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初日を迎えました 

文楽初春公演はいよいよ本日が初日です。
この公演ばかりは普段とは違った雰囲気があって格別なものです。
特に初日は

    鏡割り

があり、朝早くから劇場前は黒山の人だかりになります。
床には注連飾りとお鏡餅(もちろん開演まで)が飾られ、舞台正面上にはにらみ鯛という大きな鯛の模型。ロビーは餅花しだれがゆらめき、何と言っても主役は華やぐお客様方。
ほんとうにいいものです。

この公演は

    花競四季寿

    本蔵下屋敷

    吉田屋

    新版歌祭文ー座摩社・野崎村・油屋

の上演です。皆様はいつお出かけになるでしょうか?
私はできるだけ早い時期の夜の部から行こうと思っています。

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今回は「野崎村」限定ではない『新版歌祭文』が注目されそうですが、あほらしいくらい(笑)正月らしい「吉田屋」も、地味ながら何か見せてくれそうな「本下」もひそかに楽しみにしているのです。
『花競』の「海女」「小町」は

    文雀師匠

の引き続きの演技ということで正直言ってびっくり。「小町」だけ堪能させていただいて「海女」は若手でもいいと思うのですが。
前回文雀師匠の小町には魂が抜けそうになりました。またあの感動を、と思います。

今日は学生はお母様を誘っていくのだそうです。そのほうがお金がかからなくていい、などというのはゲスのかんぐり。ずばり

    親孝行!

と感心しています。
彼女たちが楽屋に親御さんを連れて行っている風景を想像すると、なんだかホワ~ンと心が温かくなります。
こいつぁ、春から・・・と嬉しい話です。

※1月1日のある方のコメントが消えていますご本人が消去されたのでしたらかまわないのですが、もし私が何らかのミスをしていましたら大変失礼なことをしてしまいました。

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コメント

あけましておめでとうございます。

初日ですね。
私も前回の文雀師匠の『小町』を初遠征の折拝見して
惚れ惚れさせていただきました。
今回も是非♪と思っていますが・・・

行けるとしても「おめでとう」の挨拶が
恥ずかしいころになりそうです。

♪ろあさん

あけましておめでとうございます。
案外文雀師匠のタコ、じゃなくて海女が絶品だったりして。でもタコ役の人、国宝相手だけにからみにくくないですかね?
千秋楽近くになるとたしかにおめでとう、はいいにくいですが、初春は初春です。ぜひお越しください!

文字久大夫さん

文字久大夫さん、休演なんですね。
いつもお元気な文字久大夫さんが、初春から休演とはビックリです。早く快復されて、復帰されますことをお祈りいたします。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

「鏡開き」見てきました!
すごくたくさんの人でビックリ!!
寒い中みなさん早くいらっしゃるんですね。
大阪の街に文楽が根付いていると改めて実感させられました。
次の大きなイベントは十日戎かな???

♪やたけたの熊さん

文字久さん、本当に残念ですね。咲甫君が代役だとか。
咲甫君は3回床に出てくることになりますね。

♪ライムサワーさん

すごいですよね、あの熱気。十日戎も劇場内は人でいっぱいになります。1階ロビーで催しがあるのですが、かなりごった返します。100人ほどしか入れなくても小ホールを使えないのかな、と思ったりしないでもないのですが。

鏡開き

二部にも鏡開きの酒樽は残っているものと思ってました。二部の時間、劇場のあちこち見ましたが、酒樽はありませんでした。仕方がないので花かばさんと、ミナミとキタの安酒場で飲んできました。いつもと同じです(笑)。

初日

いま初日~酒盛から帰ってきました。感想と言うと、初日から皆さんとても安定していた感じがします。住大夫さんは久作のをしみじみと、泣かしてくださいました。油屋では咲大夫さんが、お勝の芯の強さを懸命に語っておられました。
なかでも、おみつの蓑助師匠。おみつは蓑助師匠以外にできる人は居るのかなあと、ふと考えてしまいました。勘十郎さん以外出てきません。みなさん品が良い役ばかりされていて、在所の娘や、町娘のようなちょいとクサい役が十分にできる人って、少なくなっているように思うのですが、いかがでしょうか。大夫、三味線も同様に、です。

♪やたけたの熊さん

鏡割で残ったお酒は、第一部上演中に劇場の職員さんが飲めや歌えの酒盛りをするらしいですよ(冗談ですよ!)。
おみつが似合いそうな人として、私は簑二郎さんを挙げます。11月のお駒よりうつると思うのです。たしかに、面白い人形を見せてくれる人も待望されますね。やや真面目な人が多いように思います。

一部だけ鑑賞しました

>藤十郎さま
一部は、補助席までびっしり一杯。たいへんな熱気でした。
第二部もはよいこっと。
忠臣蔵も廓文章も初めて拝見するので新鮮でした。

油屋の段

私、油屋の段は初めてでした。母のお勝も最初から娘をだましていたやなんて。おみつ、お染の二人の娘が不幸になって、かわいそう。油屋の段は、ちょっと無理がありますね。

♪おとみさん

初日派のおとみさん、早速ですね。満員の初日第一部はさすがに華やぎます。
コタツを持ってうろうろする伊左衛門のぼんぼん。おもしろかったですか?

♪やたけたの熊さん

こうやって見るとなぜ「野崎」ばかりが愛されてその前後が等閑視されるのかがわかるような気もしますね。

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