能勢へ(4)〜浄るりシアターにて(続) 

浄るりシアターはずいぶん変わっていました。なんといっても、若い人に訴えるためにアニメキャラクターを作っていました。

  お浄  るりりん

という二人の女の子です。
そして能勢の浄瑠璃を紹介する映像も制作されていて、これは劇場ロビーの一画で常時流されていました。
舞台でおこなわれる解説も人形の遣い方とか、太夫の道具の紹介とかそういうものではなく、アニメ映像を交えつつ、演目解説があって、このあとどういう話が繰り広げられるか、初めての人でも分かるようになっていました。私は以前から文楽鑑賞教室の解説も工夫すべきだと思っていたのですが、能勢に先を越されたのではないかと感じました。
実は私、
この日チケット代を払っていないのです。招待してもらいまして、パンフレットまでいただきました。
会場は満席でしたので隅っこの空いている席でも、と思っていたのです。ところが中央のいい席になっていて、なんだか緊張して座っていました。開演直前になるとすぐお隣に見慣れた方が・・・。あ、あ、あの・・あなたさまはもしや

    吉田簑助 師匠

ではいらっしゃりませぬか。卒倒しそうになりながら「し、師匠、おはようございます」とかろうじてご挨拶致しました。いい席にもほどがあるでしょ。

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それでもまだひとつ席が空いています。ほんとうに開演間際になってむこうからとっとっとっ、と走ってくる方は、帽子の似合う

    鶴澤清介 師匠

でした。私の心臓を壊す気ですか。
おかげで私はどこか舞台に集中できないような気がしておりました。
途中で簑助師匠のご紹介があって、師匠が立ち上がられます。お客さんは一斉にこちらを向かれます。私は関係ないのですが、何となく照れくさくてしかたがありませんでした。
馴染みの人形遣いさんにはお会いできず、やはり馴染みの太夫さんは出演もされていませんでしたので、この日は終演と同時に帰宅することにしました。
するとわざわざ遠路おいで下さった昔なじみの方とばったり。
無理にお誘いしてもう一度

  名月峠 と 野間の大けやき

に行ってきました。お付き合いくださって感謝しております。
こうして私の能勢への遠足は終わったのでした。

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コメント

VIP席

舞台指導の先生と、浄瑠璃作家の先生ですからVIP席は当然です。

先月の鑑賞教室でも蓑助師匠のお姿をお見かけしました。蓑助師匠は、ほんとうに人形がお好きで、さらに後進の指導にとても熱心でいらっしゃいます。あたまの下がる思いがします。

♪やたけたの熊さん

そんなのんきなことを言わないで下さい。簑助師匠が近づいてこられたときは、ほんとうに冷や汗をかいたのですから(笑)。
やはりあの師匠はオーラというか、何か常人とは違ったものをお持ちなので、近づいてこられると圧倒されるような気がしてしまいます。

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