レジ袋 

子供のころ、まだ近くの駅前には「市場」がありました。小さなスペースに八百屋、本屋、文房具屋、菓子屋、洋服屋(ブティックなんてもんじゃありません)、豆腐屋、肉屋等々、さまざまな店がひしめいていました。
買い物に行く人は買い物かごを持って次々に店を回って行くことになります。
ところが近所にスーパーマーケットなるものができました。
ここはすごいのです。なにしろ、かごを持っていかなくても、買ったものを

    紙袋

に入れてくれるのですから。ただ、紙なので時々破れ、水けのものはしみ出したりしました。それでも、そのスーパーの名前入りの紙袋を持っていると何となくしゃれた感じがしたものです。
市場はそのうちにどんどん姿を消し、次々にスーパーが誕生しました。
私が一人暮らしをしていた頃、つまり一番スーパーに通ったころはダイエー(西宮)とヒロデン、スパーク(いずれも広島)というスーパーにもっぱらお世話になりました。
紙袋がしだいに

    レジ袋

と呼ばれるものになり、最初は有毒なので燃やしてはいけない、ということでしたが、次第に燃やしても大丈夫なものになって、使用後はごみ袋にしていました。
ただ、自治体もごみの回収費用は大変ですから、指定の袋を買わせてその袋のみ回収するという形をとるところもありました(広島がそうでした)。

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この頃は「レジ袋はいりません」と意思表示すると2円引きとか、あるいは逆にレジ袋を有料化するとか、とにかく袋をやたら使わないようにしようという方向になっています。
私もスーパーに行くときは、思いついたら家にある袋を持っていくようにしています。
先日、仕事場に行くのに、インスタントコーヒーなどを買おうと思って仕事場最寄の駅のそばのスーパーに行ったのです。ここはたしか、レジ袋がいらないときは「レジ袋不要」という札のようなものをかごに入れるはず。ところがこの日は仕事用のカバンだけしかなかったので、レジ袋はやはり欲しいところでした。
それで何も考えずにレジに行ったら、係のおばさんが何やらいうのです。こういうときはたいてい、

    袋、いりますか?

なので、私は何も考えずに「ハイ」と言ってしまいました。するとおばさんはお金を受け取って頭を下げて次の人にかかりました。私も何も気が付かず袋に詰めようと思ったら、袋がありませんでした。あれはきっと「袋、いりませんか?」だったのでしょうね(笑)。
今更もらいに行くのもかっこわるいので、コーヒーの瓶とかその他いくつか買ったものを仕事用のカバンに詰め込んで、パンパンになったカバンを持って私はスーパーをあとにしたのでした。
東京の知事さんが

    5000万円

をかばんに詰め切れなかったとか言いますが、私に任せてくれたらきっとパンパンでも詰めてあげたのに。
それにしても、こういうちょっとしたことでいい加減な反応をしてしまうことがあって、それで失敗するのもたびたびです。やはり問うは当座の恥、問わぬはマツタケ屋の恥、てなことを申しますな。

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