雑用 

詳しいことはいえませんが、今年でこの仕事をしてからほぼ一貫して関わってきた雑用を終えました。
新年度はよほどいい待遇でもしてくれないかぎりは頼まれても断りますし、いい待遇など期待すべくもありません(笑)から、99%終わりだと思います。
学生の頃、何かで読んだのだったか、ある語学の大学教員が、「なぜ大学教員になったか」という質問に対して「休みが多くて自分の趣味のために自由にあちこちに行けるから」と答えていたのを覚えています。世界に

    蝶を捕りにいく

とか言っていたかもしれません。教養の語学教員で、アー・ベー・ツェーだったかアー・ベー・セーだったか忘れましたが、そういうのを教えるだけで、休み中はすることがないとか。
こういう話を聞くと、語学の先生はいいな、と思います。英語と、ドイツ語かフランス語か、そのへんはおそらくぺらぺらでしょうから、あちこちいっても言葉は通じるでしょうし、中年の独身の先生だったと思いますので、お金には困らないでしょうしね。
また、大学で語学を教えつつ、

    予備校

で英語を教えて大いにもうけていた人も数々知っています。あの当時は予備校の講師は待遇が良かったのです。授業はもちろん、模擬試験を作ったり採点をしたり、これもいいお金になったのです。大学教員が予備校で、というのは入試の漏洩にも関わりそうですから考えものだと思うのですが、実際はそういう人も多かったのです。名前を変えていた人もいました。そういう先生はたいてい「大学生は出来も悪いし、単位目的だから、予備校生の方が真剣でおもしろい」ともおっしゃっていたように思います。

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ところが、いざ自分がその仕事に就くと、一体どこにそんな時間があるのだろうと思うくらいです。
なかでも大変なのは入学試験関係です。単に私の出来が悪いだけかもしれませんが、これをひとつ作ろうと思ったら大変な時間がかかってしまいます。十冊も二十冊も本を読んではその中から適当な文章を探し、問題を作っては検討とやり直しを繰り返し、出来上がったら厳密に校正を繰り返し、試験の日まで

    緊張

が続きます。
私の場合は「国語」ですが、専門の古典はいつしか入試問題から消えていきました(古典を入れると受験生が減って受験料が儲からないようです)。でもお役御免にはならないのです。それどころか、国文科がなくなって問題作成者がどんどんいなくなる、高齢の先生は病気だとかなんとかいって逃げる(逃げても許される不思議!)という状況で、負担は増えるばかりでした。
それでもなんとか我慢してやってきたのですが、もうこちらから

    「逃げる」

つもりです。私だってもう「許され」る年齢でしょう。
新年度からは入試に限らず雑用を減らして仕事は授業に専念し、あとは小金稼ぎと自分のやりたいことをしようと思います。あのアー・ベー・セーの先生のように、蝶を求めて世界を飛び回るというわけにはいかないのですが、書きたいことを精一杯書いて行こうと思っています。

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