さあ後半へ 

自分では何とかしようと頑張っているつもりなのですが、今年度はまったく授業に関して

    モチベーション

の高まりがありません。
学生も「おもしろくないな」と思いながら単位目当てに聴いているのではないか、そんな不安を抱く昨今です。
モチベーションが挙がらない理由は自分ではわかっていますが、それに負けてしまうのもまた悔しい話です。こんなことでは、来年度はもう

    御用済み

とばかりにポイ捨てされるのかなと思います。
世の中の冷たさというか、血も涙もないことはは身にしみて感じていますので、ほんとうに何が起こるかわかりません。
もっとも、頑張って働いても同じ運命であり、そこにモチベーションが上がらない理由があるわけですが。

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竹取物語 

公開講座でながらく

    伊勢物語

を読んできました。それがこの夏に終わります。
さてそのあとなのですが、もうやめる、というわけには行かないのです。とても熱心に何年も通ってくださる方が10人ほど、そしてそれ以外にも入れ替わり立ち代わり、通ってくださる方がいらっしゃって、早くも次は何をするのかとお尋ねをいただくことがあるのです。
まあそのうちに考えましょう、くらいに構えていたのですが、もう後期の講座の内容を報告せよという通知があったのです。
バイトとしてはまったく割に合わないものなのですが、それでもわずかな

    収入源(!)

のひとつではありますし、なんといってもご要望があるうちが華ですし、やはり何もしないというわけにはいかないのです。
源氏物語を考慮するのですが、ほかに源氏が開講されており、重複するのもどうかなと思い、遠慮しています。
物語のつながりで言うなら「大和物語」「平中物語」などもありますが、いまひとつ食指が動きません。
むしろ誰でも知っているものを違った角度から読んでみる、というのがおもしろいかも、と考えるようになりました。

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ミニニンジン(9) 

なんだか奇妙です。
今、このブログで一番人気なのは、ひょっとするとこのミニニンジン日記ではないか、と思うのです。
たしかに、なにも知らない素人があたふたしながら小さな野菜作りに挑んでいるのは面白いかも(笑)。我ながらよくもこんなことを連載記事にしたものだ、とあきれています。
ただ、

    生活の一部

に野菜作りを入れるのは悪いものではない、と発見したのも事実です。もっと早く気付けばよかった、とすら思います。
私は田舎者とはいえ、育った町内は農業などまるで縁がなく、近所に水田などありませんでした。時々歩く箕面市などは、今も田んぼだらけで、同じ田舎でも雰囲気が違います。
朝、国道171号線を走っていると畑の前に小さな物置のようなものがあってその中にちょっとした野菜が入っていて、横におじさんが座っているのを見かけます。ある日そこで信号待ちをしていると近所の奥さんらしき人がそのおじさんと話をして、野菜をもらってお金を払っているのを見ました。なるほど、ちょっとした小遣い稼ぎをされているわけですね。採ったばかりの

    新鮮野菜

ですね。あこがれます、あの姿。
しかし私の場合、ゆくゆく畑を手に入れる日が来るか、となるとかなり難しい、いや、不可能に近いでしょうね。
さて、いよいよ収穫間近。
この日記も次回で最終回となる見込みです。

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人形の趣旨 付700,000 

人形にもキーマンを置きました。文司さんです。全体の配役をこの人の判官からスタートしました。
やはりそろそろお師匠はんのおなまえを継げる日が近いことを願っています。
お師匠はんは

    五世 文吾

さんでした。文司さんはややおっとりしたお人柄を感じるのですが、そういう人がプツンとキレた時、どんな悲劇が起こるのか、判官は適役だと思っています。
和生さんの由良之助はぜひ一度経験していただきたい。今回ともう一回くらいは見せていただきたいと思っています。ちょっと何を考えているのかわからない、あのベラボウ眉が映るのではないか。
勘十郎さんは、先代の勘平のイメージが私には残っていますので、しっかり拝見したいと思っています。どの役でもこなされるでしょうが、今回はあえて二枚目で。
玉女さんは押しも押されもせぬ由良之助遣いになっていただきたく、本蔵から一度見てほしいな、と。しかしこの大役も経ることで芸域を広げ、この人もそろそろ名前を替えてほしいと思っています。
清十郎さん、襲名後の演技に、私は必ずしも納得していません。これでどうだ! これが清十郎だ! というもの見せてほしいのです。腰元、女房、遊女を一度に遣える女形の華。

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私が観たい忠臣蔵(3) 

人形も難しいですね。
これまた、できるだけ「オーソドックスに」という発想を廃して考えたつもりが、どうしてもある程度はオーソドックスに(笑)。
お師匠さん方にはこれまた失礼になると思いつつ。
まずは昼の部に出てくる人たち。

大星由良助   和生
おかる     清十郎
早野勘平    勘十郎
加古川本蔵   玉女
塩冶判官    文司
高師直     玉輝(後半 玉也)
桃井若狭助   簑二郎(後半 勘弥)
顔世御前    勘弥(後半 簑二郎) 
足利直義    亀次
大星力弥    文昇
戸無瀬     簑助
小浪      一輔
斧九太夫    玉也(後半 玉輝)
斧定九郎    勘市(後半 玉佳)
与市兵衛    玉佳(後半 勘市)
与市兵衛女房  文雀
鷺坂伴内    紋寿
原郷右衛門   勘寿
千崎弥五郎   簑一郎(後半 清五郎)
石堂右馬丞   清五郎(後半 簑一郎)
薬師寺次郎左衛門  玉志(後半 幸助)
一文字屋    紋臣
茶道珍才    文哉
めっぽう弥八  玉誉
種子島の六  簑次
狸の角兵衛  勘次郎

ダブルキャストを多めにしてみました。実は当初簑紫郎君を一文字屋に入れていて、また薬師寺もどうだろうかと思っていたのですが、うまくいきませんでした。

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運転免許 

三人兄弟(末は妹)なのですが、運転免許を取ったのは私が最後。
兄は高校を出て南九州の学校に行きましたので、とにかく車がないと不便だからと、早々に取得。器用なので、友達の車で練習して(それ、無免許運転じゃないの?)、自動車学校には行かず、

    試験場飛び込み

で取ったそうです。
当時は普通免許を取ると、ナナハンであろうが原付であろうが、おまけのように自動的に二輪免許も取れたそうです。
妹も器用なので、自動車学校には行きましたが、楽々取得、親に甘えて軽自動車を買ってもらっていました。
で、大体なんでも遅いのが私。
第一、兄も妹も車を買ってもらって、私までがそんな贅沢は許されないだろうという、奇妙な考えを持ってしまい、ついに学生時代は車に縁はありませんでした。
広島の短大に勤めた時、若い女性職員さんから「先生はどんな車に乗っちゃってですか(乗っていらっしゃるんですか)」と聞かれ、「免許も持っていません」と答えたら驚かれてしまいました。
若くて可愛い職員さんでしたので、免許も車も持っていたら

    人生が変わっていた

かもしれません(笑)。

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趣旨は・・・ 

二日間、忠臣蔵の勝手に配役を書いてしまいました。
二度とこんなブログは見るものか、とお怒りの方もいらっしゃるかもしれません.
勝手に、ですので、ご容赦を。
書きっぱなしでもいいのですが、今日はあの勝手さにこめた趣旨についていくらか

    補足

しておきます。
余計に嫌われるかもしれませんが(笑)。

住師匠や源師匠に恨みもつらみもありません。ただ、あえてはずさせていただきたかったのです。
それと、今回のキーマンに三輪大夫さんを選び、三輪さんが平右衛門を語る、という前提であれこれ考えてみました。

「刃傷」「切腹」「腹切」「山科」という重要な切場は文字久、千歳、津駒、英、咲という、「切語り」でない方々(咲さん以外)に。これはもう、次の機会を考えています。これくらいお願いしないと、次の「忠臣蔵」はないぞ、とさえ思います。
咲さんと英さんは半分ずつを全期間語る、という意味ではなく、公演を半分に分けて

    「山科」全段

を語っていただく、ということです。そして、英さんは、いわば「切語り試験」「襲名試験」で、これで時代物三段目語りの本領を出していただけたらできるだけ早い時期に名前替えと切語り昇格を、と願っています。津駒さんも、「この人がいつまでも『津駒』はないだろう」と思わせる内容を示してくださると信じています。

南都さんを「花籠」に置いていますが、これくらい語っていただいて当然のキャリア。もし「恋歌」や「引揚」の掛け合いに置かれたらまたがっかりです。同じことは津国さんにも言えます。「二つ玉」にさせていただいた松香さんにはちょっと申し訳ない思いがあります。


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私が観たい忠臣蔵(2) 

床の続きです。

一力
 由良助    住(後半 源)
 おかる    嶋
 平右衛門  三輪
 力弥     南都
 九太夫    始  
 伴内     津国
 十太郎    睦 
 喜多八    靖 
 弥五郎    希 
 仲居     小住
 亭主     咲寿
     富助

道行
  戸無瀬 呂勢 
  小浪  咲甫
  ツレ   文字栄
  ツレ   咲寿
  ツレ   亘
     清治    寛太郎  錦吾
 
雪転  相子・清丈' 

山科  咲・燕三(後半 英・清介)

引揚
 由良助 始
 若狭助 芳穂
       小住       
     清志郎 
      
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ミニニンジン(8) 

いつの頃からか、緑のカーテンというのが流行りだしました。当初は学校などで半ば教育の要素もあって進められたように思うのですが、いつしか

    家庭にも普及

し、ゴーヤやアサガオ、パッションフルーツ、カボチャ、キュウリ、いんげん等々、好みによってあれこれ植えられているようです。
私も最初はそれを考えたのですが、なにしろ超素人なので、いまひとつ自信がなく、「また来年」ということにしました。
先月の初めにホームセンターに行った時は、ゴーヤやキュウリ、カボチャなどが飛ぶように売れていました。単に野菜作りというだけでなく、緑のカーテンを意識して購入されているのだろうと想像したのでした。
しかし、やはり実が生る=食べられる、というのも魅力ですよね。私もいじましいので(?)、アサガオよりキュウリユウガオよりカボチャを選びそうです。
なんて、のんきなことを言っていたら、

    台 風

が来ました!

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私が観たい忠臣蔵(1) 

先日の 「だしまきの夕べ」で、11月公演の

    仮名手本忠臣蔵

の「勝手に配役」がおこなわれたようです。「勝手に」というと聞えが悪いですが、自由に思いを述べ合って「それは違うよ」「ああ、なるほど」「同感、同感」などと話し合うのは楽しいものだと思います。
国立劇場の制作の皆さんはこういう仕事をいつもなさっているのですね。
やはり技芸員さんの顔を立てる必要もあるでしょうし、次代を育てるとか、観客の好みを反映するとか、いろいろな要素が絡み合った上での配役ですから、大変なお仕事なのだろうと思います。
誰もが納得する配役などというものはそもそも夢物語かも知れず、いくらかは不満があってこそ、また次の機会はどうなるかという楽しみにもつながるかもしれません。
昔の方の本を読んでいると、

    紋下

の発言権はなかなかのものだったようで、「承服でけまへん」とでも言われたら撤回せざるを得なかったかもしれません。
今は紋下こそありませんが、やはりトップクラスの技芸員さんの顔色はうかがう必要があるのでしょうか。いや、「顔色をうかがう」とはまたもや失言でした。

なんでも、ツイッターでも配役論議があったらしいのですが、私は見ていません。
ところがその直後、熱が下がらす、何もできない日が続いたのです。そこで、私もやってみようと配役を始めたのです。やってみるとなかなか難しく、制作の皆さんご苦労様、と(笑)改めて感じたのでした。以下、私だけの「勝手に配役」です。非難ごうごうならまだよいほうで、一顧だにされないことは覚悟の上です。

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暴風 

台風4号が近畿地方南部、和歌山方面を直撃しました。
近畿に限りません、沖縄、九州、四国、中部、関東、東北など被害はいかがでしょうか。
私の住まう地方はあまり大きな影響はありませんでした。
しかし、個人的には昨日はすっかり台風に

    振り回されて

しまいました。そのことへのボヤキを書きます。
実はあまり体調がよくない状態で、歩くのが面倒。ところが昨日は吹田市にある大学での公開講座がある日だったのです。
おまけにわけあって車が使えず、電車で行かざるを得ませんでした。普段なら80分で着きます。しかし立って行くのが苦痛なため、めったに使わないかわりに始発から乗れる線で少し遠回りをしました。うっかり行き先表示を見間違えたらしく、途中で降りてしまい、気づいて乗り直そうとしたらドアがぴしゃり。結局

    急行で行くはず

が、十三駅まで各駅停車。けっこういらいらしました。ただ、あまり見ない風景をのんびり眺める楽しみだけは満喫しましたが。
ところがこの講座は午後1時からなので午前10時現在で大阪府北部に暴風警報が出ていたら休講になります。また10時以降に出た場合は理屈で言うと12時59分に出ても休講。電車に乗ったのが9時半過ぎでしたので、情報を見ながら行きました。兵庫県では出ました。ところが大阪府はその気配がありません。ついに11時近くになって現場の最寄り駅に着いたのですが、依然として警報は出ず。

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せーんせに 

小学校の頃、どんくさい私はけっこういじめられました。
いつも鼻を垂らしていた同級生がいたのですが、彼は頭がよくて運動ができて、担任教諭の覚えもめでたかったのです。そして子供とは思えないほど弁が立ち、多分、どこかの市長みたいなタイプ。
高校(有名な兵庫県の私立進学校)卒業後2年たった時に偶然会ったのですが、目が血走っていました。まだ浪人していて、東京大学以外は大学ではない、という信念を持っていましたから、翌年もその大学一本だったのでしょう。

その彼は、小学校時代、何かあるとすぐに

  せーんせに言うたろ♪

と私を脅す(笑)のです。何しろ教師の覚えがめでたいですから、私などドキッとさせられ、それをまた彼は楽しんでいるのです。今ごろ嫌な官僚になっていないか、心配です(笑)。
もうひとり、裕福な家庭の坊っちゃんだった同級生も何かあると

    せんせに言うぞ

と言っていました。これは節を付けずに、ズバッと言うのです。いかにもお金持ち育ちの彼は中学から(多分高校も)西宮市のお坊ちゃん学校に行きましたが、周りもお坊ちゃんだらけですから、「せんせに言うぞ」が通用したかどうか。私の高校の隣りの学校でしたが、ついぞ会いませんでした。 

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父の日に 

昨日の夜遅く、ツイッターで

    父の日

であったことを知りました。
次の瞬間、父のことが頭を駆けめぐり、涙があふれてしまいました。
気楽な次男坊であった私は、面倒なことは全部兄に押しつけて、自分はやりたい放題。
将来を考えたら経済か経営の学部へ行け、と父に勧められたのも無視して文学部に行きました。
広島の短大に就職した時も何も相談せず、話が決まってから

    ここへ行きます

と、ポンと学校のパンフレットを見せただけ。
兄は飛行機乗り志望でしたので、日航はどうかANAはどうか、と盛んに父と話していましたから、父もうれしかったと思います。結局ANAを選んだ兄は父にとっては自慢の息子だったはずです。
国際的に活躍して収入も桁違いに多い兄と地方の小さな短大で細々と教師をしている私。差別された覚えがないだけに余計に申し訳なく思いました。
それでも、立派な大人に成長すれば許してくれるだろう、と思っていたのです。しかしそれもできなかったというほかはありません。
まだ若くして肝臓を傷めて亡くなりました。関西の主要新聞には訃報も載り、この人には追いつけないだろうな、と思いました。

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花形公演 

ずいぶん前になりますが、文楽公演にはトップクラスの方が出演されない正規の公演がありました。
「正規の」といったのは、鑑賞教室ではない、という気持ちです。
たとえば、昭和60年6月5日から16日まで、「二人禿」「寺入から寺子屋」「鳴門」「戻り橋」が上演されています。
寺子屋は咲・団七から嶋・清介。咲さん四十歳、嶋さん五十三歳でしょうか。
人形は松王が

    五世 文吾さん

源蔵は玉松さん、千代は一暢さん、戸浪は勘寿さん。よだれくりは桐竹勘弥さん。ん? 誰? ひょっとして、吉田勘弥さん?
鳴門は津国・清二郎が口。呂・清治から英(後半は緑)・清友。
お弓は紋寿さん、おつるは玉英さん。
若いですね、みなさん。



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初心者のための曽根崎 

文楽の作品で人気投票をすると、「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」「菅原伝授手習鑑」は必ず上位に来ます。
時代物では「妹背山婦女庭訓」も続くでしょう。見取で上演されることはあっても、

    通し狂言

でしっかり上演されるものはやはり強いように思います。
しかしこれらはすべて時代物。世話物となると「心中天網島」が最上位かと思いきや、これまでのアンケートでは、たいてい

    曽根崎心中

がトップに来ていたはずです。
しかし申すまでもなくこれは西亭脚色、作曲によるもの。原作からはかなり距離があります。
そこで、特に近世演劇の専門家からは評判が悪いと思います。あの内山美樹子先生も改作近松はお好きではありませんね。
私も何度か原作の「曽根崎心中」は読みましたから、その魅力のはいくらかは感じ取っています。現行曲は文章だけをとってもやはり物足りない。

    森の雫と散りにけり

で終わっちゃうと、それは近松の世界じゃないでしょう、という思いも抜け切れません。

しかし、全体で約80分ちょっとというスピードがものをいい、これだけで近松の名作をひとつ観たのだという満足感が得られるのでしょうか、人気はなかなか衰えません。
私自身、はじめて観た時は、

    エッ? これですべて?

という気がしたものです。

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最近巷に流行るもの 

流行に疎いです。
先日、寛仁親王が亡くなった時、学生が言いました。
「皇室の人が亡くなったらその人の経歴とか業績とか人柄などを放送すればいいのに、テレビでタレントの人気投票やってましたよね。ばっかみたい!」。
彼女はかなり怒っていましたので、私もつい相槌を打ってしまいました。
しかし、内心は

  テレビで人気投票?

と、頭の中をクエスチョンマークが行ったり来たり。
そういうのが番組になるのか? と、いまだに理解できていません(笑)。
まあ、私には関係なさそうなのでそれ以上は聞きませんでしたが。
とにかく、流行とは、かくも縁がないのです。
ただ、学生も、必ずしも流行を追いかけているわけではなく、いくらか距離を置いている人もあるのですね。

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ミニニンジン(7)  

たとえそれが少量のミニニンジンであっても、自分で育てることに大きな意味があると感じます。この作業を続けることで、それ以外の野菜でも米でも、食べるものすべてを大事にしたくなる気持ちが募ります。もっとも、貧乏性の私は米粒ひとつ食べ残すことのできない性分で、出されたものはすべて平らげるのです。
いわゆる

    遠慮のかたまり

という「最後のひとつ」も、遠慮を装っていても(笑)ほんとうは食べたくて仕方がないのです。
そして、野菜を育ててみて、ますますその気持ちが強くなってきました。要するに貧乏性がパワーアップした(笑)ということですね。
「ありがたい」は「有り難い」、つまりめったにないということですが、それを感謝の言葉として使う日本人の言葉の感覚はやはり好きです。
すべてがありがたく、感謝の気持ちにつながっていく、そんな小学生に教えるようなことを、今このミニニンジンから教わっています。

  森羅万象一切是師也

というと何だか悟りの境地みたいですね。

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偏食 

このところ、

    甘いもの

を見てもほとんど食指が動きません。
チョコレート、ケーキ、クッキー、饅頭など。
もともとさほど食べませんが、お菓子売り場の横を通っただけでも目を背ける(笑)くらい。
唯一、アイスはOK(笑)。なぜか食べられます。これは季節柄でしょうか。
といっても高級品ではありません。子供たちに食べられてしまいますのでファミリーサイズのどでかいのを買い置きしいたりしています。
以前は例のガリガリ君というのも食べましたが、今は牛乳系というのか、クリーム系が好きです。

    肉 類

もまったく欲しくありません。
鶏、牛、豚、羊、熊、鹿、猪・・・。
近く羊を食べる会があるらしいのですが、ダメだろうな。
実は肉類も昔からさほど好きではありませんでした。すき焼きでも焼肉でも(笑)野菜ばかり食べるタイプ。

そしてまことに残念なことに、アルコールもダメです。
これは悔しい。これからならビールはもちろん、冷や酒など好きなのですけれども。

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紫式部の筆 

一般の方々と紫式部日記を読んでいることは何度か書いています。
告白しますと、学生時代に初めて読んだとき、私は文章が晦渋に思われ通読するのに何度も音をあげそうになったのです。
ところが今はそれががうそのように面白いのです。
その気持ちを少しでもお伝えしたくて読み続けていますが、どれほどの成果が上がっていることやら。
やはり当時の風俗を理解するとこの日記はおもしろいと思います。行事、装束、食生活、住居等々。
この日記の冒頭は藤原道長の家である

    土御門第

が舞台です。今の京都御苑にある仙洞御所、大宮御所のあたりです。
そこで道長の娘の中宮彰子が一条天皇の第二皇子に当たる敦成親王(あつひらしんのう。後の後一条天皇)を出産する直前に始まり、出産の後は湯殿の儀や

    産養(うぶやしなひ)

などの行事が描かれます。湯殿に向かう時は女房が二人、前に虎の頭、後ろに御佩刀を持って付き添うという仰々しさ。
産養は祝宴ですが、三日目、五日目、七日目、九日目におこなわれます。
なかなかにぎやかです。
さらに五十日の祝いというのもあり、この祝宴で藤原公任(ふじわらのきんとう)が紫式部に

    若紫やはべる

と声をかけたのでした。源氏物語の主要人物ですね。

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寛仁親王 

私の場合、「寛仁」という二文字からは平安時代の年号がまず思い出されます。
「寛」の字は「寛平」「寛和」「寛弘」「寛徳」「寛治」など、しばしば年号に用いられ、「仁」も「弘仁」「仁寿」「仁和」「天仁」などがあります。
ですから「寛仁」はとてもよい文字だったのです。
年号を長保から改めることになったとき、「寛仁」も候補になったのですが、それは取り止めになりまた。
実は時の一条天皇の諱が

    懐 仁

でしたから「仁」の字を憚ったのです。そして、後一条天皇の時に改めて年号になりました。
後一条天皇の諱は「敦成(あつひら)」でしたから、問題はありませんでした。
西暦1017年にあたります(この年号は1020年まで続く)。

その「寛仁(かんにん)」と同じ字の親王が

    寛仁(ともひと)親王

でした。
長らくがんに苦しまれ、先日6月6日にまだ66歳で多臓器不全のために亡くなりました。皇位継承順位は第6位。「6」に縁のある方でした。

学生に皇族の話をすると、左うちわで美味しいものばかり食べて何の苦労も知らない医者要らずの元気な人たち、という印象を持っている人も少なくありません。
ですから、若くして亡くなった高円宮憲仁親王や車椅子生活の桂宮宜仁親王、そして寛仁親王(宮号はなし)の話をすると驚きます。
寛仁親王の両親である三笠宮ご夫妻は今もご健在なのに、三人のご子息のうち二人が亡くなり、一番下の世代はお嬢さんばかり。今の皇室典範の定めでは、一般人と結婚されたら皇籍を離れることになりますから、このままでは三笠宮一族はやがて断絶ということになります。
常陸宮家(天皇の弟)にもお子さんはなく、皇室は確実に先細りしていきます。

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だしまき 2012-6 

鑑賞教室はどうしても

    高校生のための

という印象があるせいか、行かないという方も少なくないようです。
また終演時刻が4時過ぎですし、日が長い時期ですのでまだまだ外が明るい頃に終わるわけです。
そこで最初は実施されていなかったと思うのですが、去年あたりからやや規模は小さいかもしれませんが会が持たれています。
今年は昨日、午後4時20分頃に鑑賞教室が終わり、ぞろぞろと大阪日日新聞でおなじみの(笑)、お隣の

    両 輪

さんに集まられたようです。
当初は「プチだしまき」と予想され、5人程度の参加ではないかと見込まれていたのですが、結局はどれくらい集まられたのでしょうか。

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音から絵へ 

ほんとうに音楽が好きだったのです。
高校時代は歌謡曲もいくらかは知っていました。南沙織とか天地真理とか・・・それくらいですが(笑)
雅楽大好きで、ブルックナーの交響曲やミサ曲は雅楽感覚で聴いていました(どんな感覚やねん?)。
平曲も好きで、よく真似をしました。平家物語の話をするときは、小督なら平曲、敦盛最期なら朗読。
大学では

    観世会

に入ろうとしたのに、先輩がいまいちで(笑)。あれは失敗でした。何がなんでも入ればよかった。
西洋の音楽も大好き。バッハのフルート曲も真似をしました。無伴奏パルティータ。うまくできるわけはありません。見事な自己満足(笑)。
絵がわからないので、よけいに音楽に傾倒したのかも。
ところが、学生時代にコローの

  モルトフォンテーヌの思い出

を奈良で観て、ちょっとした啓示を受けました。
以後、わからないのに絵も観るようになりました。

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2012.6鑑賞教室初日 

大阪国立文楽劇場で今年の

    文楽鑑賞教室

が本日初日を迎えます。
高校生の皆さんを中心に新たな文楽ファンの獲得を目指しつつ、文楽という大阪の芸能を地元の皆さんや各地の皆さんに知っていただく絶好の機会です。
内容は

  伊達娘恋緋鹿子「火の見櫓」
  解説 文楽へようこそ
  菅原伝授手習鑑「寺入り・寺子屋」

ということになっています。
この解説というのを「火の見櫓」の前にもちょっと置いてもいいのではないかと思います。たとえば、八百屋お七なんて今はほとんど知られていませんので、かいつまんで話したり(パンフレットは幕の上がるまでに友達の頭を「パシッ」と殴るのに使って(笑)、あまり読んでいないように思います)、どういうところを見てほしいかということを簡単に。もちろんこの演目の場合は人形が櫓を上っていくところを注目してください、とか、髪を捌くところを見てくださいとか、団七走りを見てくださいとか。団七はあらかじめやってみてもいいと思います。
そして、終わってから、櫓をひっくり返してみて、今のはどんな風になっていたのかの

    種明かし

をしてもよいのではないか。
人形遣いさんの不思議な格好を見て、きっと友達をまねをしながら帰ると思います。

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歓びの伴侶 

フェルメールの

    音楽の稽古

という絵は、左の窓から射す光の中、画面やや右寄りに描かれる若い女性がヴァージナルの稽古をしていて、さらにその右に音楽教師らしき男性が立っています。床にはヴィオラ・ダ・ガンバ、右手前にはテーブルがあって水差しが置いてあります。
音楽教師らしき男性、と言いましたが、若い男女が近い距離で描かれているので、それだけの関係なのかどうかはわかりません。特にヴィオラ・ダ・ガンバのような楽器が置かれているのは男女の愛を寓意することが多いそうで、果たしてどう見るべきなのでしょうか。
絵に疎い私はこれ以上なにもわからず、きれいだな、でおしまいです(笑)。
ところが、よく見るとヴァージナルの蓋に、何やら文字が書かれているのに気づきます。そこでさっそく

    オランダ語

の知識を発揮して、と言いたいのですが、それも私にはありません。

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お世辞 

このあいだ、学生から歯の浮くような(笑)お世辞をいわれました。
「せんせの授業、楽しみにしています」と。あまりのお世辞ぶりに、浮きかけた歯を必死で押さえました。
しかし、やはり嬉しいです。多くの学生は、「どうでもいいから、単位ちょうだいね」という顔をしている(笑)のに、一人でもそう言ってくれると疲れがふっ飛びます。我ながら

    単純

です。
お世辞は、心にもないことを、あるいは思っていることを誇張して言うのですから、あまりよいことと思われていないかもしれません。

    巧言令色鮮矣仁(こうげんれいしょくすくなしじん)

とか、「剛毅木訥近仁(ごうきぼくとつじんにちかし)」と言いますしね。
あまりにもみえすいたお世辞はたしかに好ましくないかも知れませんが。人間は誰しも自惚れが強いので、そこをくすぐられると舞い上がるほど喜びます。
ブタもおだてりや木に登る、でしょうか。

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だしまき2012ー6(再告知) 

文楽は東京公演のあとNPOだの相生座だのとあれこれあって、休む暇もない、というところでしょうか。
そしていよいよ鑑賞教室が始まります。そして、

    だしまきの夕べ

も目前です。
だしまき、今回は少し小規模ですが、すでに予約していただいているようです。
参加宣言されていないかたで、行ってみようとお考えのかたはどうぞふるって。
私は、と言いますと、先週からひどい体調不良に見舞われて、参加の目処が立ちません。
悔しいです。
昨日から病院通いを始めましたが、よくなるのかどうか。
不参加の場合はただただ失礼をお詫びします。
演芸評論家の相羽秋夫さんというかたが、大阪日日新聞に

    両輪

さんのことを書いていらっしゃいました。

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老化 

25歳を過ぎると老化が始まる、といわれても、25歳の時はそんなことを切実には感じませんでした。
40代の後半の時、同級生が「なにもせずに老いるばかりの自分がなさけなく、つらい」と年賀状に書いてきてびっくりしました。
まだまだ若いのに、何を言ってるんだ、と思わないでもなかったのです。しかし本人は

    かなり深刻

だったようです。体が思うように動かない、というのではなく、自分が誰なのかが瞬間的に解らなくなる、というやっかいな状態に悩まされていたのだとあとで知り、愕然としました。
人それぞれですので、めったに「何を言ってるんだ」などと言うものではないと思いました(本人には言いませんでしたけれども)。
その頃私は仕事がかなり忙しくて、よく言えば乗っていた時期だったかもしれません。しかし、私もすぐに

    もうダメ・・

という状況になっていきましたので、彼の苦しみの一端がわかったような気がしたものです。

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ミニニンジン(6) 

私が小さなプランターで、ちまちまとミニニンジンを作っているのは、いずれは畑でもう少し規模の大きな野菜作りがしたいからです。
いわばそのための練習なのです。これまでほとんど植物に関心がなく、しかも自由にできる畑などはありませんから、これまでに作ったことのあるのは

  ミニトマト と イチゴ

だけ。子供たちが幼稚園の頃だったと思います。もちろん、鉢植え。
年金生活になったら、ささやかに何かしたいと思わないでもなかったのですが、年金をもらえるまで生きているかどうかわかりませんし(笑)、仕事場では完全に無用者扱いされてしまいましたので、時間もでき、少し早めにチャレンジしたいと思い始めたのでした。
何事にも

    ハマル

性格ですし、本やネットで勉強するのは苦になりません。
これまでも、ホームセンターにはときどき行きましたが、植物のコーナーはいつも素通りでした。しかし今は絶対に立ち寄る(笑)ありさまです。
さて、ミニニンジンはどんどん大きくなっています。虫も今のところ見当たらず、種を蒔いてから今日で丸8週間になります。あと1か月前後で収穫できるはずなのですが、教科書通りにいくのでしょうか。

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え、6月! 

一昨日、夜の11時頃に、そういえばブログの記事のストックがなくなっていた、ついに記事が途切れるかな、と思ったのです。
その瞬間、ふと思いついたことを書いたのが昨日の記事でした。
で、公開されたのを見て、記事とは別のところに驚きました。

    日付

です。6月1日! もう学校は衣更えの時期なのですね。っていうか、今年も5か月が終わってしまったわけですね。
まあ、実りも何もない(笑)5か月だったこと!
特にこの一か月はうだうだしていただけで、何もしてないという思いが強いのです。
かろうじて成し遂げたのは

    休講ゼロ

ということだけ。そろそろ一回くらい休講しようかなと思わないでもないですが。
6月ということは、まもなく前期も半分が終わりです。来週が8週間目なのです。あと1か月と3週間。先は長いです。

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悪筆同士 

昨日、病院に行ったら血液検査の結果を教えてくれました。
ひとつは改善していたのですが、なんだかよくわからない項目があって医者が書いて説明してくれるのです。
ところがこのドクター、恐るべき悪筆。
変体仮名の解読はふだんから慣れていますが、それとはまた違った難しさ。
で、この結果だとあの病気、この症状が出るかも知れないとさんざん羅列されました。
心臓だの腎臓だの神経だの、とにかく

    オンパレード!

と言いたいくらい挙げてくれました。
今のところ何も症状は出ていないのですが、さすがに不安になります。
ただ、悪筆なのて、半分くらいわからないまま。とにかく、「臓」という字を判読するのに手間取り、ほかの字を読む前に話が次にいく慌ただしさ。
悪筆プラス

    せっかち

なのです、この大先生。

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