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絵巻三昧 

昨年末からずっと絵巻物の読解に励んでいます。
申すまでもなく、専門家が何年もかけて勉強されてもなお難しいものを、私などがほんのわずかに勉強したところで何が分かるわけでもありません。
ですから、もっぱら先人のなさった勉強の成果をなぞっているわけです。
ここまで眺めてきたのは

伴大納言絵巻
源氏物語絵巻
年中行事絵巻
吉備大臣入唐絵巻
信貴山縁起絵巻

という、それこそ絵巻物の代表的なものばかり。炬燵に入ってずっと眺めていたり、解説を読んでみたり、時々ツッコミを入れてみたり、せりふを作ってみたり。はっきり言って勉強というよりは

    遊んで

います。
絵巻物愛好家といえば

    後白河法皇

です。多くの絵巻物作品を作らせたと思われ、上記のものもかなり彼が関わっていた可能性があります。
後白河さんというと梁塵秘抄のおじさん。「遊びをせんとや生まれけん」の世界ですから、私も遊ばせていただいております。
今、NHKの大河ドラマで平家がテーマの番組を放送中だそうですが(テレビがダメな私はまったく知りません)、私が覚えている大河の後白河法皇といえば、『新平家物語』の滝沢修さん。平幹二郎さんの清盛でした。もう40年前だそうです(古い!)。

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後白河さんは、ほんとうに波瀾万丈の人生を送られたようで、およそ私のごとき凡人にはまねのできない傑物だったようです。
院政、保元平治の乱、平家との蜜月、鹿ケ谷の謀議、平家追討、源義仲・義経・頼朝との巧みな関係維持、これらすべての人が亡くなったあとまで生き延びた生命力と政治力、目を瞠るほど多くの夫人と子供たち(二条天皇、高倉天皇、守覚法親王、以仁王、式子内親王・・・)。
その一方で

    「今様狂い」

といわれた、風流人というか遊び人というか。東大寺大仏殿の再建にも尽力したかと思うと、先日の絵巻物の制作下命と収集。まことにお見事でございました。
今回のテレビではどなたが演じられているのでしょうか? 清盛はどなた? 義経は? 弁慶は? まったく知りません。

さて、絵巻物の勉強、いや、遊びはまだまだ続きます。
講演などの仕事があったらなんでもネタにしなければなりません(笑)ので、こういうことも案外役に立ちそうです。小金稼ぎの材料です(笑)。
このあとは

平治物語絵巻
寝覚物語絵巻
粉河寺縁起絵巻
葉月物語絵巻
隆房卿艶詞絵巻
地獄草紙
病草紙
長谷雄草紙
鳥獣人物戯画

ウ~ン、まだまだいっぱいあるぞ!

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コメント

体裁変わる?

かなり体裁が変わりましたね。お札が替わる時の印象と変わりませんね。(笑)

♪しろくまさん

季節の先取りということで。
ということは季節が変わればまた変わる、ということになろうかとも思いますが。

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