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鈍感、敏感 

鈍いヤツ、として有名でした。デリカシーに欠ける、空気が読めない、という意味でもあるのですが、文字通り感覚が鈍いのです。
地震が起きてもわからない、暑さ寒さがわからない、食べ物の味のよしあしがわからない、芸術のよしあしもわからない、注射針を刺されるのは平気・・・
我ながら

    呆れるほど鈍い

のです。
「これって痛いのかな」と思っていたら、あとで「あの痛さをよく我慢できましたね」と、褒めてもらったのかばかにされたのか(笑)、ということもありました。
たしかに、注射されるだけで「痛いやないか、何すんねん!」と叫ぶおっちゃんを目撃したこともあります。「何すんねん」って、注射に決まってるでしょ。
芸術のセンスもダメ。絵はまるでわからず、小説もよしあしが論ぜられない。文学部で何をやったんだ、というくらいわかりません。
ですから

    文楽評

を頼まれた時は私こそ「何させんねん!」と言いたかったのです。

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ところが、そこから不思議なことに、いろいろ見え始めてきました。言わば責任を持たされてはじめて責任の果たし方がわかった感じ。
絵もその頃からいくらか解るようになり、この作家はダメと思ったらほんとうに消えていく。
単に年相応に世間が見えてきたということなのか、やはり不自由になってそれに慣れるためにからだが何事にも異常なまでに敏感に反応するようになったのか。
人間の、いわば

    潜在能力

はかなりのもののようですが、私にはそういうものは備わっていないと思っていたのです。しかし、うぬぼれなのかもしれませんが、そうとも言い切れないような気がしています。
いくらか

    世の中に敏感に

なってきたとするなら、これからしっかり文章を書いていこう、と考えています。
少なくともこれまでよりはまともなものが書けるかも知れない。
気休めではあるのですが、そんなことを考える昨今です。

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コメント

痛いの鈍いナカマー

まあ、臆病なので、いったん気がついたらぎゃーぎゃー騒ぎますけど、痛さそのもんに対しては鈍いです。でもほんとは、手当てが遅れたりして、危ないんですよね……。

代わりの鋭さはいっこうに育ってきません。ちぇっ。

♪えるさん

私の場合、完全にこの鈍さが裏目で、いろいろ手遅れになって今にいたっています。
えるさんはもともと超人的な鋭さをお持ちなので、これ以上敏感になりようがないのでは?
私は人並みに近づいてきた、というだけでして。局麻で耳を切られた時、麻酔が切れて涙が出ているのに痛いと言わなかった、筋金入りの鈍さです。

壁紙→髪型

ブログのデザインが変わりましたね。
いぜんのデザインに戻されました?

髪型が変えた? とカミサンに言ったところ、鈍感!1週間前から変えてます! と叱られました(笑)

♪やたけたの熊さん

先日までは早春デザインでしたが、なかなか暖かくならないので元に戻しました。
1週間で気づくのは敏感だと思います。
奥さまは日記に「今回は1週間で気づく。前回よりは優秀」なんて書いていらっしゃるのではないでしょうか。

ケガに気づきにくいもので、

こないだ、部屋に血の足あとつけて歩き回ってしまいました。早めに気がつけば掃除が楽だったのに、洗濯物までこしらえちゃって。

扁平足じゃないことがわかりました。

♪えるさん

それはけっこうコワイですね。そのまま外出して、そこにご亭主が帰ってこられたら、あわてて110番されたかも。で、指紋さいしゅしているところにえるさんがおもいっきり明るい声で「ただいまー」と帰ってくる・・・。

そうそう。うっかり警察沙汰になっても困らないよう、部屋は片づけておきませんとねえ。物盗りが荒らしていったと思われちゃいます。荒らしたのは私ですけど。

液体って、たいした量じゃなくても、広がると多そうに見えるんですよね。

♪えるさん

なんだか話が違う方向に行ったような。刑事さんが来る来ないに関わらず掃除してください(笑)。

やーん

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