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2012年7,8月公演千秋楽 

暑い中を皆様お疲れ様でした。
本日、ついに文楽の夏休み公演が千秋楽を迎えます。
子供のための新作「鈴の音」、夏休みの定番化してきた「西遊記」、浄瑠璃らしい浄瑠璃「合邦」、夏芝居の「伊勢音頭」、溌剌とした若手による「蝶の道行」、やはり人気の「曽根崎」。
簑助師匠の道行のせつなさ、咲、嶋両師の大熱演など、ベテランの力を初め、皆さんすばらしいご活躍でした。
私は

    嶋師匠の語り

で泣きました。いいかげんなこと言うな! と叱られそうですが、本当なのです。
もうひとつ別の意味で関心を持ったのが

    「鈴の音」

でした。幼稚園児に文楽人形を見せる場合、どうすればよいのか、参考になりました。また後日感想は書きますが、まだまだ発展する演目ではないかと思いました。
大阪公演の本格的劇評は「上方芸能」くらいしかありませんので、秋にはぜひ拝見したいと思っています(10月の終わりに刊行でしょうか)。

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さて、このあとは9月東京、10月巡業となりますが、アルジェリアとか内子とか、ほかにもいろいろありますね。
私はもうどこへも行けそうな気がしませんが、技芸員さんのご無事と公演の成功をお祈りいたします。
そういえばアルジェリアはバカンスの季節で、お客さんは来るのだろうかと技芸員さんは案じていらっしゃいましたが、さてどうでしょうね。

11月は大阪では8年ぶりの

    仮名手本忠臣蔵

です。この作品は原則的に通し上演ですから、概ね原作の姿を理解することができます。あくまで「おおむね」ですが。
なかなか役が出なくてやきもきしましたが、今日は出るでしょうね。
この夏は大入りでしたが、秋はどうでしょうか。必ずしも楽観していないのですが、少なくとも

    例年の秋以上

という程度には入って欲しいものです。

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千秋楽・曽根崎心中・完売

千秋楽の曽根崎心中にベトナム・韓国の留学生と一緒に行ってきました。昼ころまでは 十数枚 残っていたという切符が 開演2時間まえに完売になっていました。めでたいです。

♪田村順三さん

ご無沙汰いたしております。
そうでしたか。私も行っておりました。
補助席も開演一時間前には完売でしたね。

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