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年賀状の残り 

私の好きな和泉式部の歌に

  かぞふれば年の残りもなかりけり

        老いぬるばかり哀しきはなし

がありますが、そのこととは何の関係もありません(笑)。
年賀状の残りの話です。
地域社会との関係の深い研究分野にいる私の同僚は、役所の方々とのお付き合いがとめどなく広がって、年賀状の数がどんどん増えていったのだそうです。その結果、500枚だか600枚だかを作らねばならなくなり、とても不可能ということで、転勤をきっかけに

    年賀状をやめます宣言

をしたそうです。いっそ潔くていいですね。
確かにその枚数だとやめたくはなりそうです。郵便代(はがき代)だけでも3万円するわけで、私ならそのことだけでもお手上げになってしまいます。
私はそこまでの枚数を書いたことはありませんので、なんとかなっている感じです。しかし、最近気付くのですが枚数が毎年

    微減している

のです。

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理由は簡単で、新しい人から来る事が少なくなり、一方古くからのお付き合いが減っていることわけです。
最近は学校でも住所録というものを作りませんから、学生も同僚もお互いに

    住所を知らない

のです。
耳の病のために人様との出会いやお付き合いが減ってもいます。
律儀に長年お付き合いくださった方がが高齢になられて、そういう方も年賀状をおやめになったり、あるいは残念ながら亡くなる方もいらっしゃいます。
そんなわけで恐らく今年は去年より枚数が減ったのではないかと感じるのです。

ところが買うときは去年を基準に少し増やしたりしてしまって、どうやら今年は20~30枚余ったような感じです。
「数ふれば年賀状の残りはぴったりとなかりけり」にしたかったのですが。
さて、この年賀状、一体

    どうすればよい

のでしょうか?

事務的な連絡にそのまま使う?
郵便局に持って行って普通葉書に換えてもらう?

皆様は毎年どのようになさっているのですか?

さて、来年はどうでしょうか、また枚数は減るのかな・・・・


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コメント

同僚です

藤十郎さん、おはようございます。
お召しにより、参上しました^^;)。
我が家では私の分はやめましたが、家人のものがあるので、例年200枚程度購入します。
もちろん、余りが出ることが多いのですが、それは翌年の年賀状作成時の「テスト用」にとっておきます。試し刷りなどした後で郵便局で交換、つまり一度は働いて頂くわけですね。

♪myonさん

失礼しました。お呼び立てしたつもりではありませんでしたが(笑)。
たしか、消印部分が汚れていると交換はしてもらえないのですね(局員さんに頼んで勘弁してもらったことはありますが)。
もしmyonさんのものを続けていたらご一家でざっと1000枚でしょうね・・・

残りの年賀状

藤十郎さん、もし良ければ私に年賀状下さいませんか?(笑)

残りの年賀状、例年だと当たりくじも調べずに頂いた年賀状とともに晩秋まで持ち越しにします。
そして国際協力のNGOの事務所にひょい、と持って行くのが恒例、となっています。このNGOの通信費に当てられるようで。

実はなかなか書き損じはがきを引き取ってくれるNGO団体は少ないのでどこに寄付しよう、というのは迷いましたが、結局は顔なじみの団体に、ということになりました。
近畿地方にそういう団体が見つかるかは不明ですが。

お知らせです。退院は明後日、という運びになりました。ここをご覧になっている方々にはご心配をお掛けしました。

図々しくも私信です。(笑)
病院のパソコンから何故か花かばさんのサイトに書き込みが出来ないようです。
決して無視を決め込んだわけでもありません。ご了承願います。

年賀状だけでなく、仕事の関係で、往復ハガキの返信部や宛先記入済みハガキの不要なものがよくたまります。

返信はメールでもFAXでも可、と言いながら念のためにハガキも送られてきたり、既に返事が伝わっているのに一律で送られてきたり。

ある程度たまって切りのいい枚数になったところで普通のハガキに交換しますが、自分ではそれほど使わないもので、以前、お部屋見舞いに添えて若手の芸人さんに差し上げたことがあります。勉強会の案内をよくハガキで出しておられるので。

♪しろくまさん

「九州のしろくまさん」で届きますかね?(笑)
なるほどねぇ、そういう方法もあるんですね。知りませんでした。
おっとまもなくのご退院おめでとうございます。腰は要の場所ですからさらにご養生ください。

♪えるさん

なるほど、こういうことで文楽に寄与することができるわけですね。
これも知りませんでした。
この記事書いてよかったです、とても参考になります。

濃くなる

わたしも年々枚数が減ってます。
前年いただいた賀状を見ながら表書きをしますので、前年にいただかなかった分が徐々に減ってる勘定です。
まあ”義理チョコ”ならぬ”義理賀状”が減っていってるとも言えますので、その分「濃く」なっているんでしょうね。

♪やたけたの熊さん

なんだか私は義理賀状が増えつつあるような感じで(笑)。
でも、「濃い」方から戴く賀状は嬉しいですし、義理で始まって「薄かった」方の賀状が年々「濃く」なっている感じを抱けるのもまた幸いです。

往復書簡

いただいた年にはわたしが出さず、こちらが出した年にはいただかず、一年毎交互にやり取りしているふしぎな関係の人がいます。笑福亭松枝さんです。なんとも気の長い往復書簡です(笑)。キチンとお話ししたこともないのですが、入門当時のことを書かれた『ためいき坂くちぶえ坂』を読んでお手紙を差し上げてから続いています。ほんとうに感動で泣いてしまいましたから。あと歌舞伎の中村吉之丞さんとも続いています。”芸能界”ではこのお二人だけです。文楽の人はいないのです。ちと寂しいです(笑)。

♪やたけたの熊さん

松枝さんも毎年熊さんの賀状について「今年は出す番やったかな」なんて考えていらっしゃるかもしれませんね。
漫才の相方の玉誉さんとは、賀状のやりとりはないのですか?(笑)

私が拝見したときは

熊さんと玉誉さんは同じ方を向いて並んでおられましたが、手を前で組んでいなかったので、漫才コンビよりは警備員コンビに見えました(お皿やコップを持っていると手を前で組めませんね)。

二人で仲良く、玉勢さんの背中をご覧になっていました。

漫才コンビになられたら、賀状ではなくハリセンのやりとりですね。

警備員さん

警備員さんなら、あんなに飲み食いしてないと思います。じつに働きの悪い警備員さんです。

警備員さんで思い出すのは・・・
いぜん劇場1階ロビーに、伊達大夫さんによく似た警備員さんがおられませんでした? さらにその前には文昇さんに似た警備員さんもおられました(笑)。

♪えるさん&やたけたの熊さん

「私服」ではなく警備員さんコンビだと見なす、えるさんの眼力は、テモマア恐ろしいですね。
先日上演中にロビーにいたら、小紋さんのような警備員さんが巡回されていました。と思ったら、警備員さんのように巡回されている小紋さんでした。

小紋さん

そうそうことしも小紋さん、警備員さんのように劇場のあちこちでお見かけします。お姿をお見かけして、なぜかほっとしています(笑)。

♪やたけたの熊さん

小紋さん以外で劇場でよく拝するお顔に、某公共放送局の元ディレクターTさんもいらっしゃいます。いつもこわいお顔をなさっています(笑)。
文楽応援団の皆様も含めて、劇場名物数々あり、です。
それにしても昼の部は連日よく入っていますね。

よく見る人

>某公共放送局の元ディレクターTさん。プログラムに読みにくそうな文章を書かれる人ですね(笑)。
某公共放送現役のころはいささか疲れた顔をされてましたが、退職されてから若返られたように思います。仕事のプレッシャーから解放されたんでしょうか。
あと勘十郎さんのお姉さまも、よくいらしてますね。後ろの方や桟敷など目立たない席に、目立つ姿で座ってはりますね(笑)。

♪やたけたの熊さん

たまたま勘十郎さんのお姉さまからお芝居のご案内をいただいたところです。
チエホフの「かもめ」。3月に吹田メイシアターで上演されます。「すずめのかもめです」とのこと。意味のお分かりになる方は上方落語にお詳しいです(熊さんは当然お分かりです)。
奥様方、よくいらっしゃるかたがおありですね。

行きたいなあ、かもめ。

ストレートプレイって長らく行ってないです。ましてロシアものは尚更。

うむー。調べてみたら、切符は24日に売り出されるのですね。

♪えるさん

京子お姉様はNHKの朝のドラマでおばあちゃん役だったのですね。
それで老けたので、今回の芝居で若返るとおっしゃっていました。
私も芝居を楽しめる身なら絶対にいくのですが。
お姉様には申し訳ないのです……。

意味解ります。

「すずめのかもめ」

いまの所一番最後のお弟子さんですね。
かもめと言えば、「かもめのジョナサン」「かもめ食堂」しか、知りません。

チェーホフの「かもめ」読んだ事が無いのです。

♪花かばさん

熊さんと花かばさんとえるさんは100%お分かりいただけると確信していました。
京子お姉さまは米朝師匠のお弟子さんで「すずめ」の名をもらっていらっしゃるのですね。
「かもめ」を読む、なんていう人はそうそういるものではありませんよね。

宗助さんは一番下のようでいて一番下じゃないのですね。

こういうの、若手のN大夫さんなどがいかにもお好きそうです。お芝居がお好きですし、ロシアものスラブものにはお詳しいですし。

♪えるさん

宗助さんは竹澤さんじゃなくて、桂さんのほうですね。
ロシアのおじさん言うことにゃ、芝居はやっぱりこ~れ~、っていうのは古すぎますね。ピロシキはおいしかった……。

確かに、

この場では「宗助さん」というと噺家さんではなく三味線さんになってしまいますね(笑)。山本能楽堂の船弁慶や忠信見比べイベントで両宗助は競演されているはずですが。

パルナスのピロシキ、阪神尼崎西口のモンパルナスに残っているそうで、アルカイックに行かれる方はチャンスがあります。

♪えるさん

パルピロ、今もあるのですね! 幼少の頃、夕方のテレビCMで刷り込まれてしまったのです。たしか、中村メイ子さんが歌っていらっしゃいました。
阪神尼崎ですか…。ちょっと面倒です(笑)。

「かもめ」、

行ってきまーす。前売り買いました。

若いころとは違う印象を受けるのだろうなあ……。オカンとか流行作家の年に近づいてきてる私ですヨ。

♪えるさん

ありがとうございます…って、私がお礼申し上げることもないのですが。
でも、ここに書いてよかったです。京子お姉様にも大きな顔ができます(お目にかかることはないのですが…)。
また様子を教えて下さい。

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