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三日続けて 

授業で、平安時代の貴族の結婚の話をしました。
当時は男が婿として女の家に通う形態でしたが、同居もあります。藤原道長は正妻と目される源倫子と同居していました。ただし、その屋敷はもともと倫子のものでしたので、いわば婿に行ってそのまま居ついてしまったようなものですね。もう一人彼には主要な妻がいました。彼女の名は源明子。こちらは通い婚でした。
倫子が6人、明子が6人、見事に多くの子を産んで、道長は栄えたのでした。
結婚の約束ができると、男は必ず

    三日続けて

女のところに通うのがしきたりでした。
男が屋敷に上がると、その沓(くつ)を女の親が抱いて寝るというしきたりもありました。
女の家のしかるべき人が新婚の二人に衾(ふすま)をかける「衾覆い」というしきたりも。
三日間、男が通い続けて結婚が正式に成立すると

    露見(ところあらわし)

がありました。今で言うなら披露宴のようなものですね。
その夜は「三日夜の餅」を食べたりもしました。
学生は「沓を抱く」のしきたりを一番おもしろいといっていました。

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大阪中之島にある国立国際美術館では、現在

    エル・グレコ展

が開催されています。何とも不思議な魅力があって、観ているうちにどんどん胸が熱くなるような感じがしました。
美術への関心などかけらもなかった子供の頃がウソのように絵を観るのがおもしろくなってきました。
大作の「無原罪のお宿り」は、さすがに圧巻でした。「動く絵画」といわれますが、ほんとうに観ていると上へ上へといざなわれるようです。ただ呆然と見上げてしまいました。
「悔悛するマグダラのマリア」も出ていました。このテーマの絵は一昨年、東京の国立西洋美術館で観たティツィアーノの作品が素晴らしいと思ったのですが、エル・グレコもまたすてきで、しばし足をとどめました。「十字架のキリスト」はうなだれておらず、やや上を向いた、いわば法悦を感じさせるような表情。
「受胎告知」は大原美術館のものをまず頭に思い浮かべますが、今回はそれは出ておらず、ティッセン=ボルミネッサ美術館のものが二点など計三点出ていました。「白貂の毛皮をまとう貴婦人」「ある若い騎士の肖像」「羊飼いの礼拝」・・・ほんとうにいい物を見せてもらいました。
たまたま金曜日から私は大阪、福島区に用があったので、そのつど足を運んでしまいました。

    三日続けて(笑)

見せていただいたのです。
観かたを少しずつ変えながら、充実した三日間でした。
十二月の会期末までにまだ数回中之島方面に行きますが、その回数だけ観にいったりして・・・。
係りのお姉さんと親しくなるかも。
お姉さんのところに三日間通ったわけじゃないから、まあ許してください。

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