おのぼりさんパートⅡ(二)〜二条から七条へ 

妙伝寺を出て二条通をさらに東に行くと岡崎です。左手には平安神宮、右には府立図書館や国立近代美術館、市立美術館がある、一大文化ゾーンです。
私の次の目的は分散しますので後日書くとして、先にもう一つの目的(いちおうこれを二つ目の目的ということにします)の話をします。
先日、伴大納言絵巻に出てくる右兵衛舎人という兵衛府の下級職員が七条にある自宅から大内裏にある右兵衛府まで通っているということを書きました。上流階級ではないので七条の長屋に住んでいるのです。彼は右兵衛府から応天門を経て大内裏南の

    朱雀門

を出て二条通を東に行き、堀川のあたりで「応天門が燃えている」という人々の騒ぎを知ります。あるいは堀川を南へ行って七条まで帰るのかもしれません。仮に堀川七条辺りに住まいがあったとすると、今の西本願寺の南にある興正寺の南のあたりです。かなり歩くだろうなと思います。おそらく全部で4kmくらいだと思います。大変だな、毎日、と思っていたのですが、ふと思いつくと私は二条にいて、次の目的地は七条なのです。バスか、三条から京阪で行こうと思っていたのですが、なんだか「自分で歩いてどれくらい大変か

    確認してみろ」

と言われているような気がして、体調が許せば歩いてみようと思ったのです。私は内裏から藤原道長の邸までの道を体験したこともありますし、自分の足で確かめないと気が済まないところがあります。

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二条から七条といっても、右兵衛舎人はとはまるで場所が違いますし、彼は二条堀川ではなく右兵衛府がスタート地点ですから、さらに長い距離を歩きます。
そこは大目に見ていただくとして(笑)、とりあえず二条通りから平安神宮の鳥居をくぐって(実際はその横を通って)、ひたすら南へ歩きました。川端の方には出ないで、神宮道をひたすら。途中には青蓮院や知恩院があります。青蓮院からはシャトルバスが将軍塚の青龍殿まで出ていて、そこであの

    青不動

を見ることができます。青不動は火炎描写のすさまじさが有名で、「伴大納言絵巻」「平治物語絵巻」の火災の描写と並んで日本美術の三大火炎とまでいわれる名作です。観たい、行きたい、と思ったのですが、ぐっとこらえて南へ。知恩院もまたぐっとこらえて円山公園。
高台寺の方へ出て此のあたりで少し西へ。

ねねの道
↑高台寺近く ねねの道

途中、一度行ったことのある創作料理のお店も通過して、東大路へ。

あうんぼ
↑このあたりは料理屋さんもいろいろ

あとは一路南へ南へ。結局目的地の東山七条、

    京都国立博物館

に着いたのは二条を出て約4500歩(歩数計を着けていました)。ということはやはり3kmくらいですね。疲れたか、と言われると特にそんな感じはしませんでした.しかし彼はこの距離を常に歩いて通勤していたのです.雨の日も、しんどい日もあったでしょうから、やはり大変だと実感できました。
最後の目的地が京博ということは、私のもう一つの目的はもうお分かりだろうと思います。

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