最近の天王寺界隈(1)
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文楽夏休み公演中のある日、劇場から帰る際、天王寺方面に寄り道をすることにしました。
生玉神社を経て先代の玉男師匠、勘十郎師匠のお墓に参り、竹田出雲の墓にも寄って四天王寺に向かいました。
朝の部のあと、用があって道頓堀に立ち寄りました。そこで雷鳴があったようで地下に逃げ込んで昼食、そしてもし雨が降っていなかったら四天王寺へ、降っていたらそのまま帰ろうと考えました。
地上にあがると強い日差しでした。
一気に歩こうとしたら熱中症になりかねませんので、いきなり劇場に戻って休憩(笑)。そして意を決して生玉へ。
久しぶりに行きました。珍しい写真でもありませんが、挙げておきます。
↑浄るり神社
↑八雲の碑
↑西鶴像
↑米沢彦八の碑
すぐ近くの銀山寺は先代玉男師匠の墓所でもありますが、お千代半兵衛の墓もあります。
↑お千代半兵衛の墓(銀山寺)
このあと先代勘十郎師匠の墓にも行きました。玉男師匠のお墓ともども、最近の方ですので、写真は遠慮しておきます。
そしてすぐ近くに竹田出雲一族の墓もあります。
↑竹田出雲一族の墓(青蓮寺)
このあたりまで歩いたところでかなり疲れました。水分補給をしてしばし休憩。そしていよいよ四天王寺に向かいました。
↑応援よろしく!
この記事がアップされる17日はすでにお盆も過ぎていますが、四天王寺のお盆というと
万灯供養
があります。先祖の供養のために夕刻から約1万本のろうそくに火が灯され、般若心経を読みながら僧侶が練り歩き、お参りの人たちもそのあとについて一緒に歩きます。行ったことがないのですが、どんな雰囲気なのでしょうか。
今回私が行った日は七月末でしたから、まだまだ灯籠が予告編のように風に揺られているばかりでした。
四天王寺には著名な人のお墓もたくさんあります。元三大師堂のほうの墓所にはちょっと見回しただけでも五世竹本住太夫、三世竹本南部太夫、四世竹本雛太夫、初世豊竹古靱太夫、七世竹本源太夫、初世鶴澤清六、五世豊澤広助、初世鶴澤藤蔵らの墓があります。このうち源太夫というのは先に亡くなった九世の祖父にあたるかたです。
そして布袋堂のそばの墓地には竹本義太夫ほか文楽関係の人々の供養塔などがあります。
先年、整備されたところです。
↑竹本義太夫ほかの供養塔など
↑説明板
- [2015/08/17 00:00]
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