気になる言葉 

いつだったか、ネットで「○○さんと△△さんは敬遠の中だ」という文に出合いました。
おそらく

    犬猿の仲

のことだろうと思います。そのお二人の名前(政治家さんでした)を並べてみると、なるほど仲が悪そうだ(笑)という感じでしたので、たぶん間違いないと思います。
もっとも、敬遠しているといえないこともないので、意味はなんとなく通じてしまうというものでした。
この間は学生が「この授業を永遠と聞いて・・・」と書いていました。これは「延々と」でしょうね。いくらなんでも「永遠」には授業しません。
「雰囲気」を「ふいんき」と発音する人が増えていることは何度か書きましたが、やはりこういうところでも耳で聞いてなんとなく覚えているものは間違いやすいものだと感じました。
西洋ではどちらかというと「犬と猫が仲が悪い」というのでしょうか。
こんな文を見つけました。

  They agree like cats and dogs.

仲がいいといっておきながら、実際は反語的に仲が悪いことを言っているようですが、その例に挙げられている動物は犬と猫ですね。日本風にいうなら「あいつらは犬と猿みたいに話が合うな」という皮肉でしょう。
最近ネット上で犬と猫が仲良く寝っころがっているような写真をしばしば見かけますので、本当はどうなのでしょうね。やはり個体によるのでしょうか。あるいは生まれたときから一緒に育てたりするとそうなるのでしょうか。

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それはともかく、最近の学生さん(いや、最近とは限らないかもしれませんが)はよくこういう間違いをします。
私は仮にも大学で一部の学生からは日本語の専門家だと思われています(違うといっても分かってくれません)ので、自分でもなんとなくそんな気がしてきて(笑)、こういう誤用が気になることが多いのです。
とはいうものの、大学ではわずか10回あまりの授業でしか彼女たちに話をすることができません。
私の授業は、彼女たちの疑問(話し方、敬語の用法、手紙の書き方など)に

    徹底的に答える

形をとっているのですが、とてもとてもおいつきません。彼女たちの多くはバイトをしていますので、バイト先で言葉遣いについて抱いた疑問は数知れずあるのです。それにできる限り答えていくわけです。
看護師になる学生もそうですが、やはり会社勤めをしようとしている(いわゆるOL志望)学生の場合、特に重要だろうと思います。そこで、こういう

    気になる日本語

について日常的にツイッターあたりでつぶやいていくのはどうか、それを学生にフォローしてもらって勉強というほどではないにしても、読み流しながらなんとなく身につけてもらうのはどうか、などと思い始めています。無料、ボランティアの仕事ですけどね。

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