飽きられた授業 

源氏物語の授業を担当できることは私にとっては幸いなことです。
かつてはそういうことばかりしていたわけですが、何しろ私自身がまだ若くて思うように話をすることができない時期でした。ある程度時間が経ったことで、源氏物語の面白さもいくらか分かってきたように思いますし、以前に比べると(あくまで「比べると」です)深い話をすることもできるようになってきたつもりだったのです。
違うのは相手がかつてのように国文科の学生ではなく

    理系の学生

であることくらいです(現在は食物栄養学科の学生)。
とにかくいろいろな資料を使って(特に絵画資料)源氏物語を面白くお話ししようと思ってスタートしました。
が、その意気込みとは裏腹に学生は次第に面白いという顔をしなくなってきました。最初の頃は面白い意見や感想を言ってくれたのですが、最近はそういうのが減りました。
専門の授業なら

    資格を取る

ということが彼女たちの頭にありますから、やはり必死になるだろうと思います。一方、こちらは資格どころか、目に見えて勉強の効果のようなものは見えませんから、おろそかになるのだろうかと思います。

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それでも面白い授業なら学生は食いついてくるはず。そう思ってなんとか工夫しようと思うのですが、これと言って妙案はありません。
学生に本文を読ませたり、議論をしたりできればよいのですが、そこは私の限界を超えてしまっています。その限界の範囲内で何とかするほかはないのですが、こういうことを思い悩んでいても、

  悩んだまま終わりそうな(笑)

予感がします。
紫式部さんには申し訳ない限りです。せっかく彼女がこれだけのものを書いてくれたのに。
国文科時代には他の先生の授業を見学することはできませんでしたし、自分の学生時代を振り返るともっと専門的な内容が中心でしたから一緒にはできません。
世の女子大教養科目の担当者の皆さんはどんな工夫をされているのだろうかと思います。
前期の授業もほぼ終わり。後期はまた源氏物語があります。
今度は看護学科の学生が多くなるだろうと思うのですが、彼女たちの反応はどうでしょうか。

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コメント

すれ違い

本当に・心から、「今学びたい!知りたい!」と思うことを、純粋に興味の赴くままに学べたら、教える方も教わる方も、楽しく有意義に時間を共有していけるのでしょうが、日本の学校制度では、なかなかそうはいきませんものね…(>_<)
代わりに私が受講したいですf^_^;

♪桂舞雀さん

15回の授業があるのですが、ワンパターンていくのはやはりダメかな、と思うこともあります。
何より情けないのは、私語に対応することができないことで、やはり時には注意しておかねばならないと思います。
文学が好きでたまらない、という学生ばかりではありませんし。

私語

多少の興味の有無・程度の差はあるにしても、大学生が授業中に私語とは、なんとも情けない限りですね(-.-;)義務教育でもなく、高額を払って、自らの意志で通っているはずだというのに…。おまけに、もうじき社会人になるのかと思うと…日本の行く末も彼らの行く末も思いやられます(>_<)

反応

こんにちは! 日本の学生は、授業に対して反応をしようとしませんので、おもしろく思っているか、つまらないと思っているか、内容を理解していないかは、教壇に立っている側からはわかりにくいですよね。でも学生が興味を持って話を聞いているという時間を、一回の授業のうち、一回でも作れればいいと思っています。

4月のうちはよくても、GWを過ぎるとバイトを本格的に始める学生が多くなり、7月になると、それに加えて試験に追われるようになり、試験をしない授業の集中力は格段に減っていくように思います。また最近は授業中でもLINEでチャットをする学生が必ずいますので、口に出す私語は防げても、携帯での私語は防げないと思ってあきらめています。

♪桂舞雀さん

私の担当はほぼ1年生ですので、「高校生上がり」のようなところがあって、まだまだ子供っぽいです。
私語は、ある程度はこちらも覚悟の上なのですが、うまく注意できればまだ何とでもなると思うのですが、なかなかそれができずに困っています。以前はけっこう怒鳴りもしたのですけどね(笑)。

♪紅娘さん

LINEでチャットですか。それもあるのですね。私はあまり気がつかないのですが、うまくやってるのかな。
反応してはいけない、反応するのは恥ずかしいという感覚があるのかもしれませんが、それだけにこちらもうまく反応させるような工夫をとは思っています。
いつこの仕事が終わるのかわかりませんが、最後の最後まで悩み続け、試行錯誤を続けることになりそうです。

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