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和田合戦女舞鶴(第三の1) 

年を越えて、「和田合戦女舞鶴」の続きを書きます。
私自身の覚書なので、せっかく来てくださった皆様にはあまり意味がないかと存じます。お詫び申し上げます。

いよいよ眼目の三段目になります。

政子は荏柄平太(えがらのへいた)の妻綱手(つなで)とその子の公暁丸(きんさとまる)をかくまっています。
一方、実朝は藤澤入道や阿佐利与市らと評定を重ねています。実朝は諸大名に「荏柄平太の親族を探し出して糾明しようと思うのだが、なぜか母君(政子)が綱手と公暁丸をかくまっている。どうすればよいか」と相談します。
与市は「尼君(政子)の心に逆らわないよう、幾重にも利害を説いて

    平太の妻子

を受け取るべきだ」と言います。一方藤澤入道は「たとえ尼君が相手でも天下の大罪を犯した者は厳罰に処せられるべきだ、それを利害を説くなどとは、さては、表向き離縁した板額(はんがく)と裏で通じて肩を持つのか」と決め付けます。さらに入道は「息子の四郎がすでに受け取りに行ったからやがて戻る」と言いますが、与市はあまりの雑言に堪えかねて

    刀の柄

に手をかけます。実朝が二人を制し、とりあえず四郎を待とうとなだめます。

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その時、血まみれの四郎が帰ってきます。四郎は「尼君の館の門前に板額が立ちはだかり、家来を片っ端から投げつけ、自分も危うかったので命からがら逃げてきた」と言うのです。さすがの実朝も我慢がならず「この上は自ら尼君の館に行って二人を連れて来る」と言い、座を立とうとします。
そこに現れたのは、

    因幡守大江広元

でした。
広元は、諸大名に命じて軍勢を整えたので、それを用いて二人を受け取ろうと言います。
与市は、広元ともあろうものが仰々しいことをする、と反対しますが、広元は

  思案した上での軍勢

だからと、実朝の引見を願います。そして現れた面々を見て、一堂は目を白黒させることになります。

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