百太夫神社祭(その3) 

ご祝儀ものが終わると続々と人形が出てきました。梨割首、『鳴門』のお弓、おつる、十郎兵衛、『尼崎』の光秀、操、十次郎、初菊、『五条橋』の弁慶、牛若丸。これを次から次へと持ち替えて、人形遣いさんがご自身で語りながら一人遣いされます。十郎兵衛は今回は人形立てに立ててあっただけでした。

阿波箱廻し14
おつると申します。後方の梨割首の顔が開いたままに(笑)

阿波箱廻し16


阿波箱廻し17
現れ出たのは光秀です

続いて『五条橋』。颯爽たる牛若丸に挑む弁慶が降参するところ、おなじみですね。

阿波箱廻し19
牛若丸

阿波箱廻し22
降参した弁慶と牛若丸

今度こそ終わりかなと思っていたら、現れ出でたる清姫! 日高川の渡し場です。

阿波箱廻し27

阿波箱廻し28
いよいよ嫉妬に燃えます

阿波箱廻し29
すべて一人で遣われます

阿波箱廻し32
最後はダブル・ガブ

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というわけで、1時間半以上の催しが終わりました。
途中でお客さんには甘酒もふるまわれて身体も暖かくなります。西宮神社の皆さん、人形遣いの皆さん、おつかれさまでした。
私はやたけたの熊さんといくらかお話させていただいて、神社に参拝、さらに西宮神社は両参りといわれますので本殿のほかに、荒えびすさん(沖恵美酒神社)にも参りました。
そして一人で国道43号線を渡って灘五郷の一、西宮郷を久しぶりに訪ねました。
町名で言うと、浜町、鞍掛町、久保町、用海町、石在町、東町などです。
白鹿(辰馬本家酒造)、白鷹(辰馬家の分家)、日本盛、喜一(木谷酒造)、寶娘(大澤本家酒造。堺から移転)などの銘柄があります。
そして各社の

    宮水井

もあって、なかなか風情があります。
宮水は西宮の水ということで、櫻正宗の六代目山邑太左衛門が発見したといわれます。太左衛門はなぜ西宮の酒が魚崎のものよりよいのかを考えて水が原因だと思いつき、西宮の水を用いて魚崎で酒を造るとやはりうまかったといいます。そこで彼が宮水を発見したということになっています。実際は西宮では「発見」以前から使われていたわけですが。
宮水は鉄分を含まず、酒造に適した塩分と硬度があり、リンやカリウムを多量に含有しているのだそうです。
以下の写真は各社の宮水井です。西宮郷以外のものもたくさんあります。

西宮市桜正宗宮水
櫻正宗(魚崎郷)

西宮市菊正宗宮水
菊正宗(御影郷)

西宮市沢の鶴宮水
沢の鶴(西郷)

西宮市宮水共同井戸場
泉正宗など御影郷の共同井戸場

西宮市白鹿宮水
白鹿(西宮郷)

西宮市日本盛宮水2
日本盛(西宮郷)

私がしばしばいただく白鷹もこの西宮郷にあります。西宮の名家辰馬一族のうちの北辰馬家が創業したもので、伊勢神宮のご料酒としても知られます。白鷹にはそのことを示す碑も建てられています。

西宮市白鷹碑

話が百太夫から離れたようではありますが、酒と人形とえびす神は切っても切れない縁にあります。私は三つとも好きです。西宮はやはり伝統のある町だと思います。

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