私も血走る 

授業は冷静にしなければなりません。
私は研究室を出るときや教室に入る直前などに顔を叩いたりふーっと深呼吸したりすることがあります。
この仕事場はとかくいやなことが多いのですが、そんなことは学生さんには関係ありませんから、機嫌よく話をしなければならず、心の切り替えのためにもそんなことをするのです。
エレベーターに乗って一人になったときにもそんなことをする場合があります。ただ、エレベーターって、

    監視カメラ

のようなものがあるのですよね。もしそうであれば、たぶん監視する側はおもしろいだろうなと思います。
学生の中にはまじめに話を聴いてくれないものもいて、それはまあ私のつまらない話ですから仕方がないとしても、他の学生の迷惑になることがあります。そういうときには機嫌よくしようとしてもやはり不快感を表に出してしまうことがあるように思います。
ついつい「出て行ってもらってもかまいませんよ」と

    憎まれ口

のひとつも叩いてしまうのです。
ただ、こういうことを言うのは(多分私に限らないはずです)苦手で、言ってしまった後の苦いものを飲み下した直後のような気分はいやなものです。

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このあいだ、文化の授業で文楽などの伝統芸能は守らねばならないという話をしました。
浮き沈みがあるので、その沈んだときにこそ守らねばならないし、浮いたときにもまた沈まないようにしなければ、せっかく長いあいだ続いて洗練されてきた芸能が消えてしまうことにもなりかねません。
これは大変な損失です。
という話になるとまた

    文楽の補助金

のこともいわねばならず、あまりいい気分ではありません。学生の中には、大阪市長さんの熱烈なファンもいますし、市長さんはもうお辞めになるとかおっしゃっているようですので、個人攻撃のようなことにはせず、一般論として政治の立場にある者が文化をどのように守るべきかを話すようにしています。
ただ、こういう話になるとどうも熱が入ってしまい、それでなくても声の大きな私がいっそう声を張り上げてしまいかねません。
多分顔の表情も厳しくなっていて、目は

    血走っている

のではないかと思うのです。
学生さんは試験で血走り、私は文楽で血走り、教室は大変な状況になっている沙っこなのであります。

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