加古川
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山陽自動車道を走ると、当然ながらさまざな川を渡ります。私は摂津の住人ですが、播磨だな、と感じる川は加古川です。
文楽ファンはどうしてもこの名前を見ると
加古川本蔵
を思い出してしまいますね。
この川は兵庫県加古川市などを流れる川です。
JR加古川線がほぼ平行して走っているのですが、いつしか篠山川になって東の方に延びていきます。あの丹波篠山です。さらに遡ると、私の見間違いでなければ、支流は大阪府の能勢町あたりまで行くようです。
加古川市は西播磨の姫路市に対して東播磨の中心(人口は姫路は及ばない)、
鶴林寺
という有名なお寺もあります。
鶴林寺は聖徳太子が開いたと伝えられ、播磨の法隆寺とまで言われます。太子堂は平安時代の創建、室町時代の本堂とともに国宝になっています。
と、えらそうに言いながら、ここには行ったことがないのです。
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私がこの町に初めて足を踏み入れたのは、加古川東高校(あのあたりではなかなかの名門高校)に行くためでした。
ここで兵庫県の高校教諭の
採用試験
があったのです。
多分、修士課程から博士課程に行く年で、博士課程の入試に落ちたら高校教諭になるつもりでした。私の大学は修士から博士に行くときもシビアな試験があったのです。
教員採用試験は、教育科目(教育原理とか、法規とか)はさっぱりダメ(笑)。専門科目は逆に間違った場所を思いつかないくらいで、満点に近かったと思います。
面接は別の日だったのかな? 私は面接は割合に得意な上、グループ面接で、周りは大学4年生ばかりですから、
貫禄勝ち(笑)
でした。総合点でも何とか合格。博士課程の合格発表のあと、速やかに辞退の連絡はしたのですが、なぜか播磨地方の高校から、「うちへ来ませんか」という声もかけていただきました。
あのまま博士課程の入試に落ちていたら、今ごろ私は家の一軒も建てていたと思います(笑)。塞翁が馬ですかねぇ。
加古川を渡るたびに、ついあの採用試験を思い出してしまいます。
それにしても、加古川東高校まで行ったのに、もう少し足を伸ばして鶴林寺に行けばよかった、と後悔しています。
私がしばしば行く西の町までの道を川を眺めながらたどってみます。
今夏は長男がかなり運転してくれましたので、私は風景をゆっくり眺めることができました。
- [2013/08/28 00:00]
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コメント
加古川東高校
新幹線で夕方新大阪を出まして、神戸市内のトンネルを抜けた頃、海側に眼をやると、製鉄所の溶鉱炉が幻想的に映し出されます。それを新幹線で眺めるのが好き、で。
あれは明石、と思っていたら、加古川市の神戸製鋼の製鉄所、と当地の出身の大学病院でお世話になって居たドクターからそう教わりました。
このドクター、加古川東高校出身、との事でした。余談、加古川東高校、と言えば京都のD大学出身のお笑いタレント(あ、相方が私の大学の母校出身だ、orz、)もそうでした。名うての進学校、の模様、で。御縁が有るものですね。
因みに「習い事」の同学さんも加古川出身(バッジを見るとT工務店の関連会社のようです。)でした。
♪しろくまさん
大学の同期生に加古川日傘出身がいましてさほど優秀ではなかった(笑)ので、こんなもんか、と思っていたのですが、やはりそこそこの学校なのですね。
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