今度は六条御息所 

源氏物語の研究者は多く、私などまったくその仲間には入れてもらえない素人同然です。
しかしかねてからこの物語が好きで、大学生になってまずやってみたかったのはこの作品の通読でした。
1年生だったか2年生になってからだったかは忘れたのですが、とにかく

    夏休み

を使って読んでみようと思い、たどたどしくはありましたが読破しました。最初は30ページくらい読むのが精一杯だったのですが、途中から勢いが増して、最後は「もっと読みたいけれど明日に回そう」とコントロールするほどでした。それくらい面白かったわけです。
普通、大学生の夏休みと言うとバイトか旅行ですが、私は「源氏」でした(笑)。
教師になってからも何度もこの作品を取り上げてきましたが、昨年は

    柏木と女三宮

の密通を中心にざっくりと光源氏中年以降のお話をしました。
そこで新年度はその前の部分、若き日の光源氏を中心に話そうと思っています。

にほんブログ村 演劇ブログへ
 ↑応援よろしく!

kgaeonrjuiをフォローしましょう

特に、今回話題にしたいのは

    六条御息所

です。
六条住まい、いや、六畳一間に住んでるんじゃないですよ(わかってるって)、京都の六条に家を持っていた彼女を軸にしてみたいのです。
今の京都は四条あたりがにぎやかですから六条といってもそんなに南とは思えません。しかし平安時代は一条から二条の間が大内裏があった地域で三条くらいまでが都会。それより南になるとちょっと外れた地域です。そんなところに住んでいるのはなぜなんだろう、というあたりから考えてみようと思います。
彼女は大臣の娘で元皇太子夫人。世が世なら皇后になっていた人です。ところが皇太子の娘を産んだきりで、肝心の皇太子は亡くなってしまいます。
こうなると一気に彼女は日蔭の身になってしまいます。
そして今では光源氏が時々通ってくる関係です。
光源氏はこの人の美しさ、品のよさ、何事も完璧にこなす力には感服しているものの、プライドが高くて

    気のおける

ところがあるのにはいささか閉口しているのです。
さて、この人の人生はどのようなものなのか。
それを学生と一緒に追っていこうと思っているのです。
現在、教材作成中です。

スポンサーサイト

コメント

私はもっぱら・・

現代語訳のお世話になっています。古語では、辞書と首っ引きになるので・・。
最近は、現代作家の脚色本も読みました。林真理子さんが、六条御息所の視点から、内館牧子さんは、現代の若者がタイムスリップして、弘徽殿の女御にお仕えする陰陽師の視点から、描いたものが面白かったです。

♪りゅうみんさん

りゅうみんさんもお好きなのですね。
もちろん私も古語辞典は欠かせません。
ただ、音読をするものですから、原文でなければどうしようもなく。
現代作家も源氏物語ファンは多いですね。
漫画でもあれこれ。そのあたりは学生のほうが詳しいです。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://tohjurou.blog55.fc2.com/tb.php/2674-08e87c4f