冬の講演に向けて
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私などにもときどき話をして欲しいという依頼が来ます。
書くものの依頼なら喜んで、なのですが、話はやはり苦手です。
しかし原則的にお引き受けすることにしており、この秋から冬にかけてもいくつかあります。
私の場合、多くは
平安時代の文学と歴史
についての話で、このところネタにさせていただいているのは藤原道長とその周辺の人々です。
この秋にもお話しすることになっています。
ところが、珍しく依頼者側から
日本の文化
という大テーマで、私に「文楽」「近松」の話をして欲しいという依頼も来ています。
そういわれても、江戸時代文学や演劇についてきちんと勉強したことのない者ですから、正直申しまして困るのです。
↑応援よろしく!
さてどうしようかと考えるのですが、「文楽」については私どもの人形に活躍してもらおうともくろんでいます。願わくは学生が一緒に来てくれて人形を遣ってくれるといいのですが、平日なのでちょっと無理かも。
「近松」に関しては、その人生や劇作の全体像などは私のよくするところではありませんので、あかんたれの
治兵衛や徳兵衛や忠兵衛
を近松はいかに救ったか、つまり私のような人間がいかに演劇に救われるかという話(?)をしようと思っているのです。
で、そういう話をする場合、私はそろそろ予習を始めないと不安なのです。まだ3ヶ月ほど先なのですが、大先生と違ってこういうところが毎度なさけないのです・・・。
- [2009/09/03 00:00]
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こうした準備は
大変ですしプレッシャーですが、楽しみでもあります。主題に向けて色々と勉強して話を構成していくことは。
先生の近松解釈、機会あれば伺わせていただきたく、いつ頃、どの場所でされるのでしょうか…
♪まゆみこさん
日々の授業も手を抜いているつもりはさらさらないのですが、外でお話しする時は私より長く文楽をご覧になっていらっしゃる方もおありでしょうから、さらにプレッシャーはキツイです。
同業のまゆみこさんはおわかりいただけると思うのですが。
これは吹田市民のための講座だったと思うのです。まゆみこさんにはおいでいただけず、残念なようなホッとしたような(笑)。
それよりも、まゆみこさんの大学で、
「まゆみこvs藤十郎 文楽を語る ゲスト・三業の技芸員さん」っていうのを企画してくださいませんか?(笑) ノーギャラで行きます。
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