若者との会話 

学生の言うことを聞いていて気がつくことはあれこれありますが、最近

    憲法

とは何かについて、学生はあまりよく分かっていないことに気がつきました。
実は女性天皇の話をしていたのですが、現在の皇室典範ではその第一条に皇位は男系男子が継承することがうたわれているので、この条文を変えなければ皇室の存続に黄色信号がともっているというようなことを言ったのです。もちろん、他にも考え方はありますが、一応そういうことを話していたわけです。
学生はあまり皇室を否定しません。あってもよい、存続して欲しいという考えの者が多いのです。ところが、なぜ女性ではいけないのかということに強い疑問を呈します。祭祀の問題などを話してもやはりそこは工夫して女性天皇を認めてもよいではないかと主張する者が多いのです。
なかなか頼もしいです。
ところが、最近立て続けに、そのことを話題にした後で、「だからこそ、すぐに

    憲法を変えるべき

だ」という意見に出会いました。

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憲法と皇室典範はもちろん別のものですが、そこの区別がついていませんでした。
どうも法律=憲法と思っているきらいがあります。
そして驚いたことに「だから憲法改定の国会議員3分の2以上の発議条件を緩和すべきだ」というところまで考えている者がありました。
根本を勘違いして、憲法改定の話をしていることになるので、

    それは違います

と私なりに説明しておきました。
それはそれで済んだのですが、これは果たして学生だけのことなのでしょうか。あまりにも無知といわれたらそうかもしれませんが、案外そういう人は少なくないと思うのです。
そういう状況の中で、国民の半数が考えていることを発議するのは国会議員として当然という理屈から発議条件緩和を訴えられると、案外勘違いしたままそれに賛成する人も多いかもしれない、と思います。
若者にはわかりやすく、さまざまな場で会話をしながら世の中の常識を伝えていかねばなりません。
常識に欠ける私が言っても説得力はありません。むしろ常識人でいらっしゃる皆さんに、若者ともっと会話をしてほしいと考える次第なのです。

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コメント

法律と憲法

恥ずかしながらわたしも、長年「法律と憲法」とをごっちゃに考えてました。

井上ひさしさんが、ちがいを明確に示してくださいました。

法律・・・国民をしばるもの
憲法・・・国家をしばるもの

目からウロコでした!

♪やたけたの熊さん

縛られて苦しいから自らの手でゆるめようとしていますね。
「憲法を国民の手に取りかえす」という総理大臣の言葉は「国民の手から」の間違いですね。

憲法

総理大臣って憲法の番人の長ではなかったですか?
(72条の2)

コンビニで買う「憲法」

小学館の「日本国憲法」が、ちかくコンビニに並ぶそうです。500円。

買ってこようっと。 憲法を語るまえに、まずは全文読まないといけませんね!

♪花かばさん

総理大臣というのは憲法に謙虚であってほしい、と思います。その上でどうしても改めねばならない条文があればきちんと提示していただければと思います。
あんなもの、アメリカの押し付けだ、というのはいかがなものか、と。

♪やたけたの熊さん

以前の版はベストセラーになりましたね。

学生時代、教養科目で「憲法」があり、教職に必要で採ったような気がするのですが、まともな授業ではなかった(笑)ので何も印象に残っていません。私がサボっていたのかも知れませんが、もっと勉強すべきだったと若干後悔しています。

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