すれ違い 

文楽ですれ違いの話といえば、なんといっても

    生写朝顔話

です。
深雪(朝顔)と宮城阿曽次郎(駒沢次郎左衛門)のロマンティックな出会いのあと、次々に訪れる二人のすれ違いの場面。
「宿屋」をじっくり聞いてみたいなぁ・・と思う昨今です。
文楽を見に行っておりますと、同じ劇場にいながらすれ違いになっていることがしばしばあるようです。
このブログで「昨日行っていました」なんて書きますと「私も行ってましたよ」という書き込みやメールをいただくことがあります。
これまでにもまゆみこさんやyayoiさんなどがそんな書き込みをしてくださっていました。

先日、東京に行った時は、cocoさんとはちらっとお会いすることができましたが、それだけで終わってしまいました。
あのひ(21日)はその日のうちに家に着けばよかったので、終演のあと余韻を楽しみたいなぁ、と思って

    誰か知ってる人はいないかな?

としばらく劇場の内外でうろうろしていたのです。

でも、残念ながらどなたもいらっしゃらず、早めの帰宅を決め込んだわけです。

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風邪気味 

せっかくこのところ体調がまずまずで、歩くことも全く問題なくなってきたというのに、昨日は朝から

    風邪かな?

という感じでした。おととい、福祉活動から帰ってなんだか頭が重くて寒気もしたのですが、まあ寝れば大丈夫だろうと思っていたのです。
熱はほとんどないのですが、頭がフラフラ、鼻がグズグズ、からだ全体がだるくて冴えない日曜日でした。

さて、大学では授業の一環で

    キツネ

の文楽人形を作ることになっています。
私が指導力がないので(なにしろ、工作のようなことはまるでダメなのです。まして、針仕事などとてもとても)困っていたところ、高校時代人形劇をクラブ活動でおこなっていた同僚が全面的にリードしてくれそうで、大助かり。
文楽のキツネと必ずしも同じ構造でなくても、同じように使えさえすればかまわないわけで来週か製作にかかります。


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催しへの参加 

私の所属する

    千里金蘭大学人間社会学部

では、福祉コースと文化表現コースの協働で地元のさまざまな施設を訪問してまいりました。
今年も障害のある方々のためのボーリング大会のあとの催しに参加してまいりました。
もうこれで

    4年目

になります。
私自身、障害者ですのでとても親近感があり、私なりに大事に思ってきた催しです。

何度かこのブログにも書いて参りましたのでご承知くださっている方も少なくないとは思うのですが、文楽人形を持って、学生が未熟ながら動きをご披露するものです。
プロの人形遣いさんとは桁違いながら、とにかく

    一所懸命

が取り柄の活動です。
今年はこのブログにも時々顔を見せてくれる「もいか」さんをはじめ、4人の学生が出演しました。
文楽人形なんて大学に入るまで触ったことはもちろん、見たこともない学生ばかりが、それなりに稽古をして皆さんに楽しんでいただこうというわけです。
さぞかしへただろう(笑)と思われるでしょうが、これれがなんと、なかなか絵になるのですからすごいものです。

DSC01714.jpg
稽古する学生たち

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簑二郎さん 

小手が利く、という言い方がありますが、

    吉田簑二郎 さん

はまさにそんな感じがします。
せわしない、という人がいるかもしれませんが、簑二郎さんは役柄を心得ていますから、動いた方が面白い役にこそそういう技を発揮され、そうでない役はしっとりとした二枚目や美女を遣われます。
それにしても、お福首の下女など、実に面白い。
夏の公演の

    国言詢音頭

の「大川の段」(黒衣でした)でこまごまと手を動かす「仲居お岸」を見て、「あ、簑二郎さんだ」とわかってしまいました。それほど顕著な技を持っていらっしゃると思います。
「釣女」の醜女などうってつけではないでしょうか。
先代勘十郎師匠が「人形は動くもんだ。だから動かしたらいいんだ」とおっしゃていました。当たり前のようですが、これがとても難しいわけです。
当代勘十郎さんも若い頃はなかなか思いきって動かせなかったとおっしゃっていました。
簑二郎さんはその意味でいかにも

    人形遣いらしい人形遣い

だろうと思います。   

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50歳 

襲名されたばかりの

    豊松清十郎 さん

が本日50歳になられます。
おめでとうございます。

Image0561.jpg(東京・国立劇場にて)


お誕生日をまたいで東京と大阪での襲名披露。おめでたづくしですね。
見た目も青年の面差しが抜けず、髪もふさふさとしていらっしゃる清十郎さんですので、なんだかとてもお若い感じがするのですが、今やもう立派なお師匠さんですね。

  人間五十年

といえば幸若の「敦盛」ですが、今や

  人間五十から

でしょうか。
私などもう落ちぶれる一途ですが、清十郎さんにはなんとしても文楽の将来を担っていただかねばなりません。

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清十郎の八重垣姫 

で、結局、この東京公演での豊松清十郎さんの

    八重垣姫

はどうだったのでしょうか?
私は千秋楽だけを拝見しましたので全体的にどうだったのかはわかりません。

実は何人かの方々から、

  初日はまだまだ硬かったけど、しだいに良くなって、千秋楽では自在に動いていた

というご感想を承りました。
初日あたりはやはり硬くなりますよね。清十郎さんはまじめで謙虚な方ですから、余計にガチガチになっていらしたかもしれません。
それがしだいにほぐれて、後半に入り、反省点が次々に克服されていったかもしれません。
簑助師匠や左を持っていらした勘十郎さんからのアドバイスもあれこれあったのかもしれません。
ファンの方々もご意見をおっしゃったかもしれません。
その結果の千秋楽の演技を私は拝見したわけです。
そういう意味では

    とてもありがたかった

わけです。

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三回忌 

今日、9月24日は

    吉田玉男 師匠(1919~2006)

の三回忌です。
大阪、生玉寺町の

    寶樹山 銀山寺

の墓所にはファンの方がお参りされているのかもしれません。
あの時は東京公演の千秋楽。「仮名手本忠臣蔵」の上演中でした。
多くの方はもう遠くない将来この日が訪れることが分かっていたはずですが、それでもその日が一日でも遠ければ、とも思っていたでしょう。
来年の1月が生誕90年ということになりますね。

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授業、始まる 

文楽東京公演は21日が千秋楽。私はその日に

  豊松清十郎襲名披露

を拝見いたしました。
そのあたりの感想については明日以降いくらか書かせていただくかもしれません。

さて、昨日から勤務先で後期授業が始まり、またあわただしい日々がやって参りました。
早速2コマの授業をこなして(ごまかして?)、今日は一段落。
もっとも、今日は

    祝日なのに平日

なのです。つまり、大学では普通に授業がおこなわれているのです。
たまたま私が火曜日には授業がないだけで、多くの教員学生は今日も出勤、通学することになっています。
このブログでも時々書きましたが、大学では授業を15回おこなわねばならないという、私にはよく理解できない決まりがあって、結果的に祝日法を無視してまで授業をおこなわねばならないのです。

この後期は「体育の日」も「勤労感謝の日」もありません。
「勤労感謝の日に勤労してどないすんねん!」と、きっとその日にはぶつくさぼやくことになるだろうと思います。


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涙が・・・ 

昨日、文楽公演を見終えて、その足で帰宅しました。

勘十郎さんという方は、私にとってはどこか

    雲の上の人

のような感じがあるのです。
年長ということもあるのでしょう。もちろん私がはじめて文楽を見た頃、勘十郎(簑太郎)さんはまだお若く、大役をつとめていらしたわけではありません。しかし先代のご子息であり、明らかに他の同世代の人形遣いさんより一日の長がある感じで、すでにスターの匂いー最近の言葉で言うと「オーラ」でしょうかーを発散していらっしゃいました。

しかし清十郎さんとなると、ご本人には大変申し訳ないのですが、一気に近い感じがしてくるのです。
それだけにこの方が大きな名跡を襲名されるというのは勘十郎襲名のときとは違った感慨があるのです。

実際、舞台上の清十郎さんを見ていると思わず

    涙がこぼれそう

になりました。


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帰ります、東京から 

昨日は朝一番で渋谷に行き、J・E・ミレイ展を見ました。
9時58分頃Bunkamuraに着いたのですが、すでに20人ほど並んでいました。人気ですね。
ミレイの作品の全体像を知らなかったものですから、作風がこんなに変化するのかと驚きました。

  「オフィリア」

はやはりすばらしい。歌を口ずさむような口元。広げられた手は殉教者のポーズだそうですが、私にはそれ自体が蓮(日本人的ですね)かケシの花のようにも見えました。
絵は長方形ではなく上部両端が曲線になっています。よくあることなのでしょうが、この絵の場合は、さながらオフィリアを包む棺のようでした。
「北西航路」「ローリーの少年時代」「マリアナ」「初めての説教」「二度目の説教」「両親の家のキリスト」「姉妹」その他数々の肖像画など、堪能しました。
満腹、満腹。

今日はいよいよ文楽9月公演の

    千秋楽

清十郎さんはじめ皆さんご苦労様でした。もうひとふんばり、頑張ってください。

私は第一部を拝見して、その足で帰ります(なにしろ明日から授業なので)。
今日も

    COCO さん

がおいでになります。実は今回チケットを譲ってくださったのはcocoさんだったのです(ありがとうございました)。

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います、東京に 

東京、二日目です。昨日は早めに家を出て、昼間に上野の東京都美術館で

    フェルメール展

を見てまいりました。
「真珠の耳飾の少女」はありませんが、それでもやはりフェルメールはフェルメールだと思いました(感想になってない)。

国立博物館では、国宝室での「平治物語絵巻」は15日まででしたが、「群書治要」が出ていました。
「六波羅蜜寺の仏像」は六波羅蜜寺でいつも見ているのですが、お寺で見るもよし、こういう広い空間もまたよし、という感じです(本当は寺で見るほうが好きです)。
「スリランカ―輝く島の美に出会う」は珍しいものばかりで、楽しめました。

そのあと宿に入り、国立劇場に行き、夜はお目にかかった方々と夕食をともにしました。
ありがとうございました。

今日は劇場に顔を出してからエスケープして

    Bunkamura

に行ってまいります。ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829-96)が主目的です。
「オフィーリア」のほか「両親の家のキリスト」「マリアナ」「北西航路」「姉妹」などが出ていると聞いていますので楽しみです。

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行ってきます、東京 

今日から東京に参ります。
台風と雨を引き連れて参上します。
体調不振で半ば諦めていたのですが、ある方から

    千秋楽のチケットがある!

とお誘いをいただいて、これはもう天啓だとばかりに

    行きます!!

とお返事しました。
職場には出張扱いをお願いしてあります。私の場合、遊び半分(90%?)ですが、これまで拒否されたことはないので、今回も大丈夫ではないかと思っています。
交通費だけでもありがたいです。

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内職 

私はわりあいにマジメでしたので、高校時代など授業中にほかのことをする、いわゆる

    内職

はあまりしたことがりません。
ただ、高校の生物の授業が(おそらくその先生は自信のない科目だったのでしょう)ひどい授業で、教科書を50分間棒読みするだけというものでしたから、さすがにその時間だけは時々サボっていました。
大学で授業をするようになって、今度は内職を見つける側になったわけですが、大学生ともなると内職の典型は

    運転免許

のテキストだろうと思います。
これはしばしば見かけます。あとはファッション雑誌で、これは「職」に入るのかな?

    文楽鑑賞教室

でもしばしば内職が見られます。
高校生は配布されるプログラムのマンガでしょうか、あるいは隣の同級生と手紙のやり取り。先生は立場がありますから(笑)、次の公演のチラシをながめたりしているようです。もちろん、堂々と(?)居眠りをする先生も見られますが。
まあ、やむをえないでしょうかね?

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喜一朗さん 

三味線の

    野澤喜一朗 さん

はとにかく「いきのよさ」を感じさせてくれます。「いき」は

    生き  息  粋

のどれを書いてもあてはまりそうです。
いいお声です。私の知る喜一朗さんのお声は、どこまでも届きそうな張りのあるお声。かつて蝠聚会でもすばらしい「肚」を聞かせて下さいました。
私、今は十分に味わえない三味線ですが、若手会の「日吉丸」はすばらしい出来だったとうかがいました。
単に弾くだけではなく、太夫を叱咤するような演奏はまさにあの

    三世 野澤喜左衛門 師匠

その人の芸でした。

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背筋を伸ばす 

1週間ほど事実上の休みをいただいていました。
といっても、出勤、というか大学にはそこそこ行っていましたが、

    半分は昼寝

などしてあとは好きな本を読んだりして、

    ぐうたらしていた

わけです。
しかも、午前中はほとんど病院通い。
点滴三昧でした。もうかれこれ呼吸器が不調になって1年になります。
しかし、まもなく後期が始まりますので、予習もしなければなりませんし、その他あれこれと仕事が重なりますので、なんとか体調を上向きにしたいのです。
それでやむなく1週間「休み!!」を(勝手に)宣言して点滴に通いました。

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名月 

昨日から今朝にかけての月が

    仲秋の名月

です。
まだ蒸し暑くて「仲秋」というのがしっくりこないのですが、満月は満月。私の住む地域では大変美しい月が見られます。
とはいえ、昨今の地上の明るさは尋常ならざるもので、月だの星だのというのはほとんど日常生活の意識の外にあるように思います。
以前東京で文楽の帰りに友人に星を見ながら

    オリオン座ですね

と言うと、「え? どこどこ?」と驚いていました。秋田から来ていた彼女にとって、まさか東京で星が見えるわけが・・・という気持ちが働いたのでしょうか。目の前に見えたのですが、確かに注意しないとわかりません。麹町あたりでしたので、見えるのは2つの一等星と三ツ星くらいでしたが。

昔の記録を見ますと、満月の頃に宴会をした場合、月が出ると庭の明かりを消して観月したりしています。
月の存在がそれほどに生活密着していたわけです。
火を使うという、他の動物にはない知能の高さを誇りつつも、満月の美しさに対峙しては、それを消して眺めようとする

    自然への畏敬

というか、謙虚さも持ち合わせていた時代の話です。


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仏頂面 

『義経千本桜』三段目の「すしや」で弥助の首(実際は小金吾の首)を差し出して褒美をもらおうとした

    いがみの権太

に対して梶原が渡したのは陣羽織。それを見た権太は

    仏頂面

をします。最近は使われるでしょうか、このことば。私など当たり前のように使うのですが。
辞書には「仏頂尊の面相にたとえたもの。一説に「不承面(ふしょうづら)」の転とも。不機嫌にふくれた顔、不満な顔」などと説明されています。

最近話題の人では北の湖親方など、どうも年中仏頂面をされているように見えます。これがこの方の個性ともいえますが。福田総理もあまり笑顔の似合わない、仏頂面タイプでしょうか。小沢一郎さんも元来そういう顔つきで、無理に作る笑顔が時として痛々しく感じられませんか? 北の湖親方と小沢さんはむしろ

    こわもて (強面)

でしょうか?

逆のタイプが小泉純一郎さんでした。何がそんなに楽しいのか、というお顔でした。
そして、概してそういう笑顔を見せるほうが人気はあるようです。

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神戸でコロー 

またまた文楽の話ではありません。

絵を書かせると満足な線も引けず、小学校時代は幼稚園級、中学校でやっと小学校低学年級に進歩。
工作をさせると彫刻刀など危険きわまりなく、石膏細工では小学校の担任教諭に嘲笑される(当時は平気でそういうことをする教員がいました)始末。
それほどに美術に能力も鑑賞眼も興味もなかった私なのです。

そんな私が、初めて絵を見て感動したのは「モナリザ」でも「ひまわり」でもなく、

  モルトフォンテーヌの想い出

でした。もちろん、

  コロー (Jean-Baptiste Camille Corot 1796~1875)

の名作です。
構図がどうとか、色調がどうしたとか、そんなことは何も分かりません。ただ、見入ってしまいました。
学生時代には奈良で(ミレー・コロー・クールベ展でした)見て、そのあと茫然としながら奈良公園を歩き回ったことがあります。
絵を見て興奮するという体験はほんとうにあれが最初だったかもしれません。

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次女 

文楽で、姉妹が出てくる演目はもちろんあります。
上演中の

    奥州安達原

では袖萩と敷妙がそうですね。
安倍貞任の妻袖萩、八幡太郎義家の妻の敷妙。

    碁太平記白石噺

では宮城野としのぶ。
しのぶは東北の奥州なまりがひどく、それと姉の宮城野(吉原の傾城)の言葉との違いが強調されます。貫禄のある姉に対して、ひたむきで素朴な妹です。

    玉藻前曦袂

の桂姫と初花姫は実の姉妹ではありませんが、姉妹として育てられ、最後は命を賭けた双六をするという哀れな話になります。初花姫はその後「玉藻前」となります。

    心中宵庚申

ではおかると千代。はかなげな妹娘千代はついには夫と心中するわけです。

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三世相 

三世桜田治助作の常磐津に

    三世相錦繍文章

があります。一巴太夫の演奏がCD化されています。

仏教では因果応報の考え方があって、前世、現世、来世の三世を関連付けます。
今こうなったのは前世にこんなことをしたからだ、今こんなことをしていると来世はこんな風になる。
三世相はこういう考え方に陰陽五行の説が加わって、生年月日などから吉凶などを判断するのだそうです。
私は前世でどんな悪いことをしたんだろうと、現世で受ける報いをぼやきたくなります(笑)。
というのは、うそで、私はこういうのはまるで信用しないわけです。前世というものが仮にあったとしても、そんなことで今の生き方に影響されたのでは困ります。
このぐうたらな性格は、前世でどういうことをした報いだというのでしょうか?

結局、

    文句を言わずに一生懸命生きろ

という教えなのですかね?

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文字久大夫さん 

文楽を通していろいろお教えいただいている関東在住の方(お名前を書いていいのかどうか分からないので・・・)から今回の公演について詳しくお知らせをいただきました。
感謝感激でございます。

口上で進行をされているのは

    竹本文字久大夫 さん

だそうですね。
いいことですね。フレッシュです。
文字久さんは、声のよさはもちろんのこと、華があり、いい男で、しかも謙虚なすばらしいお人柄。
昔ながらの芸人魂を持った方だとかねがね思っておりました。
私が楽屋をうろついておりますと邪魔だという顔もされずにいつも丁寧にご挨拶くださいます。

厳しいことで有名な師匠に付かれて、他人の私など思いも寄らないご苦労もおありだっただろうとお察しします。しかし、それも芸のため、修業のためと一生懸命前向きに進まれて、まれにみるいい修業をされた芸人さんなのではないでしょうか。

これまで文字久さんが口上に並んだのを拝見したのはいうまでもなく

    七世 竹本住大夫

襲名の時でした。
当然ながら、この時は「弟子」として文字榮さんと並んで後列で頭を下げ、越路、津、燕三、玉男、織といったお歴々の言葉を聞いていらっしゃるだけでした。

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相撲 

四世竹本越路大夫師匠が横綱千代の富士がお好きだとおっしゃっていました。
小柄でも切れ味のよさで勝負するところがお気に入りだったのでしょう。
千代の富士の前の実力力士といえば輪島と共に一時代を築いた

    北の湖

もちろん辞任した日本相撲協会前理事長その人です。
輪島さんが大学出身でなんとなくエリートっぽかったのに対してこの人は苦労人の面影があったようにも思います。
眉間にしわを寄せたような全く笑顔を見せない(笑っても笑顔に見えない)雰囲気があって、

    憎らしいほど強い

といわれました。
輪島さんは相撲を離れましたが、横綱北の湖は引退後、襲名することなく親方となる名誉を得て協会に残り、トップに登りつめられました。

このところの角界のさまざまな事件でついに理事長職を辞されたわけですが、最後はほんとうにひどく批判されたままでした。なんだか寂しくさえあります。
今や相撲界も

  昔ながらの体質ではいけない

と、誰もがそのように言います(少なくともマスコミの論調はそういうことです)。
「説明責任」ということがほぼ流行語化している現代、ああいうタイプの人はもうトップの地位に合わなくなって来ているのでしょうか。

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近松半二 

近松門左衛門の「虚実皮膜(きょじつひにく)」といえば

    穂積以貫

の「難波土産」に書かれた芸術観とされています。
「以貫」の名は論語の「一以貫之」と関係があるのでしょうか? 江戸文学の専門家ではないので、こういうところの知識があやふやです。
平安時代の歌人である紀貫之の名は「一以貫之」から来ていると考えられています。

さて、その以貫の息子、穂積成章は近松門左衛門に傾倒して、

    近松半二 (1725~83)

を名乗ったわけです。門左衛門が亡くなった翌年の生まれなのですね。
名作「太平記忠臣講釈」「関取千両幟」「妹背山婦女庭訓」「近江源氏先陣館」「新版歌祭文」「伊賀越道中双六」などがありますが、今回の公演でも彼の作品が上演されています。

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米沢彦八 

昨日と今日、大阪の生玉(生国魂)神社で

    彦八まつり

が催されています。
上方の落語といえば京の

    露の五郎兵衛

とともに大坂の

    米沢彦八

を忘れることはできません。大坂落語の元祖とさえいわれる人ですから。上方落語協会の催しの一つとして大勢のファンと噺家の皆さんがごっちゃになるような楽しい催しがこの「彦八まつりなのです。
初代彦八はほぼ近松門左衛門(1653~1724)や竹本義太夫(1651~1714)と同じ時代を生きた人で、亡くなったのは一説によると1714年。つまり義太夫と同じ年になるわけです。

  曽根崎心中 生玉の段

となった生玉神社で、まさにその彦八が軽口噺や物真似をして人気を得ていたわけです。
お初を連れまわしていた田舎客が物真似を見に行っている間にお初は徳兵衛と出会うわけです。

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阪神、弱い   付 290,000 

しばしば言われるような、

    関西人=阪神ファン

というのは大きな間違いです。たしかに阪神ファンが多いと思うのですが、私の周囲には読売ファン(とはいわないのかな?)がかなりいます。
その他、東北楽天、埼玉西武、福岡SBなどもけっこういます。
不思議なのが「地元」であるはずの

    オリックス

という人が少ないのです。大阪に根城を移す方向で神戸のファンが少し離れ、一方の大阪のファンは根付かず。

実は私は筋金入りの(そうでもないですが)

    阪急ブレーヴズ

ファンでした。
かすかにバルボンさんの現役時代を覚えていますし、往年の名選手といえば、米田、梶本、住友、スペンサー、足立、岡村、大熊、長池、中沢、高井、福本、戸田、山田、山口、今井、河村、佐藤、星野(日本代表監督ではありません)、マルカーノ、ウィリアムズ、加藤、簑田、ブーマー・・(きりがないからやめます)。
加藤さんが南海ホークス戦で打ったホームランボールを一つ持っています・・笑)。

今は特に贔屓チームはないのですが、昔の名残で「オリックスに無関心ではない」というところです。
最近どういうわけか調子がいいようです。

ところが、それに反比例するように

    阪神が弱い!!

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9月東京公演初日 

いよいよ今日が初日です。

    五世 豊松清十郎

襲名披露のある9月東京公演!

《第一部》
近頃河原の達引(四条河原・堀川猿廻し)
吉田清之助改め
五世豊松清十郎襲名披露口上   
本朝廿四孝(十種香・奥庭狐火)
《第二部》
奥州安達原(朱雀堤・環の宮明御殿・道行千里の岩田帯・一つ家・谷底)

という番組です。
いろいろと楽しみがあると思うのですが、狐火の清十郎さん以外の出演者も気になります。
まずは出遣いの左と足
やはり清三郎、清五郎なのでしょうか。
清五郎さんは簑助師匠の足をよく覚えていますが、もう久しくやってませんよね。
もうお気の毒な気もしますので、若手に回すのかな?
ご覧になった方、お教え下さい。
このところ、ほとんど簑助師匠ですから、簑太郎(勘十郎)、簑二郎などが左を、簑二郎、清五郎、簑紫郎などが足を持っていましたよね。
おそらくこれから持ち役になるであろう

    清十郎の八重垣姫

です。どんな人が左を、足を持つことになるでしょう。

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パラリンピック 

間もなく北京で

    パラリンピック

が開催されます。
その歴史については詳しく知らないのですが、Paraplegic の人々のための Olympic(半身不随者のためのオリンピック)という意味だったのが、今はParallel な Olympic(もう一つのオリンピック)という解釈になっているとか(Wikipedia)。
もともとIOC(国際オリンピック委員会)とは関係のない競技会だったのが、2000年のシドニーの時、IOCとIPC(国際パラリンピック委員会)が、オリンピック開催都市でオリンピックに続いてパラリンピックを行うことを正式決定したようです。

障害があっても一生懸命スポーツに打ち込む人たちです。その技量は驚くべきものがあるようです。
あのソフトボールの感動とは違った感動が生まれる可能性は高いと思います。

  シッティングバレーボール     アーチェリー
  水泳    柔道    射撃    車椅子フェンシング
  ウィルチェアラグビー    自転車  馬術
  ボート    ゴールボール    ボッチャ
  陸上    卓球    パワーリフティング
  車椅子バスケットボール    車椅子テニス

日本人の活躍も大いに期待されるそうです。

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電池切れ 

文楽の話題が少なくてすみません。
何やかやと忙しくて、さぼっています。

携帯電話を使いすぎです。こんなことではいけない、と反省しています。
もともと、電車内で携帯を見つめている人を

  あまりいい姿じゃないな

と思っていたほうなのです。それが最近は私もしばしば・・・。
その結果、携帯が動かなくなってしまいました。
パカッと裏ぶたをあけると電池パックがメタボになっていました。
真ん中がプックリ膨らんでいたのです。電池切れですね。
早速予備のものと交換すると、いとも軽快に動き出しました。
一瞬

  うらやましくなりました

電池を換えるとさっと元気になるなんて!

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わからない・・・ 

政治には疎いのです。
支持政党もなく、投票する政党はしょっちゅう変わります。
政治家になりたいと思ったこともありません。
大学受験の時も文学部しか眼中にありませんでしたが、教育、経済、商学、外国語などはまだしも考慮の余地はありました。唯一文系で法学部だけは勘弁して、という感じでした。

ですから、総理大臣が突然やめるというのも政治の世界の

    一寸先は闇

を思い知るばかりで、どうも事情がわかりません。
福田さんの会見は文字でしか知りませんが、我慢の限界を超えたということでしょうか?
このところ、定額減税など、私には(そりゃあ、ありがたいですけどね)理解に苦しむ政策が出てきて、福田さんなどはそれには反対だったのでしょう? 総理大臣が首を縦に振らないものを弱小政党の意向が勝つというのはなんだかよくわかりません。

かつて

    地域振興券

という名の商品券のばらまきがありましたが、あれも私には意味不明でした。

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血液型 

勉強もしない、本も満足に読まない長女が先日珍しく読書していました。
で、私に「ハイ」といって渡すのです。いわく、

    同じだから・・・

同じ、って? で、その本を見ると血液型による性格診断のようなものでした。そういえば彼女と私は同じ血液型なのです。

血液型と性格を結びつける科学的根拠がない、人間を4つの性格に分類できるわけがない、などと言われながらも、今なおちょっとした遊び感覚もあって、血液型性格診断は衰えを見せませんね。
私も学生から

    血液型は?

と聞かれることは少なくありません。
私も科学的根拠は薄いと思うのですが、それを言い出すと姓名判断も手相も人相もすべていいかげん、ということになりかねません。
姓名判断の本を読むと、いかにもそれらしく書いてあります。「美空ひばり」は画数から言って芸術家、歌手に向いている、なんていわれると、「おお、当たっている!」と思うわけです。
しかし、ある画数が「芸術家に向いている」と判断した場合に、その画数に合致する、芸術家として成功している人を探してきて載せているだけとも言えますから、まゆにつばをつけておくほうがいいと思います。
が、

    占いは統計による結果論

とするなら、画数によって人生の方向が見えるかもしれませんし、血液型である程度性格がわかるかもしれません。あとはそれを信じるかどうかの問題で、信じない人ははじめからこういう話には参加しなければいいわけです。

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