来年の「文学」 

私は「文学」という大げさな名前の授業を持っています。と言っても概論ではなく講読です。
いちおう、

    源氏物語

などを取り上げなさい、と指示されています。それでこの2年は源氏物語から

★柏木と女三の宮
★六条御息所

をテーマにお話ししてきました。
来年は

★浮舟

と思っていたのです。ただ、今はちょっと迷っています。多くは理系の学生とあって、原文は

    手も足も出ない

という人が少なくなく、朗読してもあまり反応がよくありません。
だからといってあらすじだけの授業はしたくないので、学校の指示を無視してみようかな、と悩み始めています。以前は新年度のシラバス提出が早かったのでこの時期にはもう決めていたのですが、最近は2月か3月だと思うのです。
で、もうちょっと考えてみたいのです。

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アイデアとしては、

    竹取物語

なのです。これなら文章も比較的分かりやすく、あらすじは何となく知っている。しかし、絵本ではなく古典文学として通読した人は滅多にいないはずです。
私はここ2年は一般の方々に竹取のお話をして来ました。それでかなりやみつきになってしまったのです。かぐや姫と翁の別れのあたりはこれまでになく感動すらしてしまいました。
やはり一般の方々にお話をすると跳ね返ってくるものが大きくてありがたいです。
そこで、この熱さを保っているうちに学生用に予習しなおして話してみたいとも思うようになっています。
源氏物語と比べるとやはり小品ではありますが、魅力はまた別。
童話の

    『かぐや姫』

ではなく、王朝の風俗や思想も考えながら読めば学生もおもしろいのではなかろうか、と思い込んでいます。
15回の授業で全部を原文では読まなくても、じゅうぶん全体は味わえます。何でも、映画にもなっているとか。
もうしばらく考えてみます。

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