新聞広告 

先日、文楽初春公演の新聞広告が掲載されていました。
いつも同じく、代表的な人形の写真。日程、演目、チケット詳細、チケット購入方法などがきちんと掲載されていました。
で、これは誰に読んでもらおうという広告なのでしょうか。
ある程度文楽を知っている方なら、ああ、今度はこんな演目か、公演期間はいつまでだったかな、初日はいつだろう・・などがわかっていただけるものだと思いますが、

    文楽って何なの?

という層には訴えるものがあまり多くなさそうに思います。
タイトルだけ見て「これはおもしろそうだ」という方ももちろんいらっしゃるでしょうが、「タイトルを見てもわからん」という方にこそ広告を打ってみたらどうでしょうか。
話が飛びますが、劇場のHPに出ている

    文楽かんげき日誌

もいいと思うのです。でも要するにこれは過去の演目ですよね。むしろ次回公演の演目についての著名人などの声を電話やHPから聴くことができるというサービスにはできないものなのでしょうか。もちろん、活字でも構いませんが。著名人でなくたっていいのです。たとえばイケメン太夫の演目案内とか(笑)。

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新聞広告に戻りますと、網羅的で演目にも大小がない。たとえば、初春公演の第一部なら

    源平布引滝

がメインでしょう。これはどういう内容なのか、ひとことでもいいから書けないものか。第二部なら「壇浦兜軍記」。何も知らない人が見たら壇ノ浦の合戦なのかな、と思うかもしれません。琴、胡弓、三味線の陶酔せんばかりの演奏が聴けます、という情報がほしいと思います。
初めてならどちらに行けばいいのか、どんな楽しみ方があるのか。単にチケットを取るだけの電話でなく、

    初心者のかた、ご相談承ります

というサービスはできないものか。そんなことが広告に書かれていたら電話してみようかという人もあるかもしれません。
この初春公演は演目や配役になんとなく物足りなさを感じる観劇慣れした方も多いようです。ならばそれを逆手に取って、初心者を引っ張りこもうという公演になったらどうなんだろう、と思います。夜の部の入りが不安なら、後半も平日夜限定で手ぬぐいまきを実施しますとか。
文楽の広報はターゲットを考えて、作戦を練ってもらった方がいいのではないか、ついそんなことを感じてしまいます。

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コメント

本当に仰る通りだと思います。
とても嫌な騒動があって以来、見たことのない方に訴求する方法は何だろうと一ファンながらずっと考えています。
歌舞伎などのように「若さ=時分の花」というアイドル的売り方をしにくい芸能ですし、他ジャンルでの活躍を呼び水にすることもできません。
操られる人形が圧倒的な存在感を出す瞬間や、義太夫音楽の迫力など、初見でも心奪われる方はきっとたくさん潜んでいると思うのですが。
広告の段階で文楽の特徴や演目の目玉をわかりやすく伝えるというのは、とても素敵なアイデアですね。
スペースにも限りがありますので、HPを充実させて広告からそこに誘導するというのも若い世代にはいいかもしれません。
双六の件もありますので、いつの間にか先生のアイデア通りの広告が新聞に載ってたりして...

♪ペロリさん

新聞広告の内容はおざなりの、網羅的なもの(失礼御免)でなくてもよいのではないか。そんなことを思っています。
初春ならではの華やぎをもっとアピールすればよいのに、とも感じます。
若者はあまり新聞を読まない、と言いますが、興味がないならHPも覗きません。また、HPに誘導する意味でも新聞広告は目一杯文字情報を詰め込まなくてもよいのではないか。
劇場のみなさん、私一人の思いつきではなく、ペロリさんも賛同してくださいました。どうぞアイデアをパクってください(笑)。

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