2013年2月東京公演千秋楽 

文楽東京公演は今日千秋楽を迎えます。
寒い中、皆さんお疲れさまでした。
住大夫休演に加え、源大夫も休演。待ったなしです。

    切場を通して

語れる太夫を早く出してほしいと思います。
今が旬のはずの英さん、津駒さんを使いつつ、三輪さん、文字久さん、千歳さん、呂勢さんなどをどんどん抜擢しないと間に合いません。
また、もうベテランになりつつある津国さん、南都さんらもうまく使ってほしい。
これについてはもう何度も書いてきたことです。
ファンの方の中には「まだまだあかん」とおっしゃる方もいらっしゃるのは承知していますが、それでも時間は無常に流れていくのですから、何とかしなければなりません。

この公演、浄瑠璃としては

    「合邦」

が聴きものだったのかな、と想像しています。
私がナマで聴きたかったと思うのは若大夫の「合邦」。録音で聴いただけでも肝を抜かれましたから、ナマだったらどんなにすさまじかったのだろうと思います。

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今回、人形では勘十郎さんが一役だったのですね。お三輪のバックアップも考えられたかもしれませんが、紋壽さんがつとめられたようです。
ただ、私なら今回紋壽さんにはむしろ

    橘姫

に回ってもらう手もあったと考えます。
簑二郎さんと勘弥さんに交代でお三輪を持ってもらってもよかったのではないか。
「吉田屋」のおきさを簑二郎⇒勘弥にすればできたことだと思います。
二郎さんといえば、このところ元気なおばあさんを演じていらっしゃいますので、合邦女房も見たかったです。

さて、三月の地方公演をはさんで4月はいよいよ大阪。
時代物が「先代萩」で、立役の華がないのがちょっと物足りないのですが、いよいよ和生さんが政岡です。
日増しに暖かくなる季節。
皆さんお元気で、またお目にかかれますように。

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コメント

同感です

 人形は世代交代がスムーズにいってますし、三味線も中堅が頑張っておられるのに対して、太夫は一番難しいですね。でも、住大夫師匠にしても、60代で切語り、人間国宝になっておられます。太夫としての働き盛りの年代、それにふさわしい配役で聞かせていただきたい、そうでなければ、次の世代に受け渡せなくなってしまう、と思います。
 千歳大夫さんが無事復帰されたのは嬉しいですが。

♪まゆみこさん

住大夫師、切の字は50代で許されたのではなかったでしょうか。今の文字久さんの頃ですね。
盛りを越えた頃に名誉職のように切語りになるのはどんなものかと。英さんも津駒さんも名前も若過ぎますし。
中堅の意欲をかきたてるような、若手が夢を持てるような形になればと。

権藤芳一さん

「上方芸能」最新号で権藤芳一さんが、提言されてましたね。

長老の方々は一線を退いて後輩たちを指導してほしい。咲、清治、勘十郎が中心となってほしい。

長老の方々には引退されても経済的な保証をすること。また後輩たちは、先輩に敬意をもって接して芸の伝承をしてほしい、と。





♪やたけたの熊さん

人形遣いさんの場合は脇役に廻るということが可能ですよね。亀松さんなど、80歳くらいのころはほんとうにちょっとだけ顔を出す程度でした。
太夫さんは「切」という制度があるためどうしてもそれがしにくいのでしょうね。でも、越路師匠のように引退されてダメ出しや自宅での稽古などに励むのもひとつの道だと思いますが。引退というのは難しいのでしょうね。

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