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公開講座終了 

一昨日、本年度の公開講座の私の担当分がすべて終了しました。
この一年、と申しましても回数としては16回でしたが、読み続けたのは

    伊勢物語

でした。
受講者の皆様には物語のすばらしさに反するつまらない話だったかもしれませんが、私自身はとても面白かったのです。
これまで気付かずに読んでいたところもあり、勉強にもなりました。
この時間の一番初めに

    伊勢物語は面白いのでしょうか?

と受講者の皆様に問いかけておきました。
私自身初めて自分の意志(高校の授業としてではなく)で読んだ古典文学がこの作品だったこともあって、当たり前のように面白いと思っていたのですが、大学生の頃、ふと「伊勢物語って面白いんだろうか?」と疑問を持ったことがあるのです。
もちろん面白いのですが、そんな想い出があるためにあえて問いかけをしてみたのです。
はたして何人の方が「面白い」と感じてくださったことでしょうか?
結局初段から第23段まで行きました。つまり「井筒」の段です。途中には紀有常の話もありましたので、文楽の

    競伊勢物語

のことを申し上げたのですが、あそこに出てくるお姫様は「井筒姫」でした。
そのほか、謡曲の「井筒」はもちろん、近松門左衛門作

    井筒業平河内通(いづつなりひらかわちがよい)

    心中重井筒(しんじゅうかさねいづつ)

についても若干申し上げました。
この作品の持つエネルギーはすばらしいですね。

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実は、受講者の中に私の

    叔母

がいるのです。大学のすぐ近所に住んでいるものですから、聞きにきてくれるのです。ただ、この叔母は、私が生まれた時からもっとも親しい親戚でしたから、なんとなくやりにくい面もあります(笑)。
以前は叔母の娘、つまり従妹も来ていたのですがさすがにあまりにも面白くなかったのか、すぐにやめてしまいました。

さて、来年度なのです。もう4月以降のことを考えておかねばなりません。
伊勢物語を続けて読む、というアイデアと

    紫式部日記

を読むというアイデアがあります。

    曽根崎心中

というのもなくはないのですが、私はなんといっても江戸文学については専門家ではありませんので二の足を踏んでいます。
ほんとうは

    文楽人形を遣う

という講座を実施したいのです。そしていずれは福祉の実践に受講者の方々が出かけてくれるようになれば、という思いがあるのです。ところが、それとなく様子を伺ってみますと希望者はいらっしゃらないようで、これまた躊躇しているのです。

とにかく受講者の皆様は熱心です。ぜひともこれからも末永くよろしく、と申し上げ、あわせて新年度には

    新規の受講者

の方々が多数おいでくださることをお願いしておきたいのです。

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