へんな授業 

だいたい私はまともな授業をしていません。
「これでも大学の授業ですか?」と文部科学省の偉い方が見学にいらして感想を述べられたとしましても、特にお返しする言葉はございません。
私がの学生時代の先生はきちんとされていました。
教養の授業で思い出すのは国語学の大先生で、丁寧に源氏物語の講読をなさいました。あまりにまじめになさるので(私は面白かったのですが)理系の学生なんかまるで聴いていませんでした。
あるとき、私語をしていた学生のところにその大先生はつかつかと歩み寄り「君たちに話すことはないから出て行ってくれたまえ」と冷ややかにおっしゃり、さすがに彼らも平身低頭してあやまっていました。
ただ私はこういう先生のように

    学問的なこと

を淡々と話すということはどうも耐えられないのです。
そんなわけで、へんな授業をつづけているのです。ひとつは以前にも書きました

    日本語表現

という授業。大体こういう授業は、「文章表現の基礎」とか「日本語表現法」などというタイトルのテキストを使って勧めることが多いのですが、私はテキストなし、次の授業がどうなるかも決まっていない、といういいかげんさです。今は「シラバス」というものをきちんと作ることになっていて、1回目から15回目までその時間に何をするかをきちんと文書にして公開することになっています。これは絶対に作らねばならないものなのです。しかし私は「そんなことをいわれても何をするかは決まっていないんだから作れるわけがない」という状況なのです。しかたがないので、シラバスは適当に書いています。とにかく役所というのは、一律に、同じように、横並びにという考え方ですから、こんなことになるのでしょう。もっとも、学生の中には私のシラバスを見てこの授業を採ったという人がいましたので、さて彼女はシラバスのどこをいいと思ってくれたのやら。

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もうひとつ、日本の文化と歴史という授業では最終回に文楽人形を持っていきました。
いつもならちょっと動かして見せるだけなのですが、今年はさらにエスカレートして、文楽人形を持ちながらパワーポイントの画面を指示棒で指してお話しするというやり方をしてみました。つまり、見た目では

    人形が授業している

わけです。
学生は人形につられて画面をよく見ていました。これからもずっと人形でやってみようかな(笑)。それじゃケペル先生ですね。え? ケペル先生をご存じないですか?
「ケペル先生、こんにちは」
「「やあ、こんにちは。元気かね。 何でも考え、かんでも知って、何でもかんでも、やってみよう」
というNHKの

    「ものしり博士」

ですが。
古すぎましたか?
こういうへんな授業をしていると気になるのは誰か廊下を通って中をのぞかないかな、ということです。
中にいるとさほどでもなくても、外から私が人形を持って授業をしている姿は奇妙だろうな、と思うからです。これで黒衣を着て頭巾をかぶったらもっと変ですね。
よし、後期はそのスタイルでやってみよう!(笑)

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