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畏れ 

「おそれる」という言葉を漢字変換すると「怖」「恐」「惧」「慴」「畏」などの文字が出てきます。
夜道がこわい、という時は「恐」「怖」あたりがピッタリでしょうか。
要するに危険を感じる意味で、「おそれる」というとまず思い出すのがこの二つの文字でしょう。
「惧」を「おそれる」と読むことはあまりありませんが、あえて使うなら懸念する意味でしょう。まさに「危惧する」ことです。将来こんなことになったらどうしよう、という気持ちです。
「慴」はさらに見かけませんが、「恐慴」という熟語があります。
そして「畏」になると、

    自分の卑小さ

を知って相手を立派なもの感じる時に使います。「畏友」など、私もよく使う言葉です。自然を畏れるという表現もあります。
最近ですと、ロシアの方に落ちてきた

    隕石

など、我々の思いもよらぬもので、手向かいのしようがありません。地震、台風などもそうでしょう。
私も自分の卑小さについては痛いほど思い知っており、「畏れる」ものはあまたあります。

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落語に「饅頭こわい」がありますが、あの「こわい」はどれでしょう。やはり危険を感じるのでしょうか。ちょっと違うような気もします。むしろ「畏」に近いのかも。饅頭の前に出たら、自分など無力で、ただひれ伏すのみ、という感じ。
あの話では「蛇がこわい」「蜘蛛が」「蟻が」などと話が続きますが、これらの小動物をこわがるところからは危険を感じるのとはちょっと違う、足がすくむような思いが感じ取れます。
この話は中国から来たもので、我々も高校の漢文で習いましたよね。そういえば、タイトルは

    畏饅頭

でした。
ところで、私は最近、風呂がこわいのです。先日の

    のぼせ事件

が尾を引いて、なかなか入ることができません。トラウマというのでしょうか。
実は、うちの風呂は親の趣味でやたら広く、はっきり言って寒いのです。リフォームするならまず風呂を狭くしたいのですが、予算が・・・。
風呂が今、私には鬼門です。

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コメント

トラウマ

わたしはいたって“ビビリ”です。なかでも恐怖体験からトラウマになったのは・・・

①小学5年生のとき、柿の木から落っこちて骨折 ⇒ 高所恐怖症

②1級とか2級とかの腕前だったカミサンにスキーに連れて行かれました。生まれて初めてスキーを付けたわたしを上級者コースのてっぺんに一人残して、カミサンはすべり降りてしまった ⇒ スキー恐怖症(キライという方が適切かも)

♪やたけたの熊さん

多分奥様は、これでダメな男ならそれまでのご縁、とテストされたのだと思います。何とか合格されたようでよかったです(笑)。
木から落ちる、というのはサルでもあること。でも私は経験がないのです。そもそも木に登る勇気がなかったのかも。

トラウマ 2

合格など、まさか!

滑り降りることなど不可能ですから、真横にすこし滑ってはひっくり返って5メートルほど身体ごとズルズルとずり落ちる。また真横に・・・を繰り返してなんとか命拾いしました。
「こらっ! オレを殺す気か!」。わたしの罵声が、札幌のゲレンデに響きわたったことは言うまでもありません(笑)

それにしても、広い風呂場を狭くリフォームしたいなんて、なんと贅沢な悩み!

♪やたけたの熊さん

いやいや、絶対に風呂場は適度に狭いほうがいいです。今の風呂は洗面所を併設できるくらい広いのです。
道で1000万円入りのバッグを拾ったら、正直に「500万円入りのバッグが落ちていました」と届けて、落とした人に「残念ながら半分は取られたのでしょうね」と同情しつつお礼の50万円を辞退して、その500万円で風呂場、洗面所、洗濯機置き場などをごっそりリフォームして、空いたスペースに私の隠れ部屋を作りたいです。

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