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池田の猪買い 

先日、大阪の本町界隈を歩いていました。
ふと行き当たったのが丼池筋。

    ああ、つかまった・・・・

こういう地名を見るともうだめなんです。

うちを表へ出るとこれが丼池筋。これを北へどーんと突き当たる。丼池の北浜には橋がない、橋ない川は渡れんな。しばらく西へ行くと淀屋橋。淀屋橋、大江橋、蜆橋と、橋を三つ渡る……。

落語「池田の猪買い」です。どうしてもその通りに歩きたくなってくるのです。
我ながら

    あほやなぁ

と思うのですが、ついつい足は北へ。

すぐに安土町。「曽根崎心中」には「安土町の紺屋へ寄って…」とあります。
しばらく行くと淡路町。ああ、「冥途の飛脚」。
吉野寿司も近くにあります。
まもなく道修町。田辺、武田、塩野義さんなどのホームタウン。
こんなことしてる場合じゃない、帰ろう、と思っていると今橋。少し東には鴻池さんのご本宅跡。
木造の愛珠幼稚園(明治13年創設)に緒方洪庵の適塾(重要文化財)。
とうとう丼池の北浜。どーんと突き当たって「おでこ」を打ちました。
栴檀の木橋のほうへは行かず(こっちへ行くと「米揚げいかき」になります)、淀屋橋へ。もう地下鉄に乗るぞ、と思ってるのに市役所を過ぎて足は大江橋を目指し、やがて今は跡形もない蜆橋界隈。
お初天神は東の方。「紅う」という鮨屋はありませんが、あとは北へ一本道。いつの間にか梅田まで歩いていたのです。

ほんとうに困った性格です。

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コメント

藤十郎さま
お早うございます。
健脚ですね、大坂も色々な名所があるんですね、私もいつも車に乗っていないで、歩いて見たい気もします。太閤さんが作った大坂の名残を探しながら。NHK『芋たこナンキン』をたまに見ます。藤山直美丈はあまり好きではないのですが、何となく、懐かしい時代を垣間見せてくれますね。
ミ(`w´彡)

>rudolf2006さん

奈良、京都、大阪、史跡を探すのに苦労がないというか、ありすぎて苦労すると言うか。
史跡などという大げさなものでなくても、歴史と文化のある町はやはりおもしろいです。
ちなみに、この日の歩数はは約18,000歩でした(笑)。

11月休演

嶋大夫さん、また休演だそうですね…。

歴史のある街

いいですね。歩いていても、どこか心が和みます。名前もいいですね。芝居に直接関係なくても、船大工町とか、瓦屋町とか。かつてそこの地域が何だったのか、分かりますしね。

それに比べて、新しい街は、私どうも落ち着きません。見た目がキレイでも、なにか人工的で、居心地がわるくて・・・。

>やたけたの熊さん

共感してくださってホッとしました。

瓦屋町は落語「帯久」の舞台ですね。
この間松屋町も歩きましたが東横堀界隈はけっこう落語になっていますね。「まんじゅうこわい」にも安堂寺橋が出てきますし。
文楽関係で言うと、本町の曲がりの少し北には天野屋利兵衛の碑もあります。

古い話ですが

大阪の中心は橋が多いですね。北浜、上町台地あたりも歩くと発見があります。
ところで、やたけたの熊さんへのコメントで思い出したことがあります。お里沢一の物語ですが、続きは・・・。

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池田へは

まいど!
「池田の猪買い」オモシロイ話ですよね!
だから、池田まで行ったのかと思った(笑)

>野崎小唄さん

上町台地もいいですねぇ。
昔は海がもっと近かったはずですから、夕陽丘なんていい眺めだったでしょう。
橋の名前もいいですね。
長堀がなくなってもうできない四ツ橋の夕涼みを体験したかったです。

>かしまし娘さん

イ、池田まで・・・。とんでもない。
街中じゃないんですよ、猪撃ちの六太夫さんちは。

続きは・・・?

野崎小唄さん

お里、沢市の物語、続きは・・・。
なんですの? 
気になりますやん。
教育上、ちょっと問題のありそうな話ですか?
聞きたいです、聞きたいです。

やたけたの熊さんへ

こんばんわ。
続きは・・・でうやむやにしてすみません。

「沢一はお里の美貌を見たことない、でも味は知ってる」のくだりで、熊さんのコメントにあるように、われわれみな色欲がありますよね?ってことなのですが、学内裏事情が入っているので、管理人さま宛てにしました。

>やたけたの熊さん&野崎小唄さん

なんだかお二人で和やかに会話なさってますね(笑)。

ステキな名所めぐりではないですか!!
そういうお散歩私大好きですよ。
さすがは藤十郎様。
趣味がいい。

>さとうきびさん

そうですか? そう言ってもらえてホッとしました。
さとうきびさんのお住まいのへんには水戸黄門ゆかりの地とか、あるんでしょうか?

文楽の月が見えてきました

>藤十郎さま
道修町にお店があって,今は開平小学校となっている小学校が母校です。父の実家は谷六近くの内安堂寺町,いわゆる空堀界わい。なんてことない普通のまちです。
隠れ家のような長屋にひっそりと暮らしてみたい願望あります。

>おとみさん

本当の「大坂びと」ですね。
空堀は商店街を歩きました。雰囲気のあるところですね。
私なんぞ、味も素っ気もない町名の田舎町に住み、まさに人工的な町である千里山の果てに勤務しているというありさま。
うらやましうござります。

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