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朗読の目的 

昨日書きました

    朗読演習

について、続けます。
ご承知だと思いますが、今、朗読がブームです。
カルチャセンターでは朗読講座が人気。
朗読の会が催されると人がよく集まり、雑誌『上方芸能』が「語り文化はなお高揚するか」の特集を組むとよく売れます(笑)。
私も、もうかなり前から朗読と文章表現の授業を持っています。
これまでに朗読では
 夏の夜の夢(シェークスピア)
 雪女(ラフカディオ・ハーン)
 創作朗読劇『葵(afufi)』
などを取り上げてきました。

今回、朗読の講座に参加した学生は15人。福祉コースの学生の目立つのが特徴です。
いったい、彼女たちはどういう気持ちでこの授業に出てきたのでしょう?

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文字色朗読にもさまざまなタイプがあり、目的もさまざまだと思います。
たとえば、

    朗読ボランティア

    アナウンサー、声優志願

    朗読劇の上演

    紙芝居の上演

などが彼女たちの念頭にあるかもしれません。
どれもすばらしいことです。腹式呼吸で健康にもよさそうですし。就職対策、というのもないとはいえないでしょう。
いい声で、人の心を動かす語りがしたい。
そう思ってくれているとしたら嬉しい限りです。
だったら、文楽人形を動かす、義太夫節でなくてもかまわないから、そんな語りを創造すると面白いと思うのです。
1月には成果を発表しようと思います。
彼女たちの意気込みに期待しています。

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コメント

わたしは話し方がへたくそなので(抑揚があまりないので、どこが重要なのかわからないらしいです)、朗読を勉強してみたいです。
自分の語りで人の心を動かせるなんて最高ですよね。

>おかしやさん

ご謙遜だとは思いますが、よしんば話がさほど巧みでなくても、おかしやさんには文章力がありますよね。
時として重厚、一転して軽妙。
実際はしゃれた会話をされるかただと想像しているのですが。

誰にでも

ちょっとだけ自分でない誰かを演じてみたい気持ちというのは、多かれ少なかれある気がします。
朗読って簡単なようで難しいですよね。中学生の国語の時間中に教科書を読んだときに、久和ひとみさんというアナウンサーみたいと先生に言われ、それは感情がこもっていないということなの???と、とまどいました。

話し方も難しいですよね。私は電話でお客様に説明することが多いので、気をつけていますが、それでもそのときの体調や感情が驚くほど反映される気がします。
かなり感情の起伏がはげしいので♪
(わたくしごとです…)

ちょっとそれますが、義太夫節ってすごいですよね!
母音を伸ばすのが、いぃーいぃーいぃーとか?(すみません)最初とても驚きました。知れば知るほど、奥深さを感じます。はっきり言ってまだまだよくわかりません。
でも、聞きたい、これからも聞き続けようと思います。
節回し?の面白さもさることながら、文章に惹かれる部分も多々あります。言い回しも。昔の、キャッチフレーズのようなものだったのでしょうか?今でも使う言い回しもありますよね。「ここで会ったが百年目」とか?
違いましたっけ?
長くなりました…。

>mainaさん

私も半分はしゃべる仕事ですので気を使います。
学生相手、社会人相手、高齢者相手、子供相手。さまざまな対象にむかって話をしますのでそれぞれに工夫が要りますね。
私は大学院時代に高校でアルバイト教師をしていたのですが、その時に古典を読むと生徒から「サイボーグ009の声みたいだ」と意味不明の評価を頂きました。

今度是非「沼津」をお聴きになってください。その冒頭は「いぃーいぃーいぃー」なんてものじゃありません。いつまで伸ばしてるのって言う感じです。

浄瑠璃の名文句はいろいろありますね。今でも使うというと、「寺子屋」の
  せまじきものは宮仕へ
   (文法的には間違っていますが…)
なんて代表的でしょうか。

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