさんが弾いていました。
たったこれだけです(笑)。

    昨日10時、入院しました

この病院は南側が堂島川。北側の道はかつての蜆川。つまり、堂島の一角にあるわけです。
とはいえ、かなり西の方で、堂島川にかかる橋で一番近いのは玉江橋。

以前書いたと思いますが、かつてはこの橋から

    天王寺の五重塔

が見えたといいます。5kmくらい離れているのですが、ビルのなかった時代はあれほど背の高いものはなかったわけですね。

北側の目の前にはこれも以前書きましたが

    逆櫓の松

があります。
義経と梶原が船に逆櫓をつけるかどうかを議論した場所とされます。
義経はこの論争の前に朝日神明社(今の中央区神崎町、南大江公園にあった。現在は此花区に移転)に戦勝を祈願したので、この神社は「逆櫓社」とも言われています(名所案内してる場合か!)。

逆櫓論争は『平家物語』巻十一に見え、文楽なら『ひらかな盛衰記』に逆櫓の松が登場します。

    や~っし、しし、やっしっし

ですね

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入院 付220,000 

突然ですが、本日より4~5日大阪市にある某病院に入院してまいります。
簡単に言うと耳の中にできた腫れ物を

    チョキチョキ

切るためです。
そのあと数日感染を防いだり炎症を抑えたりする点滴をして戻ってくるつもりです。

治療がこの時期になったのは仕事の関係でやむをなかったのです。
1月までは授業で休めず、2月も半ばまでは成績関係でダメ。後半以降少し空いたのですが、今度は病院の都合もあり、結局今日になりました。
実は今日は会議があるのです。それはサボらせていただくようお願いをしておきました。もちろん有給休暇を取ります。
さらに、あさっては

    卒業式

があるのです。会議はどうでもいい(あ、そんなことありません)けど、これに出られないのはやはり残念です。
学生の、すっかりお姉さんになった姿を見ることができません。大半が袴姿でしょう。見たいなぁ・・。
そして同じ日に

    卒業パーティ

もあります。

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人魂恋稲妻 

先日、大掃除をしている時に発掘した、未公開の

    高校生のための新作浄瑠璃 人魂恋稲妻
                           (ひとだまはこひのいなづま)


をここにご紹介します! 堂々の初お目見え!!
え? 聞きたくない? まあそうおっしゃらずに(長くなりますが)。

いつ作ったのかを書いていないのが我ながら失敗ですが、たぶん10年ほど前だろうと思います。
基本的に喜劇です。
登場人物は

    すしやの娘お里
    お里の恋人聡吉
    近松門左衛門
    竹本義太夫
    竹澤権右衛門
    河庄亭主

という、錚々たる顔ぶれ(笑)です。
今年十七歳のお里はひとつ年上で幼馴染の聡吉(魚屋に奉公している)を無理やりに引っ張って、谷町の法妙寺に連れて行きます。
聡吉がなにごとかと問うと、「この間曽根崎の森で起こった心中事件を近松門左衛門が芝居にするのだが、明後日の初日を前に、その稽古がご贔屓だけを集めて法妙寺でおこなわれている。今から盗み聞きをしに行く」とお里は答えます。
浄瑠璃なんかつまらん、カラオケでも行こう、という聡吉を突き飛ばし、蹴飛ばししながら二人は寺に着きます。
寺の縁のそばで二人が潜んでいると天満屋の段が終わったところらしく、道行が始まります。

    この世の名残 夜も名残

    死にに行く身をたとふれば

この名文句にさすがの聡吉もうっとり。ところが、

    定めなき世は蛍火か

と語ったところで、聴き巧者で知られる河庄の亭主が遮ります。
「蛍火は人魂をたとえたものと思うが、心中は四月だから時節が合わないだろう」というのです。
近松はハッとしてあとで検討すると約束します。
やがて道行が終わり、お里と聡吉は感動しています。贔屓の人々が帰り、近松と義太夫と権右衛門は先ほどの一節の検討を始めようと、不要な灯りを消します。
不意に灯りが消えたので、聡吉はうろたえて、縁の下に転げ落ちます。
その音を聴きつけた権右衛門らが二人を中に入れると、お里は

  私は、里と申してすしやの娘

  いたづらもの、にくい奴

  と、おぼしめされん申し訳

と、浄瑠璃口調で答え、何とか許してもらいます。
近松達は「仕事があるから帰れ。墓を通って帰るなら、最近心中して男と別の墓に入れられた新仏があるから、化けて出るかもしれないぞ」と脅されながら、二人は帰ります。

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ジャラジャラ 

名古屋でマラソンがありました。
なんと、優勝した選手は私の高校の(かなり)後輩に当たる人なのです。
もうひとり、彼女の先輩でアテネオリンピック7位だった選手(つまりこの人も私の後輩)とともに、本当によく頑張りました。
やはり嬉しいものですね。

    42.195km

長い距離です。
ご苦労様でした。

    ★  ★  ★  ★

今年に入ってからというもの、あれこれあり過ぎです。
なんといっても大きかったのは引越し。
そのおかげで、

    腰が痛い!

さほど無理はしていないはずなのに、やはり年齢は隠せないというところでしょう。
先週後半は

    よいしょ!

を何回言ったことやら・・。

また、ほこりっぽいところにいましたので、マスクはしていてもどうしても呼吸器の弱いものとしてはつらいのです。
ところで、皆様はデスクの中に小銭をためこむことはありませんか?
実は私は悪い癖でお釣の小銭をそのままポケットに突っ込んではジャラジャラするのでデスクの中に放り込んでしまっていました。
そうしたら、

Image0401.jpg


なんと、

    小銭だけで8,000円ほど

ありました。
これ、どうしよう・・・。とにかく洗って銀行のATMに預けようかと思ったりしています。

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で、仕事は? 

引越しセンターの営業所長のような日々を送っていました。

    本来の仕事はしてるのか!?

と問われると胸にぐさりと刺さるものがあります。
授業、会議、研究・・・。
この時期、授業はありませんからそれはまあいいとして、会議はそこそこ顔だけは出しています。
研究ですね、問題は。
普段から不勉強なのに、この1か月ほどはさらに時間がなくておろそかになりました。

こういう時に

    締切のある仕事

というのはありがたいのです。
なにしろむこうから追いかけてきて離してもらえないわけですから。
私は意外に締切は守る方です。
噂によると、『上方芸能』の編集次長さんはネチネチと(?)原稿催促の電話をされるそうです。
しかし私はこれまで1度しか催促されていません。
その1度も「メールに原稿が添付されてないから再送してください」というもので、すぐに送りましたから

    罪は軽い

と自分では納得しております(笑)。

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笛の音 

住大夫師匠がフランス政府からコマンドールを受章されることが決まったそうですね。
住師はもちろんのこと、文楽全体への賛辞かもしれません。

    ★    ★    ★    ★

さて、私が子供の頃から好きだったのは雛人形だけではありません。

    

も好きだったのです。
小学校時代、内気で何事にも自信のなかった私に、「リコーダー(たてぶえ)がうまい」と持ち上げてくれる先生がいて、ついその気になったのがきっかけかもしれません。
おだてられると木にも登る私は、器楽部に入り(男子生徒は私一人)リコーダーや打楽器を担当させてもらいました。
その後はフルート、篠笛などの横笛に関心が移り、ほんの遊びとして吹いていました。

笛は息で音を出しますから、文字通り奏者の息遣いが聞こえるわけです。

文楽でもさまざまな場面で笛の演奏はあります。
大半は下座で演奏されるわけですが、珍しいのでは

    恋女房染分手綱 定之進切腹

の能舞台ですね。定之進の人形が能を演じている後で、人間が(!)太鼓、大鼓、小鼓、能管を演奏するわけで、不思議な雰囲気があります。

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記念品 

学生からメールが来ました。

  卒業式の日に○×クイズをします。そこで各先生から賞品を提供していただきたいのです。

ということでした。

  △×先生賞    ●◇先生賞

のように教員の名前を冠して賞品を贈るのだそうです。
提供したものの「この先生の賞はいらない」と受け取りを拒否されたらどうしよう・・・。
それにしても、何を出せばいいのやら。
作品でもいい、というのですが、美術の教員ならまだしも、私なんて文章ですからね。

というわけで

    悩んでおります・・・

何かいいアイデアはありませんか?

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高いところに 

昨日は

    啓 蟄

でした。虫もいよいよ動き始めます。
二十四節気はよく季節感をあらわしていると思います。

    清 明 (今年は四月四日)

    穀 雨 (今年は四月二十日)

なんていいですよね。

勤務先では、引越しのため同じフロアの大半の教員が一斉に動きましたが、これは啓蟄とは関係ないでしょうね。
皆さんご苦労様でした。
あとに残ったのはまだ行き先が空いていない(今春退職する人の部屋に移動する)私ともうひとりの教員、そのほかにも移動を免除された人がいるらしく、残っているようです。

それにしても、がらんとして寂しいです。

    文楽人形

は、もうしばらく舞台表現の稽古場に置いておきます。
そうすると、学生が14日の卒業式に来たとき、人形と一緒に写真を撮りやすいですしね。

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引越し 

この春、引越されるかた、いらっしゃいますよね。
就職、転勤、結婚、気分転換(?)……。
このブログに来てくださるベー娘さんは就職で私の勤務先の近くに来られました。ハプニングがあったみたいですが…(凍えてませんか~?)

そして私も、今日が勤務先の

    研究室の引越し



    予 定

でした。
そのために現在の部屋の書籍などを梱包し、引っ越せるようにしておきました。
ところが、私だけ事情があって

    延 期

になりました。

    移る部屋の事情

です。
それでも、今日は学内の大移動で、引越すのはおそらく20人近く! このブログにしばしば来てくださる野崎小唄さんやmyonさんも移られます。
私のいるフロアの大半が移動するのです。
しかし私は手持ち無沙汰で、今日はただ茫然と見送るだけになりそうです(手伝えよ! ハイ手伝います)。

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雛祭 

子供の頃からどういうわけか、鯉幟(こいのぼり)より

    雛人形

の方が好きだったのです。
当時はまだ男の子がピアノを習うと変に見られた可能性がありました。少なくともなかなかピアノを習わせてほしいとは言いにくい状況で、なんとなく憧れていた私もきっかけを失ったものです。もっともある程度経済的に豊かな家庭でないと女の子でも習わせてもらえなかったでしょうから、私にはその意味でも不可能でしたが。
そんな時代に「雛人形が好きだ」などとは、男友達の間では絶対に言えませんでした。
それどころか、一種の見栄っ張りで

    あんなもの、どこがいいんだ!

という顔をしていたかもしれません。
でも、好きなものは仕方がありません。
妹が(多分母親のお下がり)飾ってもらっていた人形を一生懸命見ていたのは私だったかもしれません。
学生時代も、兄がその娘(私の姪)のために人形を出すときは、勇んで手伝っていました。幼い姪に五人囃子の解説をしていた私はかなりおせっかいでした。

あの顔を見ていると気分がよくなります。
飾り終えた人形をじっと見ていた男子大学生というのは奇妙でしょうか?

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部屋はめちゃくちゃ 

先日から続けている部屋の大掃除はまだ続いています。
部屋はもう大混乱です。
廃棄した書籍雑誌は600冊を超えています。
複数冊あるものはもちろん、これまでなんとなく取っておいたものを涙を呑んで廃棄しました。

    本は捨てにくいものです・・

それにしてもかわいそうなのは文楽人形です。
まさかこんな中にほったらかして傷つけたり埃にまみれたりさせるわけには参りませんので一時的に避難させました。
今後も私の部屋に置くのか、あるいは手放す方が彼女たちのために幸せか、父親の心境で悩んでおります。

それにしても掃除をしているといろんなものが出てきます(笑)。

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弥生 

はやいですね。
昨日から三月です。

    弥生=いやおい=いよいよ生(な)る

生命力にあふれる春の勢いを感じます。
昔の暦では今の4月以降でしょうから、「さくらさくら、弥生の空は」になるわけです。
今年は4月6日が旧暦の3月1日だそうですが、それでもこの時期、すでに春の息吹は感じられます。
この冬は寒かったのに、私の住む町では最高気温は10度を下回ることが珍しくなってきました。
植物は忘れずに生長し、梅は見ごろになってきました。
梅は桜に比べると地味に思われますが、もともとその香もあってこよなく愛された花だったわけです。

  人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける (紀貫之)

の花は梅です。
中国渡来の花で、中国語の「めー」のような発音(こんな書き方すると紅娘さんに叱られそう・・笑)が「むめ」となって日本語化したもので、「うめ」は外来語とも言えるわけです。

こういうことを書くと

    菅原伝授手習鑑

が見たくなります(笑)。


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