学校廻り 

先日、高校生の次女が「今日、文楽だった」といってパンフレットのようなものを差し出してきました。
「○○女子学院音楽鑑賞会」という催しで、どうやら時々プロを招いて「音楽」を教養の一環として鑑賞しているようです。
そのひとつとして恒例になっているらしいのがこの

    文楽鑑賞会

だそうです。
今年は豊竹咲甫大夫、鶴澤清志郎、鶴澤清公、吉田簑紫郎、吉田玉翔、吉田簑次、桐竹勘次郎といった出演者だったそうで、文楽のお話、三業の解説、体験、そして

    櫓のお七

という、判で押したような(笑)プログラムでした。もちろん彼らのことですから、その判で押したようなプログラムの中に個性を入れて楽しく話してくれたことと思います。
次女は何度も文楽劇場に連れて行っており、人形もいろいろ持たせてもらっていますが、あまり深い関心はなさそうです(笑)。
彼女が今回、一番印象に残ったのは、若いお父さんのような咲甫君たちのかっこよさではなく、お七の櫓のぼりの不思議でもなく・・・。

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照明さんだったそうです。
きらきら銀色に光る雪がとてもきれいで、彼女は銀紙のようなものを撒いているのだろうと思っていたそうです。すると四角や三角に切られた

    白い紙

だったので、「照明さんの力ってすごい」と感心したそうです。中学時代から彼女も演劇部で出演の傍ら照明をしたりしていますので、余計にそう思ったのでしょう。
関心の持ち方としてはそれはそれでよいのではないかと思いました。

それにしても、文楽の皆さんは地方公演の合間にもこうして地道に

    学校廻り

や公的、私的機関での催しなどなどに奔走していらっしゃいます。
伝統芸能でござい、補助金でのうのうと暮らしているのでござい、と誤解されている人たちに見ていただきたいような姿です。
以前スタッフ側で関与した時に、彼らが事前にふたことみこと打ち合わせをしただけでさっと本番に入っていったことに驚いたことがあります。さすがに普段から鍛えた技ですからああいうことができるのですね。
そういう裏話も解説に加えるとおもしろいと思うのですが、なかなか自分たちでは言いにくいでしょうね。
私はもうダメですが、文楽協会はこういうときに技芸員さんのみでなく、解説担当者を派遣することも考えてみたらどうかとも思います。登録制にしておいて、ある程度その人の持ちネタのようなものを軸にして、しかもその場の技芸員さんの魅力をうまく引き出せるような。
照明さんや大道具さん、小道具さん、床山さんらバックステージの魅力を伝えるのもおもしろいかもしれませんね。

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