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予防接種 

とにかく新型インフルエンザの脅威が巷でも感じられるほどです。
病院などに行きますと看護師さんも受付の人もマスクをしていらっしゃいます。
当然のことなのでしょうが、実はこれは私にとっては大変な問題です。
呼び出されるとき、「と~じゅ~ろ~さ~ん」と言われる、その

    口の形

を私はいつも見ているからです。
よく知ってくれている人ですとマスクをはずしてくれますが、たとえば血液検査室へ行って下さい、といわれたりすると、そこのナースはまず知りませんから困ります。こういうときはあらかじめお願いしておいて、入口の一番近くに座って待っているようにしています。
もっとも、最近は名前を呼ばずに(プライバシー保護のためだとか)機械を持たされて、その画面に「シンサツシツヘ」「カイケイヘ」という文字が出る方式の病院もありますが。

文楽のみなさんもかなりデリケートになっていらっしゃる方がおありのようにお見受けいたします。
特に太夫さんは

    声が出ない

というのではどうしようもありませんしね。若いから罹らない、ということはありませんし、持病のおありの方など、どうぞご自愛下さい。

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さて、持病といいますと、私はまさに持病があるわけで、不足が心配されているインフルエンザワクチンは優先的に接種してもらえる方針だそうです。
それはありがたいことなのでしょうが、若干の違和感も覚えるのです。
いかにも接種して当たり前、という感じで、病院に行くと、

  「優先的ですよ、よかったですね」

とでも言われるのでしょうか。まさかそこまではないでしょうが、これって、得をしたことになるのでしょうか? ま、損得の問題ではないですし、嫌悪感はないほうですので、今年は接種してもらおうかと思っています。
授業もまもなく始まりますし、私が学生にうつす可能性も、その逆もありますので、学生諸姉、お互い手洗いをしっかりしましょう。

文楽ではこの9月公演も心配ですが、10月の地方巡業、そして11月公演も気になります。予防接種で病院に行って

  「文楽の技芸員です」

と言っても優先的にはならないのでしょうね。
楽屋口には消毒液などを設置されるのでしょうか。
今、東京ではいかがですか? 設置されていますか?

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コメント

念には念を

先日、近所の総合病院へ検診に行ったのですが、看護婦さんにフルネームで呼ばれて診察室に入ると、同じ看護婦さんから「ご自分の名前を言ってください」と言われました。一瞬「えっ?知っているくせに」と(笑)医療ミスが問題になる昨今、このような予防策を講じているのでしょう。でも何か妙な気がしました。

♪やなぎさん

ほんとにそういう病院が増えてきましたね。確かに変な感じがします。
以前、手術室に入る時に、私はすでに術前の注射で朦朧としていたのですが、看護師さんが「名前を言ってください」と言うのです。
しかたないので、「モゴモゴ……」といい加減に答えると、「はい、けっこうです。じゃあ頑張ってくださいね」。
……って、あれでわかったの?

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