またまた人形の修理 

研究室で同居している文楽人形とは、かれこれ10年あまりの付き合いです。
その間にどうしても傷みが出て、それを見る私の胸もまた痛み、時々修理しています。
特に、娘人形の傷みはかわいそうなくらいで、酷使してるからなあ、と申し訳ない気持ちと感謝の念でいっぱいです。
私などが余計なことをしないほうが彼女のためかな、とは思うのですが、最低限のことだけはしてあげたくて、先日また

    糸と針

を持ちました。
右手の袖口がどうしても汚れたり傷んだりしますので、そこを元の形に戻してやろうというのが今回の目的です。
人形を遣いやすくするために糸で簡単にとめていた部分があるのですが、そのために着物に若干無理な力がかかり、それが10年あまりですから、どうしてもほつれてきます。
そこでそのとめていた部分を外して、その付近のほつれを直します。端切れがあれば少し添えたいのですが、悩みます。また船場のセンタービルを歩いてみようかな。
今回は、それは諦めてほんとうに

    最小限

の補修にします。

人形補修2
↑袖口の糸がほつれています

人形補修
↑不器用ですが、こうやって・・

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いっそ着物を新調したいのです。しかし、先立つものがありません。
私が大金持ちなら、ポケットマネーをひょいと出して、京都の

    宇野商店

あたりにお願いして新調するのですが、なにしろ自分の服さえ買えないのですから、人形までは、とても…。
ちょっとしたパソコンが買えるくらいの値段だと思います。私の仕事場は、パソコンは買っても人形の着物は買ってくれないでしょう。
人形の手も汚れてきました。これは胡粉ですから、日本画用品の店にいけば手に入ります。しかし私の素人技で塗るのは…。
左手の差し金も紐が弱っています。これも替え時かな?
ツメ人形は比較的気が楽なのですが、娘人形は

    高価

なものですから、かなり気を遣います。
そんなわけで、いくらかの補修をして、新年度に備えます。

人形補修3
↑袖の裏地です。緑っぽい細い布が見えますが、あそこに人形遣いの右手の小指を引っ掛けて着物が人形の手からずれないようにしています。あの布、実はあれは勘十郎さんの手ぬぐいのお古なのです。すみません・・・。

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