障害者の更新審査(3) 

ここまでざっと1時間半。
どうやらあちらでは「判定」がおこなわれているようです。
しばらくして、「OKです」とにこやかな警官の顔。
「では今から」
「そればっかりやな(多分七度目の飲み込み)」
「昼食です。12時50分にここ(講習室)に戻ってください」
更新はこれから手続きですから、更新センターの午後の受付(1時開始)までは待たねばならないのです。
これは仕方がないのですが、更新センターではなく講習室で待てというのは?
三階の講習室から地下の食堂。しばらく時間を潰して12時50分にまた三階へ。すると警官が来て
「では一階に降りましょう」
「降りるんかい!(八度目)」
親切な警官(ほんとうに親切)が隣接の

    更新センター

まで同行してくれて、一般の更新者より便宜を図って、視力検査は警官自身が別の場でしてくれましたし、書類もさっさと作ってくれました。更新センターではなく、講習室で待て、というのはこういう配慮をしてくれるためだったのです。ありがたいです。
「では、あとは写真と優良運転者講習です。私はこれで」と、彼は去っていきました。彼には「ほんとうにありがとう、ごくろうさま」と言いたいです。
あとは事務の愛想のいいお兄ちゃんが世話を焼いてくれ、講習室まで連れていってくれました。
講習の担当者に事情を説明してくれましたが、その人はどうすればいいのかわからないらしく、一般の更新者に話す形で、私のほうは気にしているようではありましたが、何も工夫はなし。やむを得ないとはいえ、私は想像で理解するばかりでした。ここもまだマニュアルがないのですね。
15分ほどの映像は

    字幕つき

にしてくれましたが。

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かくして、また五年間の免許を取得。
結局、すべてが終わるまで4時間仕事(うち、1時間休憩)でした。しかし、家から明石までは片道1時間半かかりましたので、私が使った時間としては7時間。伊丹で普通の更新なら、往復の時間を含めて全部で1時間半で済みますから、くたびれました・・・。

ともかくも、購入したワイドミラーを付けて安全運転で帰りました(ちなみに、私はワイドミラーでもそうでなくてもあまり変わらないような気がしています)。
ところが、寒風の中をかなり歩きましたので途中で呼吸器の症状が悪化。
帰宅せずに病院に飛び込んで点滴してきました。
何だか、結果的には命がけの(笑)更新でした。

さて、この更新の審査、どう思われますか?

    当事者の意見

はどれくらい反映されているのか、私には疑問でした。
障害物を避けるとか車線変更なんて、私はほんとうに慎重にしています。
周りの車の迷惑も考えずに変更しまくる荒い運転をむしろ何とかしてほしいくらいです。ああいう運転をする人が視力検査だけでさっさと更新していくのは、どこか釈然としません。
「我々健常者の仲間に入れてあげます、あなたたちは非力だからこれくらいは我慢しなければなりません」といわれているように感じます。基本には「あなたの命を守るためです」という意識があるのでしょうから、ひがんではいけないのでしょうか。
「あなたたちはこういうことができません」と思われるのは仕方がないかも知れませんが、実際はだからこそ慎重にしています。もっとも、慎重にしない聴覚障害者にはきちんと指導しなければなりませんが、その方法ももっと考える必要があると思います。
私に課された審査を健常者が受けたら

    100%合格

するでしょうか?
警官が誠実で親切だっただけに、内容については不満でした。

日本の運転条件は海外の多くのものに比べるとかなり厳しいものだと聞きます。それが事故を減らしているという事実もあるのでしょう。
ですからこういう面倒なこともやむを得ないのかも知れません。圧倒的多数の健常者にいちいちこんな面倒なことはできません。だから少数の者がいくらかは我慢しなければならないのでしょう。社会とは概してそういうものです。

ところで、ひとつ不思議だったのは、あの長い審査が無料だったこと。もちろんありがたいですし、あちらにしてみるとお金をとる法的根拠がないのかもしれません。

世の中にはこんなこともあります、という記事を3日続けて書いてみました。

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コメント

お疲れさまでございました。
審査は更新手続の費用に含まれているのではないでしょうか。

♪野崎小町さん

そういうことでしょうね。別途お金をとる根拠はないのでしょうね。

お疲れ様でした

これは肉体的にも精神的にもしんどい更新ですね。本当にお疲れ様でした。

「障がい者が運転するのは危険だ」
法律が変わってもこんな概念がまだまだ世の中には浸透しているんだと思います。
事故を起こしてるのは圧倒的に健常者なんですけどね(-。-;

♪ベー娘さん

普段は「お疲れさま」といわれても、別に疲れちゃいませんよ、ということもあるのですが、この日はほんとうに疲れました。
おそらくベー娘さんは一番理解してくださるだろうなと思いながら書きました。三日間お付き合いくださいましてありがとうございました。
さらにおまけの記事を後日書こうと思います。

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