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残業 

このところ、編集者さんからおそらく仕事の定時は過ぎているであろう時間帯にメールがバンバン入ります。おそらく残業されているのでしょう。
ご苦労様です。
私のような仕事の場合は残業という感覚はありません。気が向いたら帰ればいいのですから。
先日など、夕飯のしたくをするための買い物があったので、午後の2時過ぎには帰途についていました。
気楽なものです。
今、この記事を書いているのは夜の7時過ぎですが、またメールがきました。
私は自作のミネストローネを食べて一服しているところ。
編集者さん、ありがとうございます。

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産みの苦しみ 

今月始めにご案内いたしました。豊竹英太夫さんの本ですが、最後の最後まで悪戦苦闘が続きます。
いわば「産みの苦しみ」で、もう少し頑張らねばなりません。
この数年、そして特にこの半年はかなりきつかったのですが、私のような無名の文楽ファンが一流の技芸員さんの本のお手伝いをさせていただくわけですから、当然の作業です。
もう少し、頑張り、少しでもいい本にしたいと思っています。

代目 

文楽など、代々同じ名を名乗る、いわゆる襲名をする世界では「○代目」「○世」という言い方があります。
武本越路太夫師匠の本のタイトルは『四代竹本越路大夫』。一方、竹本住大夫師匠には『七世竹本住大夫 私が歩んだ90年』があります。
ということは、どちらでもいい、ということなのでしょうか。
しかし、こだわりを持つ方もあるようで、「『世』は亡くなった方、つまり過去の方のようなイメージがあるので、自分は『○世』とは言わない」とおっしゃる技芸員さんがありました。
また「○代」というか「○代目」というかについても微妙なニュアンスの違いを感じます。「○○太夫の△代目を継ぐ」というのは自然ですが、「四代越路太夫」という言い方も普通に行われています。しかし、落語家さんの場合は「三代春団治」っていいますかね。「三代目春団治」のほうが落ち着くような気がするのです。
会話の中ではどちらでもいいじゃないか、ということになるかもしれませんが、文にする、活字になって人の目に触れ、あとまで残る、となると、さてどうしたものか、と思ってしまいます。

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検査結果 

医者は何度首をひねったかわかりません。
照れ隠しもあったのかも知れません。
整形外科に行ったほうがいいでしょうか、と私が言ったのがプライドを傷つけたのか(笑)、蜂窩織炎かもしれない、リウマチではなかろうか、と言い出した医者は血液検査を主張。私も久しぶりなので、栄養失調がよくなっているかどうか調べてもらうのもありだ、と了承しました。
結局、蜂窩織炎もリウマチもシロ。
やはり整形外科に行きますか、とのこと。
で、総蛋白(TP。トータルプロテイン)が基準値以下。
やっぱり栄養失調かぁ。

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たかが手首 

関節というのはうまく曲がってこそ、ですね。
ちょっとした痛みに始まったのに、どんどん痛くなって腫れが出て、少し引いたかと思ったらまたぶり返し。
とりあえず内科に行くことがあったので相談してみたら、腱鞘炎ではないと思う、とのこと。
細菌感染かもしれないから、と血液検査。しかし、白血球も好中球も正常で、これはシロ。
内科医はなおも腱鞘炎ではないといい、もう一つ検査。その結果が昨日出ました…。

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2017年初春公演千秋楽 

文楽初春公演が本日千秋楽となりました。
寒波もありましたが、つつがなくおひらきとなり、おめでとうございます。
次は2月東京公演。4日(土)~20日(月)です。
久しぶりに

    近松名作集

だそうで、
第一部<午前11時開演>
『平家女護島』
第二部<午後2時30分開演>
『曾根崎心中』
第三部<午後5時開演>
『冥途の飛脚』
という番組です。
英太夫さんは「英太夫」の名ではお名残です。

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鏡字 

私は左利きですから、幼稚園のころは左手で字を書いていたはずです。
しかし、あの当時は左利きはよくないと言われ、小学校では無理やり右手で書かされました。
おかげで、左右両方とも悪筆ながら何とか書けます。
そして、もうひとつ、オマケがあるのです。
左手で字を裏向きに書くことができます。

    鏡字

というそうですね。私だけの特技ではありません。左利きで右手で書ける人なら多分できると思います。



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授業、終わりました 

2016年度の授業が終わりました。
最後は寒さに加えて右手の不調があって、特にきつかったです。
すでに成績は出し終えました。
授業アンケートという、学生に不評のお役所仕事みたいな書類も書いてもらいました。
学生のみなさん、お手数をおかけしました。

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怪しい字 

脅迫状では、犯人が筆跡を隠すために左手で書く、ということがあるようです。
書いたことはありませんが、書かれたことはあります。ただし、それは無差別大量に送るたぐいの脅迫状、というか、詐偽なのでした。
大量に送るものだけに、自筆ではなくパソコンでの作成。
詐偽にもバカ丁寧な(と書いた本人は思っているであろう)文章もありますが、脅迫するものもあるのです。
お前の弱味を知っている、証拠も握っている、というわけです。
私は何ら弱味を持っていませんでしたので平気でしたが、不安に駈られる人もあるでしょうね。そこが犯人の狙い目です。
今、私の書く字は左手による、変な字です。
図書館あたりでメモした紙を置き忘れたりしたら、司書さん、ビックリするかも。

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第34回だしまきの夕べ 

ただただ残念です。
これまでの「だしまきの夕べ」欠席歴の中でも一番くやしいです。
右手の不調が仕事を遅らせ、遅れるから仕事が増え、体調が悪化。
典型的な弱り目に祟り目でしょうか。
それでも

  第34回だしまきの夕べ

は開催され、皆さま楽しまれたようです。
うらやましい~。

困っています(続) 

研究室に入るのもひと苦労です。カバンを置いてカギを出して解錠してドアを開けてカバンを持って中に入る。
ドアを閉めるのは腕ですからなんとかなりますが。
コートを脱ぐのも手袋をはずすのも厄介です。
パソコンの苦労はお察しください。
授業中も指差したりジェスチャーをしたりしますので、そのたびに「イテテッ」と言ってしまいます。
昼ごはんに困っています。おにぎりがありません。また、私は学食は使う権利がありません(生協に加入していませんので)からお手上げです。
ただ、最近パンを出すレストランでバイトしているらしい末娘が、その日の売れ残りのサンドイッチを持って帰ってくることがあり、天の助けと押しいただき、持っていくことがあります。
とどめは図書館です。分厚い本を調べるときがつらいのです。書棚から本を出すのが大変で、その場で本を開くことが困難ですから、いちいち机のところまで持っていくのです。
なお、スマホは普段から左手で操るのでこればかりは問題ありません。

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困っています 

腱鞘炎になったものの、パソコンさえ我慢すればなんとかなる、と思っていました。
しかし、生活にかなり困ったことが起きています。
朝だけでもいろいろあります。
まず、着替えでひと苦労。寒いですから、余計に焦ります。新聞をとるのもひと苦労。
ゴミ出し、できません。ゴミ袋の先端を縛るなんぞ至難の技です。
おにぎり、作れません。片手だと俵むすびの大きさでしょうか。
食器、洗えません。
車の運転、できません。
電車の改札、つらいです。
これらをなんとかしのいで出かけています…。

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締め切り 

学生時代、原稿の締切に追われるようになりたい、と無責任な、暢気なことを考えていました。流行作家みたいでカッコいいじゃん、というノリでした。大学の恩師のご自宅にうかがったとき、書棚に紙が貼ってあって、恩師の原稿の締が羅列されていたのを拝見したこともあります。
しかし、何も流行作家でなくても仕事の締切には追われるものです。
先日、ひとつの締切をクリアして、これであとは成績の締切を守れば、今月はもう何もないよね、と確認していました。
で、ふと、来年度のシラバスって、まだ書いてないよね、と思いついたのです。今ごろじゃなかったかな? ひょっとして、私、クビ? など
と思った矢先にメールが入り、「シラバスの登録は明日までになりました」。
ええぇぇ!
というわけで、大慌てで計11科目のシラバスを書いておきました。
原稿にもいろいろあるのです……。

校了 

論文の校正はさほど重労働ではありません。量もたいしたことはありませんし、多少の悪文は許されますし(と勝手に思っているのです)。
しかし、仮にもお金を出して買っていただこうとする本の場合は、かなり細かいことまで考える必要があります。ルビをどう振るか、など、簡単なようで頭を悩ませました。
しかし、先日、やっと校了しました。
まだ仕事は残っていますが、いくらかほっとしています。

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つやつやから 

腱鞘炎で腫れがひどく、右手は一時期別人の手にしか見えませんでした。
ただ、腫れて皮膚を引っ張りますので、いつものかさかさショボショボの手に比べると、実に

    張りのある

つやつやした手に見えます。
20年ほど若返ったような(笑)気がします。
しかし、いくらか腫れが引いてきてわずかに指も動くようになると、また「かさショボ」の手に戻っていきます。
喜ぶべきか悲しむべきか、それが疑問だ。
いや、やはりこんなありさまでは困りますので、早く懐かしの「かさショボ」ななりたいです。
この記事も依然として左手のみで書いています。

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墓センサー 

私の知り合いに、不思議なくらい猫の居場所を嗅ぎ当てる人があります。
一度、仕事で一緒に歩き回ったことがあるのですが、そのときも「あ、猫」と見つけては写真を撮られるのです。
私は言われて気づくくらいで、どうしてそんなに簡単に猫の居場所を見つけられるのか、見当がつきませんでした。ご本人いわく、

    「猫センサー

がありますから」。そんなものなのでしょうか。
私が単にボーッとしているだけではないのか、と思えてなりませんでした。
しかし、私も

    墓センサー

はあるかも知れません。
まったく下調べなどしていないのに、思いがけず歴史上の人物の墓を見つけたことは少なくないからです。
墓が私に呼び掛けてくるのです。
ま、それは、墓に入る日が近いから呼ばれているだけかも知れませんが(笑)。

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湿布 

病院に行く余裕がなく、また、整形外科なんてまるで縁がありませんから、どこが信用できるのかもわかりません。
で、まずネットで調べてみたのです。
原因は自覚していますので、すぐに腱鞘炎と自己判断できました。治し方は、まずは

    手を使わない

こと、熱を持っていたら冷湿布をすること、ここまではだいたい同じでした。
固定する器具を使うかどうかは意見が分かれていたのであとまわし。
痛み止めの注射あり。最悪は手術。
手術はともかく、痛み止めも湿布にその薬効のあるものがありましたので、とりあえずそれを貼りました。
以前、誤診で処方されたために使わなかったものです(笑)。
これで様子を見ようと思い、使い続けると楽になりました。これならもう病院を探すこともないかな、と

    1週間

が経過した今なお受診していません。医者嫌いの悪いところかも知れないのですが。
もう少し様子を見ます。

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つらいです… 

腱鞘炎で右手がほとんど使えず、生活にかなり支障が出ています。
パソコンを操るのに二倍では済まない時間がかかります。
昼ごはんのためにおにぎりを作りたくてもできません。家で昼を食べる時も麺類を作るにもひと苦労。洗い物はふた苦労(笑)。
この記事は左手でスマホを持って左手の親指で操作しており、左手が腱鞘炎になりそうです(笑)。
買い物も、カゴを持ちながらものをカゴに入れるのがつらいです。
さらには、赤ペンを入れる仕事、郵便物の表書きなどため息がでます。
使わないのが一番大事、と言われるのですが、なかなかねぇ…。

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寒波 

今は「寒中」です。5日が寒の入りで、20日が大寒。
毎年、こんな時期に大学入試をしているのが不思議です。受験生に意地悪をしているようですらあります。
案の定、この土日はこの冬最強の寒波が襲来するとか。受験生の立場で日程を決めることはなぜできないのでしょうか。みなさん、どうかつつがなくこの山場を乗り越えられますように。

今日(13日)から3日間、仕事場は

立入禁止

ですので、仕事は持ち帰っています。

もっと書きたいのですが、手が痛くて無理です…


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腱鞘炎 

ずっと、パソコンを使った仕事をして、ペンも持ち、手にはずいぶん負担をかけています。
よく頑張ってくれています。
ところが、やはり右手が悲鳴を上げました。
なんだか右手の甲がズキズキするので、どこかで打身でもしたかな、と思っていたのです。ところがしだいに痛みが広がり、腫れてきました。これが噂に聞く

    腱鞘炎

か、と気づいたのです。湿布を貼ると痛みはやわらぎますが、なかなかよくなりません。この記事も左手一本で書いています。
こいつぁ、春から縁起でもねぇ。
パソコンはキーボードもマウスも左手です。次は左手に発症しないように気をつけます。

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田舎歩き(2) 

1月2日。この日も朝早くから出かけることにしました。
元旦はやはり初詣の意味がありますが、この日はまったく別の目的でした。
このあたりは長州戦争(第二次長州征伐。四境の戦い)の芸州口の戦いの舞台となったところです。
山側の戦いの跡は私のいる宿から山に向かって歩いて30分くらいですのでしょっちゅう行くのです。しかしもうひとつ、

    彦根藩

と長州藩が戦ったところについてはあまり行っていません。特に川向こう、すなわち長州側にはなかなか行けないのです。そこで今回は意を決してぐるっと回ってみることにしました。
片道3kmくらいですが、これを2時間かけて歩く、ゆっくりとした散歩です。
川を下っていくと土手に案内板があり

    竹原七郎平

についての説明が記されていました。この人は幕府の先鋒となった彦根藩の使番だった人で、三十九歳。慶応二年(1866)六月十四日の未明、幕府軍の軍使となって従者とともに馬で川を渡ろうとしたというのです。
未明と言いますから偵察か先陣かと思うのですが、伝えによれば幕府の使者として長州に降伏を勧告する封書を高く掲げて行ったと言うのです。しかし、未明に封書を掲げてわかるものでしょうか。
ともあれ、彼が川を渡ろうとすると、長州側の竹やぶに身を潜めていた岩国の民兵団であった戢翼団(しゅうよくだん)が一斉に銃撃して、七郎平は命を落とすことになりました。

芸州口の戦い古戦場跡(大和橋近く)201712
↑芸州口の戦い古戦場跡の説明板

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田舎歩き(1) 

田舎歩きの記事を書きます。
まずは元日。
朝早く、と言っても、5時、6時だと真っ暗で危ないので(本当に何も見えませんから)夜が明ける7時過ぎに出ることにしました。
誰もいません。時折、車が通過しますが、歩いている人はまずいないのです。
川沿いの道なので、さしあたり迷うことはありません。この川は一級河川で水量が多く、上流には氾濫を防ぐ意味もあってダムが設けられています。それゆえにいつもゆるゆると水が流れています。時間の感覚がふと失われそうになるくらいです。
土手に当たる部分を歩くわけですが、何かのわけがあるのでしょう、水辺まで下りていけるところがあり、何かに誘われるように足を運ぶとちょうど

    初日の出

が見えました。
ネット上では雄大な初日の出の写真が多数見られましたが、私の場合は実にささやかなもので恐縮です。

初日の出201711
↑私の初日の出

近くのお寺などに立ち寄っていましたが、地蔵があちこちにありました。
一願成就地蔵というのがありましたので、何が何でも、という望みを一つお願いしてきました。
そしてこの町ではおそらく一番大きな神社で初詣。
朝、8時過ぎだったと思うのですが、時間帯が中途半端だったのか、人がほとんどいなくて拍子抜けするくらいでした。
お賽銭をお払いすると、神主さんがひとりずつに

    お祓い

をしてくれます。「おはらい」のやりとりです。
そのあと、川の一番下流まで行きました。海がはるか向こうに見えます。工場は元日にもかかわらず24時間ずっと煙を吐いています。

小瀬川河口近く201711
↑河口近く

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成人の日 

大学は、今や祝日関係無しで授業に明け暮れています。
「あなたはほんとうに15回フルに授業しましたか?」というアンケート(もちろん大学名も個人名も匿名で)をしたら、どれくらい「NO」の回答があるのか、おもしろそうですが。
ところが、絶対に授業をしない祝日があります。
それは

    成人の日

です。
なにしろ四分の一の学生が該当し、たいていは成人式に行きますから、授業などできるわけがありません。というか、してはなりません。
子どもの数がどんどん減っている時代にあって、成人式を迎える若者を期待と不安を持ちながら眺めています。
実は今年は末娘が20歳で、ついにこれで我が家からは未成年がいなくなりました。
今日、彼女は成人式に行くのかな。
まだまだ頼りないですが、少しでも自覚を持ってくれるきっかけになれば、と願っています。

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冬の星座 

田舎にいていつも思うのは、歩いている人が少ないことです。
かなり高齢の方でも車を運転して移動されます。
最近、高齢者の交通事故が多いと言われ、ある年齢に達したら免許は

    失効する

ようにすべきだという意見もあるようです。しかし、買い物に行くのにも病院に行くにも、徒歩なら片道30分以上(私の足で、です)かかる山中で生きる人たちに、そう簡単に免許を取り消す、と言えるのでしょうか。バスは1日に数本、タクシーは流したりはしていません。
バスの時刻表を見ると感慨深いものがあります。

バス時刻表20170102
↑バスの時刻表

それでも田舎はいいですね。どこにでも畑があって、冬はハクサイがあちこちにあります。
そして、夜に空を見上げると驚くような星の数。
灯りを消して外に出ると目の前にオリオン座。そのベテルギウスとともに三角を作るシリウスとプロキオン。ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のカストルとポルックス。それら一等星だけでなく、暗い星が暗いからこそ目立ちます。
ぎょしゃ座の五角形もオリオン座の四角形も三つ星も

    何もかもが美しい

のです。
普段田舎に住んでいるつもりの私なのですが、ここへくるとそんなことはいえないと思います。
いいカメラがあったら写真も撮れるのですが、そうはいかず、文字だけで失礼致します。

田舎道 

正月に行っていた田舎では仕事をするか散歩をするかしかありません。
散歩は好きなので楽しいのですが、なにしろ怖いです。道は選べません。旧山陽道が部分的に国道になっているのですが、そこを歩くほかはないところに行きましたので。
川沿いなのですが、対面各一車線で歩道が整備されていないところがあるのです。
地元の人は慣れていますから、そんな道でも車をビュンビュン飛ばしてきます。制限速度は40km/hですが、60km/hくらいで走っています。右側を歩かないと危険ですし、右側でも

    カーブのあたり

は要注意です。突然車が飛び出してくる感じ、ということは、ドライバーから見たら突然歩行者が飛び出してくる感じになるでしょう。
なぜそんな道を歩くのか、といいますと、山陽道を探検したいからです。
とんでもない田舎なのに、不思議なほど神社があり、それは街道沿いということと無縁ではないと思うのです。
私が目指すのは山陽道が国道から分かれて

    苦の坂

という山道に入るところです。
よくもこんな狭い道に入ったものだ、と思うのですが、よく考えれば、今、国道になっている道も昔はもっと狭かったのでしょう。
この坂は、市杵島(いちきしま)姫命が九州から厳島神社に行くときに登って、あまりに急なので苦しく、持っていた「ちきり」を捨てるほどだったから「苦の坂」と呼ばれるようになったとされます。
その「ちきり」を投げた池に建てられたのが「ちきり池神社」です。

苦の坂20161231
↑苦の坂に入るところ
どこに道があるのかと思いますが、
画面右下隅から左斜め上に向かって
道らしいものがあります

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新年初出勤 

昨日、今年初めて仕事場に行きました。
昨年末は24日まで仕事場に行きましたので、11連休ということになりました。
長かったです。私のように、これといった楽しみもない者にとっては「休み」というのは苦痛でもあります。
あちこちに遊びに行って、飲めや歌えという生活なら話は別かもしれませんが(笑)。
今年の最初のおしゃべりの仕事は授業ではなく、公開講座なのです。「源氏物語」。
昨年のうちに予習はしていたのですが、資料作りなどは朝早くからいってしなければなりません。
授業は来週からですが、月曜はいきなり成人の日。10日に始まって最終日は23日の予定です。風邪などひかないように頑張らねばなりません。

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パソコンで年賀状 

父は手紙類が苦手な人でしたので、年賀状はかなり早くから印刷を頼んで(会社に出入りの業者があったのかな)いましたが、私はついぞそういう印刷の仕方をしたことはありません。
もともと手書き主義なのです。しかし、次第に枚数が増えていったうえ、パソコンのソフトが充実してきたこともあって、挨拶文を何種類か作って(相手がどういう人かによって使い分ける)印刷していました。
ところが、その後、枚数が減ったこと、家では作れないことが理由で、このところはパソコンではなく手書きをしてきました。
今年もそのつもりで、インクジェットではなく、

    普通紙の無地

の年賀状を買ったのです。
で、少し書き始めたのですが、小さな写真を入れたいこと、挨拶文がお願い(あるいは宣伝)文を兼ねているため、わかりにくい字で書くのはよくないだろうと思うに至ったのです。手書きする手間はあまり気にならないのですが、そういうわけで久しぶりに印刷をしてみました。
と言うともうお分かりかも知れませんが、その

    お願い文

というのは先日ご案内申し上げた出版のことなのです。それでなくても赤字生活をしていますので、これ以上の赤字はできるだけ避けたいという思いであらゆる方面に頭を下げて買っていただくようにお願いしています。

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帰ってきました 

正月はどうしても家にいられません。浮世の義理というか、これはもうしかたがありません。
今年も5日ばかり西の国に行っていました。
幸い(?)「宿題」がありましたので、退屈することもなく充実した正月でした。
元旦の早朝に一人で初詣に行くのも慣れてきました。どんな神社があるかも少しずつわかってきて、行くところがない、ということはありません。
飲んだくれもせず、暴食もせず、平素とあまり変わらない日常でした。
そして、昨日帰ってまいりました。
また普段の生活に戻ります。まずは明日から仕事場に行かねばなりません。
さて、今日はその準備を致します・・・。

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2017文楽初春公演初日 

文楽初春公演が本日初日を迎えます。
今年もどうか名演が多々ありますように。

第一部は午前11時開演で
寿式三番叟
奥州安達原(環の宮明御殿)
本朝廿四孝(十種香、奥庭狐火)

三番叟は「国立劇場開場五十周年を祝ひて」だそうです。

第二部は午後4時30分開演で
お染久松 染模様妹背門松(油店、生玉、質店蔵前)

鏡開きには英太夫さんは出られますかね?

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出版のご案内 

新年に際し、文楽ファンの皆様にご案内申し上げます。
この4月、文楽の豊竹英太夫さんが六代目として豊竹呂太夫を襲名されることは皆様もご承知のことと存じます。この慶事に際して、三月頃に創元社(大阪市中央区)より

    『文楽 六代豊竹呂太夫
             五感のかなたへ』

が出版される運びとなりました。
呂太夫さん(まだ英太夫さんですが、以下便宜上『呂太夫』と書きます)の文楽太夫としてのキャリア、その間の悦びや悲しみ、祖父十代若太夫、師匠三代春子太夫と四代越路太夫、先輩の七代住太夫、九代源太夫、二代小松太夫、八代嶋太夫、五代呂太夫、五代伊達太夫、三代喜左衛門、同年代の緑太夫、弟子の希太夫、亘太夫らのみなさんにまつわるお話、呂太夫さんの芸話、詩人の高橋睦郎さん、作家の広谷鏡子さん、哲学者の森田美芽さんの呂太夫応援エッセーなど、盛りだくさんの内容です(年譜、系図、索引付き)。呂太夫さんのお話の聴き手と文章化は私が担当致しました。
当世、出版はかなりの

    不況

でございます。
実際に刊行される時には改めてご案内致しますが、そのときには拡散、宣伝のご協力もお願いできればと、あつかましいことを考えております。
呂太夫ファンの方はもちろん、アンチ呂太夫(笑)の方も、どうぞよろしくお願い致します。

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