家庭科 

私の小学校時代は、まだ「男子厨房に入るべからず」という風潮があったように思います。
針仕事なども

    女の仕事

という考え方があったと思います。
私自身、針仕事も料理もいまだにダメですが、やはり小学校時代の「そんなもの、男のすることじゃない」という考え方が災いしているなと思うこともあります。もっとも、同世代の人でも好きな人は好きなわけで、プロになった人もいればそこまではいかなくても今でも毎晩の料理作りを楽しんでいる人もいます。
早い話が私の場合は才能がなくて不器用なことのいいわけとして「女の仕事」と考えていたのだろうと思います。
それでも小学生の頃には

    家庭科

という科目はありました。
専門の教師がいて(この人が、うるさいおばちゃんでした・・笑)、週に一回くらい運針とか雑巾作りとか、そういうことをさせられた記憶があります。そのときはもういやでいやでしかたがありませんでした。そういう態度が表に出ていたのか、あるいは単に出来が悪かっただけなのかは分かりませんが、このおばちゃんに眼の敵にされていたような気がします。
ですから中学生になって男子は「技術」(ちりとり作りやブックエンド作りなどをしました)、女子は「家庭」と分かれたときはホッとしました。もっとも、私は「技術」も苦手だったという、筋金入りの不器用さでしたが。

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先日も書きましたように、そんな私が最近時々針仕事をしますし、料理もけっこうしています。皿洗い、洗濯、なんでもいたします。
針仕事については、おもに文楽人形の補修ですが、自分の服のボタン付けなどはもちろん自分でします。
文楽人形の補修については、人形遣いさんが実際になさっているのを拝見して、できるだけそのまねをするようにしているのですが、素人は素人。やはりきれいにはできません。ただ、人形を遣いやすくする、見栄えをよくするというのが目的ですから、あまり細かいところは気にしなくてもいいと思っているのです。ですから、縫うというよりは要所を

    留めていく

感じです。
私の部屋には針箱(文楽の小道具ですが、実際に使えます)がありますし、その中には糸も針も常備しています。

針箱

針箱なのに三味線の糸が入っているのは独特(笑)ですね。
こういうことを自分でしようと思うのはなんだかんだといっても、やはり小学校時代におばちゃん先生に叱られながらも、ときどき指を針で突いて涙目になりながらも、

    最低の成績

をとりながらも、勉強したおかげだと思っています。こわかったおばちゃん、ありがとうございました。
今になると、中学時代も「技術」よりは「家庭」のクラスに入って料理と裁縫を習いたかったな、とまで思います。
男子よ、厨房に入るべし。針仕事をすべし。

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コメント

家庭科

もしも中学生に戻れたら・・・わたしも技術よりも家庭科を学びたいです。

大学生のときパジャマのボタン付けに1時間要したことから裁縫に対してトラウマがありましたが、それも徐々に薄れてきたみたいで、いまでは30分でボタン付けができます! スピード2倍に進化してます(笑)

調理も楽しいですね!

♪やたけたの熊さん

平日の昼間にスーパーに行くとちょっとお兄さんくらいの世代のおそらくリタイアされた男性がけっこういらっしゃいます。その方々にまぎれてニンジンや大根を品定めしているわが姿は5年前には考えられないことでした。
人間は変わるものです(笑)。
ちりとりもブックエンドもあれ以来作っていませんが、料理はしますから、やはり中学は家庭科がよかったです(笑)。

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