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いいたい放題 

12年に亙った「文楽評」の仕事は、間違いなく私の人生に大きな意味がありました。
プロのみなさんがなさることを分不相応に言葉にして表現するのは、書くことを仕事にしている者としても、半端ではない難しさがありました。
劇場にはいつもノートを持ち込んで、感じたことをメモするだけでなく、時には幼稚園児の落書きのような絵(人形の動きなど)を瞬時にノートに書き付けていました。
一方、言葉にはできなくても、浄瑠璃や人形の表現するものを敏感に感じては涙を流す感性だけは養いたいとも思って、何も書かずに声と音と姿に没入する機会も作るようにしました。

    勉強

は不十分でした。私はもともと江戸時代の歴史、思想、風俗などに疎く、戦国時代の大名の名や人間関係もあまり詳しくないのです。それだけに、もっと彼らの置かれた社会や美意識、常識、思考回路などを勉強すべきだったと思います。
文楽評の前任者が文楽や歌舞伎にとどまらない偉大な劇評家の

    宮辻政夫さん

だっただけに、その落差は読者諸賢には歯がゆく感じられたことと、申し訳なく存じております。

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元日にも書きましたように、今年、その仕事から解放していただこうと思っています。文楽のためには、相棒のセンス豊かな先生に全面的にお任せするほうがはるかによいことだと思いますし、このところはほとんど相棒先生の単独執筆に近かったので、

    スムーズに移行

できると思います。老兵は消え去るのみ(?)。
私が文楽について発言するのはこのブログだけになるでしょうから、個人的趣味も遠慮せずに入れて、バンバン

    不規則発言

ありの言いたい放題(笑)を書こうかと思っています。
ますます嫌われそうですが、失うものもありませんし(笑)。
しかし、このブログ、いつまで続ける気なのでしょうね、私は。

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コメント

ご挨拶が遅れすみません。今年もよろしくお願い致します。

上方芸能は時折購入する不真面目な読者でしたが文楽評のお仕事から「退かれる」と伺い一抹の寂しさを覚えました・・。
12年間本当にお疲れ様でございました・・という一言では言い表せない様々なご苦労がおありだったと拝察しております。

今年はご健康により一層の留意なさり「言いたい放題」(笑)を是非お願いします(笑)。
でも藤十郎さんはお優しいから私程「激辛」ではありませんよね(アハハ)。某所のワタクシの発言。自身でも呆れております、激辛加減に(笑)。で、今年は少し改めるつもり(ホントか?)ではおますが(笑)。

効かぬ辛子は何とやら・・と申します。「言いたい放題」を秘かに(?)期待しております。!

♪戸浪さん

とにかく、決められた字数の言葉で表現することは私のような者には至難の業でした。あらためて言葉の怖さ、力強さ、逆に無力さも思い知りました。とにかくいい勉強をさせていただきました。
今後は言い過ぎたら削除すればいいので(笑)、戸浪さんを凌ぐ激辛で行こうかと思っています。戸浪さんの激辛は的を射たものですから、ぜひ今後もよろしくお願いいたします。

お疲れ様でした

『上方芸能』を買う理由が一つ減りました。(御免なさい、こんな事言う後輩が居て。>某先輩、)

しかし、藤十郎さんが筆を擱かれる日がとうとうやって参りましたか。藤十郎さんが文楽評をお書きになる、と聞いたのは未だ私が学生の頃。私は中年、になりました。
藤十郎さんにとってはあれやこれやが有り、私にもあれやこれやが有りましたね。長かったような短かったような。
ともかく、お疲れ様でした。

♪しろくまさん

編集長にはメールで簡単に伝えたのですが、きちんと手軽を書こうと思いながらまだ果たせていません。
12年前は学生でしたか。それじゃまだ中年ではなく青年だと思いますよ。

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