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『上方芸能』という雑誌 

私がはじめて雑誌

    上方芸能

に書かせていただいたのは、116号だったと思います。かねて敬愛(熱愛じゃないですよ)していた森西真弓さんから

    文楽の新作

についての論文を書くように言われたのです。私がそういうことに興味を持っていたことを知っていらしたので、一度書かせてみよう、と思われたのでしょう。
もちろん不出来な小論でしたが、この雑誌とのご縁が深まるきっかけにはなりました。
そして、平成11年の終わりに彼女からまたも手紙があり、今度は「文楽評」の依頼だったわけです。思えば森西さんにはお世話になった、というか、ひどい目に遭わされた(笑)というか。

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文楽評は苦しくもやりがいがありましたので、実のところ森西さんには心から感謝しています。もっとも、お金になる仕事ではありませんので、連載をやめると赤字が減るのですが(笑)。
『上方芸能』という雑誌は経済的には苦しく、それを承知で執筆者は協力している、という面があります。
今よりはるかに苦しい状況のころ、ある著名な先生に「原稿料が払えない」と断った上で執筆を依頼したら、その方が「私は原稿料で食べているのだ、きちんと払える雑誌になってくれないと困る」とおっしゃった上で、原稿とともに寄付金まで送ってくださったことがあったそうです。
また、誌面に出ていることなので書きますが、以前連載していらした落語家の師匠は原稿料を(多分全額)寄付していらっしゃいました。今もそういう方は少なくありません。
大阪府はこの雑誌を支援していた(補助金を出していた)のですが、前知事の時に

    廃止

したそうです。かの著名な先生や落語家の師匠のような「応援してやろうという心意気」のかけらもない、杓子定規な法律屋らしい仕打ちでした。
今、この雑誌には

    提灯広告

というものがあります。読者が寄付してそのお名前が提灯のイラストの中に書かれて公表されるのです。
上方の芸能を、そしてこの雑誌を愛する読者の心意気です。このブログに来てくださる方のお名前も見ることが出来ます。
もちろん、さらに雑誌の質を高めて全国の図書館が買ってくれて経営状態が好転し、世間並みの原稿料を払える雑誌に成長してはいただきたいですが、それまで気長に応援したいと私も思っています。

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コメント

御免なさい

だしまきの際、いつも『上方芸能』を買わない、定期購読をしない、と非難を浴びている私目ですが、ここまで文楽関係の記事が多く書かれている雑誌は他に無く、藤十郎さんが文楽評を降りられるにしても、相方の先生は知らない人ではないので応援したい気持ちは有るのです。
ただ、値段が雑誌の割にはかなり高価であり、本当は本屋さんでざらっと斜め読みしてから買いたいのですがここは九州、図書館にすら置いて有りませんので本屋さんで注文して初めてざらっと斜め読みが出来る、と言う状態なのです。

ここまではだしまきで申し上げた理由の一つですが、白状しますと文楽関係以外、で記事の多くに賛同致しかねる、と言う問題が有ります。
どなた、とは申し上げませんがさる筆者の記事は記事すら読みたく有りません。この筆者は原稿書いてその上に多額の寄付をされているので文句の付け様が無いのですが…。「三十三間堂棟由来」の柳の上に引っかかった髑髏のよう、ですが。

すみません、ネガティブな内容で。

♪しろくまさん

それはもう、読者の方にも好みやお考えがあって、選択するのは自由ですよね。
あの文楽評だけは読みたくない、という方だっていらっしゃるはずです。最近は相棒の先生のおかげで評価も上がっているかもしれませんが。
値段は難しいですね。高いと売れないし、安いと維持できない・・・。

上方芸能

ご無沙汰しております。紅娘です。
学期末で雑用が増え、忙しくしております。
『上方芸能』は私は図書館で読むか本屋で立ち読みする程度で、買ったことはありません。なぜかと申しますと、扱っている内容はとても興味のあるものが多く、本屋でみかけると必ずと言っていいほど手に取るのですが、非常に読みにくいものが多く、敷居の高さを感じてしまうのです。『演劇界』は専門雑誌としての専門性に疑問符をつけてしまって買わないのですが、『上方芸能』はその逆で、ちょうど良い雑誌がない、というのが私の率直な見方です。読者層をどう設定するかは難しいところだと思います。

♪紅娘さん

お忙しい日々にも関わりませずいいご意見を下さってありがとうございます。
編集長がご覧になってくださったらいいのですが、あちらもなかなかお忙しいようで、意思疎通の場とはならないかもしれません。しかし、間接的にでもなんとか伝わればとは思います。

二律背反

藤十郎さんややたけたの熊さんはご存知の筈、ですが現編集長の広瀬さんとは浅からぬご縁が有りますので彼女も応援したいのです。
ところが前述の制約があり、いくら「自由」と仰られても今でもかなり迷います。

本当は本屋さんに置いてあり、是々非々で、出来れば毎号買う、と言うのが理想ですが…。

この記事が出る直前、彼女のブログを拝見した所、なんと骨折をされて居たとか…。びっくりしました。

ご縁

藤十郎さんを囲む「だしまきの夕べ」が始まったのも、上方芸能が取り持つご縁です。
そして「だしまきの夕べ」で、古典芸能を愛する人たちとご縁ができて・・・。
ご縁が広がります。

一昨年など、兵庫県・外郭団体主催のヨットの講習会で任意に組んだTさんが、学生時代に上方芸能編集部でボランティアをしたことがある、と船上で言ったので、あまりの驚きで海に落っこちそうになりました。

ボランティアはしたものの、そのころも今も古典芸能には特に興味はない、というTさん。人間国宝のインタビュー・テープ起こしを手伝ったそうです。

Tさん「名前は忘れましたが、おばあさんでした。」
私「地歌の菊原初子さんでは?」
Tさん「そうそう!そんな名前でした!」


♪しろくまさん

そうなんですよ、編集長、たいへんだったそうですね。私はあの雑誌で知りました。
編集部の人たちの動向が分かってしまうのですね、読んでいると。あそこまで編集部の方々のお顔が前に出てくるのも珍しいですかね?
私もあのイラストを描いてほしいな、と思うことがあります(笑)。

♪やたけたの熊さん

もっと優れた方がいらっしゃったはずなのに、私などを「文楽評」に使ってもらったのも、ご縁、という面がなかったとは言えないと思います。
森西さんとは同世代で、最初から「タメ口」っていうのでしょうか、けっこう適当な言葉遣いで話していたように思います。
Tさん、人間国宝の大先生を忘れるなんて困ったものですね(笑)。
なお、「だしまき」では私は囲まれた記憶がありません(笑)。あくまであれは皆さんの集いであって、私は今後も隅っこで・・・。

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