美術の話 

何度も申しますが、美術のセンスはないのです。
ところが、絵を観たり、絵画関係の本を読むのは大好き。専門家のように、自分でなにかを調べたり発見したりする訳ではありませんから、あくまで愛好家の域を出ません。
そういう人間が偉そうに美術、それも、主に西洋美術の話をする資格があるか、甚だ疑問です。と言いながら、時々「偉そうに」しゃべってしまいます。学問として修めたわけではなく、あくまで

    耳学問

なので自信はないのです。そんな、自信のないことを学生に話すなんて、といわれたら、一言もありません。しかも授業は日本文化。
話の流れの中でついしゃべってしまいます。ところが、学生は面白い、というのです。
すると、図にのって私はまたしゃべる、そういう悪循環(?)に陥っています。
教養科目ということもあるのでしょう、あまり専門的な話より、

    ちょっと面白い話

というくらいがちょうどよいのかもしれません。それが私の美術についてのレベルとなんとなく合うのだろうと思います。

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・・・なんていうことを言いますと、まじめな同業者の中には

    けしからん

とおっしゃる方もあるのです。「大学の授業をなんだと思っているのか」「専門外の話などするな」と。
申し訳ありませんが今後もやめるつもりはありません(笑)。

今回学生が一番関心を持ったと思われるものは、アトリビュートの話でした。ある人物を描く場合、付属物のように描くものですね。取り上げたのは聖母マリアとマグダラのマリア。聖母マリアの場合は青いマントや白いユリの花です。「受胎告知」ですともちろん大天使ガブリエルがいて、ハトが描かれたり光が差し込んだりすることも多いので、そんあことも。マグダラのマリアといえば香油壺、そして髑髏。あの髑髏については、以前マグダラのマリアの絵を見て、「なぜこの人は髑髏なんか持ってるんだろう」と疑問に思ったという学生がいました。その謎が解けてすっきりしました、と言っていました。
また、「絵に興味はなかったけれど、

    美術館に行ってみたい

です」という声もちらほら。そう思ってくれただけでもうれしいです。
仏画や仏像でも、アトリビュートはありますよ、と言ったら驚いていました。
また来年も美術の話をするために絵を観たり本を読んだりしようと思っています。

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