サイン
- 日々牛歩
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子供のころ、野球選手が学校にやってきて少年野球教室のようなことをしてくれたことを覚えています。
そういう場で私は阪神の
村山実 さん
などに会ったことがあります。
私は子供のころから阪神ファンでもなんでもなかったのですが、やはりプロ野球の第一線の選手ですから、よく覚えています。村山さん以外にどなたがおいでになったのかは覚えていません。やはり村山さんは特別な方だったのでしょうね。
サインをしてもらったのか、というと、実は覚えていないのです。そういうものにあまり興味がない小さいころでしたので(たぶん、小学校の低学年)、もらったとしてもそのうちにどこかにやってしまったのでしょう。
あの当時はテレビで野球中継といっても、あまり阪神の試合などなかったように思います。でも、私は何度か
甲子園球場
には行っていたのです。父親がどこからもらってくるのか、招待券を持って帰ってきて、親戚のお兄ちゃん(従兄)に連れて行ってもらったことを覚えています。それがなんとネット裏! 今ならとてもいけませんが、子供のころに贅沢をしたものです。親戚のお兄ちゃんも喜んでいました。その時も先発が村山さんで、ばったばったと相手チーム(巨人でした)をなぎ倒していたのですが、いかんせん、打線が沈黙して、たぶん負けたのだと思います。私は別にどっちでもよかったのですがお兄ちゃんは残念そうでした。
↑応援よろしく!
サインというと、やはり学校に来られたのでしょう、王貞治さんや金田正一さんのものを持っていたことは覚えています。しかしこれもあまり執着はなく、もう今は行方不明です。
その後、
有名人
にサインをもらうということはあったかというと、たぶんほとんどないと思うのです。だいたい有名人と会うことがありませんし、会ってもサインをもらうという願望がありませんので。
私自身はサインなどすることはまずありません。ただ、本を贈った時にサインを書いてくれと言われたのと、能勢の拙作浄瑠璃が初演されたときに地元の人に頼まれたことがあるくらいです。だいいち私のサインなど三文の値打ちもありません。
一月のだしまきの夕べの時に、人形遣いの吉田勘彌さんにサインをもらっていた方がいらっしゃいました。
その様子を見て、私はちょっと感じるものがあったのです。
以前、東京で勘彌さんと何かを食べに行ったときに、たまたま隣に座っていた人も文楽帰りだったらしく、こちらをちらちら見ていたのです。そしてその人たちが帰るときに、勘彌さんに向かって思い切って話しかけてこられました。そしで、おずおずと文楽のチラシ(笑)を出されて「これにサインしてもらえませんか」とおっしゃったのです。勘彌さんはまだ若かったですから、あまりサインの経験がなかったのでしょう、かなり戸惑っていました。そして楷書で(!)お名前を書いていらっしゃったのです。
ところが先日のだしまきの夕べでは実にさりげなくサラサラっと書いていらっしゃって、いかにもサイン慣れしているという感じでした。
そうか、勘彌さんって
スターなんだ!
と再認識。
そういえば私は勘彌さんとは長いお付き合いですが、いわゆる「サイン」をいただいたことはありません。
今度だしまきの夕べの時はどなたがおいでになるにせよ、一度色紙を持って行って、参加者全員のサインをもらおうかな、なんて思ったりしています。
その時はみなさん嫌がらずに、よろしく。
- [2014/02/22 00:00]
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