初春の初日 付450,000
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※緊急連絡
突然ですが、10日昼の部のチケットが1枚余っています。しろくまさんの購入されていたものですが、取り消せないそうで困っていらっしゃいます。12列35番です。
お引き取りいただけるかたはまず一報ください。コメントでも(非公開も可)メールでも。よろしくお願い申し上げます。
新年最初の文楽です。
劇場の飾りつけも、客席の装いもあでやかに本日めでたく幕が開きます。
早速初日からおいでのみなさま、朝早くからの
鏡開き
ではお酒をゲットできましたか? 初日の手ぬぐいはどなたの手に?
春から縁起がいいといいですねぇ。
この初春公演の演目は
第一部
二人禿
彦山権現誓助剣(杉坂墓所・毛谷村六助住家)
壺坂観音霊験記(土佐町松原・沢市内より山)
第二部
伽羅先代萩(竹の間・御殿)
寿連理の松(湊町)
日高川入相花王(渡し場)
です。
政岡を遣われる紋寿さんはどのようなお気持ちでこの新年をお迎えになったでしょうか。
玉也さんの八汐、悪そう~(笑)。
↑応援よろしく!
「寿連理の松」の結末は
へ?
という感じもしないではないですが、このおめでたさを床はどのように表現されるでしょうか?
私が拝見したときは、なんと、
越路大夫・清治
でした。
越路師匠が珍しく一か所つっかえてしまって、驚いたことを覚えています。
「彦山」は大阪では久しぶりです。
前回(22年前)はもちろん玉男師匠の六助でしたが、今回は勘十郎・玉女のダブルキャスト。
22年経てばそうなりますね。
楽しみはいろいろです。
とかく体調を崩しやすい初春公演です。技芸員のみなさん、つつがなく。
- [2010/01/03 00:00]
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コメント
始まりますね
いよいよ始まりますね。
文楽という、魅惑の底無沼にハマってから、自分が行くわけではない初日にワクワクドキドキしてしまいます。
新春公演の初日!なんて、行きたかったなぁ~
でも、初日は大阪の方々のもの…なんて、よくわからない理屈をつけて、一週間の我慢です。
今回の演目の「毛谷村」と「先代萩」は、去年歌舞伎座で観ました。それだけに楽しみです。
早く9日がこないかなぁ~
ご面倒おかけします
色々お手数をおかけして申し訳無いのですが残って居るチケットは10日昼の部です。
♪くみさん
なんとなくウキウキしますね。
初日は華やかですよ。いつかぜひお越しください。
歌舞伎で仕込み済みなら大丈夫ですね。ご期待を~。
♪しろくまさん
失礼いたしました。訂正しておきました。
こちらこそ
実はメールで私が書き間違えてしまい、という用件でした。
藤十郎さんのミスでは無く、私のミス、です。m(_ _)m
藤十郎さんにはご足労頂いているのに…。m(_ _)m
明けましておめでとうございます
>藤十郎さま
初日、昼の部は補助席も出る満席でした。客席も華やかです。芸能関係の方々が多いのでしょうか。男性が多いのもよいですね。
ありえないハッピーエンドのお夏清十郎は初めて拝見する演目でしたので興味深かったです。
いつも、オフ会が決まるまで待てなく初日に見てしまいます。(^o^;
今年は、どうか、お元気でライフワークに邁進くださいませ。
あけましておめでとうございます
旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。
初めて、初日というものに行ってきました。手ぬぐいまきは見たことがありますが、鏡開きは初めてです。鯛の行列も初めて。
本日は感想は控え、データのみ(主に行事関係、敬称略)。
鏡開きは二人禿。左の禿が清五郎(左勘市、足紋吉)、右の禿が一輔(左簑紫郎、足簑次)。手拭いまきは昼の部が下手から上手へ亀次(たぶん)・芳穂・清丈'、夜の部が玉志(おそらく)・睦(たぶん)・清馗(拾うのに気をとられて左の方はあまりよく見えなくて……)。私は夜の部で清馗さんの撒いた手拭いをいただきました。絵柄は二人三番叟。
玉英さんは引きつづき療養とのことで代役は勘弥さん。
昼の部は補助椅子が出されているほか、右ブロックの前列も補助席になっていました。
♪しろくまさん
今のところ反応ゼロです。他にも当たられた方がいいかも…
♪おとみさん
あけましておめでとうございます。
歌舞伎に文楽にと初日を攻めてますね。ブログで写真も拝見しました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
♪えるさん
あけましておめでとうございます。
鏡開き、おかわり注文しませんでしたか?桝も記念になりますね。記念といえば手ぬぐいゲットおめでとうございます。しかも色男から。
年男の玉英さん、いかがでしょうね。またご感想もよろしくお願いします。
2日目は
手ぬぐいメンバーが少しだけ変わりました。下手から順に簑二郎さん、芳穂さん、清丈'さん。昨日はお客様をはったと睨んでいた芳穂さんが今日は優しい顔になっていました。
太夫と三味線は若手ですが、人形部は中堅どころがおつとめになるのですね。いかなる事情や気風の違いによるものかは存じませんが、三権分立というか独自性があるのは面白いものです。
今日は一部だけで帰ったので、玉英さん出欠はわかりません。
昨日の鏡開きですが、お酒は大関でしたよ。濡れた升で荷物や衣類を汚さないようにビニールの巾着袋(夜店の金魚持ち帰り袋のような感じ)を添えてくれるのですが、その口紐も紅白なのです。
一階の展示室では、ボランティアさんとツメちゃんが活躍しています。
♪えるさん
えるさん、毎日行ったら破産しますよ(笑)。
人形遣いさんだけ花形世代? はずみで勘十郎さんが出られたら大騒ぎでしょうね。
大関でしたか。多聞の縁でしょうか?
玉英さんは公演を通してお休みのようですね。
手拭いほしいなぁ~
9日はどなたがまくのでしょうね~
当日は1日通しなので、2回チャンスがあります。なんとかGETしたいです。
♪くみさん
えるさんにあやかって是非頑張ってください。
コツは、うつろな瞳でこの人と思った技芸員さんを見つめることと、他人に気を遣わないことかと思います(笑)。
補足
「この人と思う技芸員さん」は、自分の正面にいる人にしましょう。はるかかなたにいくら好きな方がいらしても。
手拭いは結び目にはしてありますが、やはり軽い物ですからさぞ飛ばしにくかろうと思いました。そこで、「太夫さんと三味線さんは、元気のありそうな若手が命じられる。しかし人形遣いさんは全員アスリートなので50代でも遠くまで飛ばせてあたりまえということになっている」というストーリーを勝手にこしらえてみました。真偽は知りません。
くみさんも、ほかの方でほしいなと思っていらっしゃる方も、当たりますように。
籐十郎様
アドバイスありがとうございます。毎日、腕立て伏せにスクワット、鏡の前でウツロな瞳の練習…なんだか、とっても忙しい毎日になりそうです。
それから、目の前にいる技芸員さんの名前ぐらいは判るようにした方がいいでしょうか…
でも、パンフレットの写真と本人と合わせるのが大変な方だと、ちょっと…
人形遣いさんの腕のスナップって効きそうですよね!
遠くまで飛ばせそうです。
私は人形遣いさんを観る度に、腱鞘炎にならないかと、余計な心配をしてしまいます。
♪えるさん&くみさん
これで手ぬぐいをゲットできましたね(ホント?)。
技芸員さんの名前を呼ぶ人、いますね。間違って呼んで「あいつと一緒にせんといて」という顔で睨まれた瞬間にうつろな目で見返す、というのはいかが? 全然アドバイスになっていませんね。
夜の部2度目
さすがにちょっと落ちついてました。
八汐、そりゃ玉也さんも悪いかしれませんが、咲甫さんこそなお悪い。私が近所のおばさんなら、帰ってきたところを捕まえて(役と混同して)説教しよう。
お慈悲お慈悲お蔭お蔭がお金お金と聞こえますな。その金あるならエスカレーター、勉強会。
撒き手拭いは幸助さん相子さん龍爾さんになってました。
♪えるさん
お、えるさん、誰に読まれようと、まずまず快調な文ですね。 安堵しました。 咲甫さん、このコメント読んでますか?(笑)
初芝居咲甫玉也の八汐面(づら)
配役のコントラスト、鮮やかですね。
初春や咲甫に映えし八汐面
にしておきましょうか。
これでしばらくお休みです。
それにしても毛谷村って何と背伸びの多い芝居でしょうか。亀次さんはおんぶされ、簑助師匠は建てつけの悪い障子と闘い、最後に紋臣さんが手乗りに。
私の真後ろに仲良しらしきおばちゃんグループが陣取ってて、お園の仕草にいちいち受けてました。子供くらいの年齢のお客さんに、何をしても末っ子か初孫のように「可愛い可愛い」と目を細めてもらい、それを吸い取って若返っていらっしゃるのでしょうか。
六助が破れ裃に着替えて出てきたら、左遣いさんの親指が(爪も肌も)一気に若返ってビックリ(どこ見とんねん私は)! まあ、その前を相当に年功を積んだ方が勤めておられたということなのですが。
ところで沢市って何歳なんでしょう? 首は源太ですけどじじさむい(笑)。
あ、手拭いメンバーは簑二郎さん靖さん清公さんでした。
♪えるさん
いろんなところをご覧になっていますね!
左遣いの親指の変化なんて!
実は私の澤市の印象は、首で言うと「又平」なのです。
これを言っても賛成されたことがないどころか、「あほらし」という顔をされることが普通で、某人形遣いさんに、しばらく口を開けっ放しにされたこともあります。
手ぬぐい投げ、簑二郎さんとよく遭遇されますね。
えるさんの客席出没は、あとは後半ですね。
ふだんはそんなとこ見てないんですが(笑)
見得が決まるたびに左右ともに手首がかっくんかっくんとよく反って気持ちがよいので(やっぱり六助は手首ですナ)ちょっと双眼鏡で見ようとしたら、荒れた爪にシワの刻まれた親指がたまたま目に入り「なるほど重い役だからベテランさんなのか」と合点して、その場はしばらく忘れておりました。
ところが、着替えて出てきたときに親指の色が茶色からピンクになってるので驚いて、今度は最初から親指を覗いてみたら、肌が若返っていまして「ああ、最後だけ若い人になるのね」と。
背が大きいのであのピンクの爪の主は幸助さんじゃないかとも思いましたが庭へ下りてしまわれたので確認は間に合いませんでした。ま、もともと発表されていないものですからこだわる気はないのですが、ふだんは気がつかないことだし、ちょっと珍しい経験ができました。
沢市
ストーリーの結末は確かに傾城反魂香と通じるものがあるし、山家のひなびた感じも純朴さもほしいんだけど、又平では頼りなさ、気弱さがちょっと足りないような。
薄幸~な感じは保名にも通じるところがあって和生さんによく映ると思いましたが、さて、呂勢さんは何歳くらいを想定して語っておられたのかなあと興味があります(なんぼメインが綱師匠でも、呂勢さんが第一印象決めちゃいますから)。
お里も大人っぽい首だし、結婚三年にしてはひねた夫婦なんですよね。小さいときからの許婚なのに、何か結婚が遅れるような事情でもあったんでしょうか……。
♪えるさん
やはりそこに目が行くのは奇特だと思います。
仰せのように、ビンクネイルは幸助さんのようですね。役は「日高川」の船頭だけでしたね。
ゆくゆく六助を持つ人でしょうが、今後この芝居がかかったらはしばらく左で修業ですね。
♪えるさん
やっぱりダメですか(笑)。まだ賛成者は現れません。
お里は沢市の病気を治すために結婚したようなもの、すなわちその時点ですでに観音様だったのでしょう。
沢市はお里の美貌もわからないくらい長い年月目が不自由だったわけですね。
おお、
あの桜貝の君は幸助さんでしたか。確かに顔もピンク系ですものね。ちょうど上手のはるか彼方で簑一郎さんが勘寿さんの左を持っておられたので横目で背競べしょう思たとたんに庭へ下りてしまわれて間に合わなんだのです(だから、芝居見んとどこを見とるねん)。
又平については、私の又平(首)の解釈が又平(役)に引きずられすぎてるんかもわかりません。浮世又平に関して言えば、しゃべれない声で交渉しようとしたり無理な役に立候補したり、押しの強さたくましさを感じるんですよ。三番叟は要領良くサボるし。中年よりちょい若めの端役で病弱そう、薄幸そうなのがあれば「これだ!」と思うかわかりませんが、木訥な田舎の百姓って健康そうなのが多いんですよね……。
今回の呂勢→綱リレーで描いたイメージは「正宗の30年前」という感じでした。太夫が変われば変わるかわかりませんが(ちなみに、浪曲に由来しているであろう江州音頭で描いたイメージは確かに源太だったのです)。
お里の美貌については、「少女時代のお里は、真っ黒に日焼けして虫刺されだらけで鼻の頭すりむいて、ほべたに墨つけたお転婆」と思ってました(笑)。女の子って化けますからね(と、化けなかった私が言うてみる)。
♪えるさん
人形Aの左=簑一郎、人形Bの左=幸助として、ABが並ぶ場合、Bの主遣いさん、ナンダカいやじゃないですかね。
えるさんの視線がイチローさんの頭頂部から左へ一直線に行って、カクンと下がった瞬間に幸助さんが下りたわけですね。
その瞬間を見たかったです(笑)。
お転婆お里の華麗な変身はいつ、どんなきっかけだったんでしょうかね~?
いろんな玉英さんも(笑)いろんな沢市もいそうですね。
背は低い方が楽かも
主遣いさんには下駄がありますけど、左遣いさんは頭巾の上まで身が詰まってないから、スカスカ分だけ大きくなってしまいますね。
高津小学校のときの簑一郎さんはおつる(お弓ちゃいますよ)の左なのでよけい目立ちました。この方は細いし首が白いのですぐわかりますね。わかったからってどう、というわけでもないんですが。
現在の舞台を見ていてこの役の左・足は誰だろう、ということはそんなに気にならないんですが、いろんな方の、10年前とか20年前とかの手伝い歴をふと知りたくなることはあります。
しかし幸助さんのこと「桜貝の君」なんて言うてしもて、ご本人読んでたら困るなあ(もう忘れていたらしい)。
♪えるさん
昔の映像を見ていて、勧進帳の弁慶や琴責めの阿古屋や狐火の八重垣姫で頭巾無しの左、足遣いさんが我々にとっては大師匠だったりすると、みなさんこうして修業して来たんだ、と、しみじみ感じます。
私、職場で学生(もちろん女性)が主遣いする人形の足を持ったことがありますが、しんどかったです。
幸助さんは桜貝の君ですね、登録しておきます(笑)。まだまだ他の人もニックネーム付けてください。
Wノッポにはさまれる主遣いさん
岡崎村梅龍内で、おさんの父(玉女さん)の左が幸助さん、母(簑二郎さん)の左が簑一郎さんで、二人の主遣いさんは何度もWノッポにはさまれていました。
下駄がーあるーかーら、大丈ー夫なのー。みんなだいたいそろってました。
♪えるさん
懐かしい話題を掘り起こしてくださるのは記憶力(&どこ見てんねん力)抜群のえるさんならではです。
下駄はすぐれてひとなーみ我ーが身ー
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