元気なお三方 

文楽4月公演は、あまり元気がなかったものですから、しっかり拝見した、という自信がありません。
楽屋に行ったのは千秋楽だけ。
第一部と第二部の間には、

    大道具のバラシ

を見学し、「関西舞台」の皆さんの手際のよさを眺めていました。
夜の部の幕間には、ご一緒する方がありましたので、楽屋の一番奥、たった今「河庄」を語られて着替えていらっしゃる最中のお師匠はんをお訪ねしました。タイミングとしては申し訳なく、失礼だったかもしれないのですが、もうこの時間しかなかったものですから、深くお詫びして短時間会っていただきました。
師匠は汗が吹き出して止まりません。血管もしっかり浮いて、とくとくと身体中にご健康な血が廻っていることが感じられました。またとない

    健康法

でしょうね、浄瑠璃を語るのは。
お顔もすばらしく、つやつやとして、お疲れなのにいろいろご教示賜りました。

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帰りに、日本橋から難波に出て、私は御堂筋線で梅田へ。
さすがにくたびれたものですから、空いた席に座りました。ほぼ同時に、隣の席に大きな荷物のマスクの方が座られました。するとその方が、私の肩をぽんとたたかれたのです。
ふと横を見ると人形遣いさんでした。
「どうしたんですか、方向が違うじゃないですか」。私は不思議に思って尋ねました。
ん? 治兵衛のように、京へ上ると言って、実は網島へいくのでは? とばかなことを考えていると

    「今から東京です」

と、事も無げにおっしゃるのです。ええ! 今、千秋楽の舞台がはねたばかりなのに!
お元気というか、すさまじいというか。
そしてその人形遣いさんは、「今日出ました」と夏の配役表を見せてくださいました。ふんふん、なるほど。ああ、そうですね、と拝見して、目が止まったのは『夏祭』の「三婦内」。なんと、住大夫師匠でした。
あの夏の盛りは無理されずに休まれたら、と思っていましたので、まさかの切場でした。お元気です。
こうして私は思いがけず

    三人のお元気な

技芸員さんに向き合いました。

私よりよほどお元気です。が、ふと思ったのは、やはりいささか無理をされすぎではないか。某三味線師匠がおっしゃる、「私ら、マグロみたいなもんで、止まったらあきまへんねん」ということかも知れませんが、それでも気にもなるのでした。
せめて、技芸以外のことでは心労を重ねないでいただきたい、と心から思いました。つまらんことしか言わない市長や知事なんかほっとけばいいと思います
皆様、夏もぜひご活躍くださいませ。

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コメント

早業

技芸員のかたがた、終演後の着替えが早いですね!
終演後、わたしが劇場のロッカーから荷物を出したりして5分ほどたって1階ロビーに降りると、さっきまで舞台におられた人形遣いさんがブレザー姿でおられます。地下鉄に乗ると、さっきまで床で弾いていた三味線さんがおられます。この早業にはいつも驚きます。

公演、稽古、公演、稽古の繰り返しで、ゆっくりできる時間はほとんどないでしょうね。仕事以外でいかに遊ぶかに執念を燃やしているわたしなど、技芸員などとてもとても。

♪やたけたの熊さん

公演、稽古、もうひとつは移動でしょうか。とびまわっていらっしゃいますね。旅は憧れますが、やはり大変そうです。
楽屋口でストップウオッチを持って出待ちして、どなが何分で降りて来られるか計ってみたいです(笑)。

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