小学校の国語教科書(1) 

今年度から、「くらうべき授業」として児童国語という科目を担当しています。
真剣に小学校教諭を目指す学生がいますので、適当にごまかすわけにはまいりません。
昨年のこの科目を担当した人がどのようにしていたのか、シラバスを見てもよくわからないので、完全に我流です。
まずは小学校学習指導要領の「国語」を徹底的に読みました。決しておもしろいものではありませんができるだけ噛み砕いて話しているつもりなのですが、学生の中には

    めんどくさい

という顔をする者もありました。やはり小学校の指導に関しては素人ですから、まだうまくいっていないようです。
文部科学省の資料だけではあまり意味がありませんので、このあとは実際の教科書を参考にしながら話していきます。長年入試問題に関わってきた経験もありますし、高校の現代文、古文、漢文については何とかわかるのですが、小中学校の国語についてはほんとうに疎くなっています。ああらためて教科書を見ると、

    なかなか難しい

ので驚いてしまいます。
大半は現代文ですが、中には古文も出てきますし、短歌や俳句もあります。
中学では当然のような気がしますが、小学校でもかなり習うのですね。
そうだったかな、と我が小学生時代を思い起こしています。

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4年生の俳句を見ると
 折々は腰たたきつつ摘む茶かな(一茶)
 故郷やどちらを見ても山笑ふ(子規)
 万緑の中や吾子の歯はえ初むる(草田男)
などがありました。一茶や子規は、言葉自体はあまり難しくなく、しかも明るくユーモアすら感じさせるものです。草田男の句も生命力を感じさせて明るいですね。
同じ4年生の短歌としては
 夏の風山より来たり
   三百の牧の若馬耳吹かれけり(晶子)
 ふるさとのやまに向かひて
   言ふことなし
    ふるさとの山はありがたきかな(啄木)
 「寒いね」と話しかければ
  「寒いね」と答える人のいるあたたかさ(万智)
などがあります。啄木の「三歩あゆまず」もありますので、すべてではありませんが、やはり明るいものが目立つようです。
ふるさとや大自然を素材にしたものが目立つのも俳句同様です。
これらを小学生たちがどのように受け止めるのか、現場に行って確かめたいくらいです。
私はやはり小学校中高学年の時に習った短歌や俳句にとても興味を持った覚えがあります。
これが高学年になると、古文もしっかり出てくるのですね。

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